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横尾山と飯盛山を繋ぐのは  緑の笹とススキ道

(写真はポップアップウインドウで拡大できます)

2009年9月5日 (土) 晴れ 

去年の9月末の横尾山  ことしの7月は飯盛山 この二つのお花畑を、
きょうは繋いでみることに ♪♪

願ったりの上天気に   ウキウキしながら韮崎駅に降り立たちました。 
タクシーの運転手さん曰く 「八ヶ岳があんなによく見えるのは久しぶり♪」

標高1470m・信州峠の空気はひんやりと心地よいもの。
信州側から山に入ります。カラ松林の笹原に延びる山道は穏やかです。
ブナが現れる頃、ヤヤ傾斜がきつくなりますが、ダケカンバを透かして覗く青空は、
すぐ肩に出られるシルシと、休まず登り切ってしまいました。

P9050009s
肩から南方向 
  富士山の右に薄く見えるのは雨ヶ岳~毛無山? 甲府盆地は雲海の下
  手前は太刀岡山~曲岳 と 茅ヶ岳

お約束のお花畑のススキはまだ初々しく金茶の穂がキラキラしています
アザミの仲間が全盛期、あちらこちらにピンクや白のポンポンが揺れていました

Azami
ノアザミ                           タムラソウ
オケラ                            ヒメヒゴタイ

マツムシソウ、ヤマラッキョウなどは咲きだしたばかり、
これからもっと楽しくなりそうな草原です

Akiku
ノコンギク                             ヒヨドリソウ
シラヤマギク                           ヒメトラノオ

ハクサンフウロ、タチフウロ、カワラナデシコ,・・高原らしい華やかさです。

Img_0838s 草原の丘を越え樹林帯に入ると、いかにも甲信国境らしく?恩賜林標が賑やかです、 
なかには左のような、
岩に直接、赤いが彫られをペイント、
というのもいくつか。

Img_0850s 樹林に間にはひらけた草地が現れ、
トリカブトが 高らかに歌うように花を咲かせていました。

三角点のある横尾山は地味な山です
周りの木々がほんのり色づいて見えるけれど 気のせい?
いえ、いえ、こんなに暑い陽ざしなのに、空気は確かに秋の匂いがしています。

山頂から西は ぐ~んと藪っぽくなります、
でも道はチャント延びているので、辿っていけばよいのです。

Img_0864ss_3 Img_0862s

草むらに非常に美しい(タカネ)カワラナデシコ をみつけました 

「やっぱりなでしこはいいねぇ」と大和撫子に思いを馳せるだれかさん

P9050040s 繁茂するススキを掻き分けていたら、前方に岩が現ました、
地図に名前の出ている『豆腐岩』です
(左写真)
なるほど、豆腐とはよくぞ名付けたもの、とは思うけど、けどね、山の中で 『豆腐』という言葉を思いつくのが スゴイことだわぁ!!

岩を回り込むように西に進むと、ススキのハラッパになり、右手にこんもり見えるのが「木賊ノ頭」。
暇なので寄ってみたけれど、無名の石標以外、なにもありませんでした(展望も)


ランチは前方のトンガリの槍にしようと意見一致したところで、しばし休憩。
来た尾根や行く尾根がよく見えます。 飯盛山が初めて見えます

P9050041s
来た道 (横尾山)                    行く道 (飯盛山)

この先は、笹の広がる素晴らしい雰囲気でした。
巣箱なども取り付けられているし、作業する人がそこそこはいっているのでしょう。

木賊ノ大ダルは 大きな撓みです。 
ハンゴンソウやサラシナショウマが揺らめく日だまりは、なかなかワイルド感ありました。

Img_0902s 撓みからの尾根の続きは
また濃い緑の笹々々、
あまりに笹の密生で
道は隠れてしまってるけど、

濃い緑は
生き生きと美しく、
射しこむ光は清々しいのです

そんな中、跳ねるように
歩いていきます。、

やがて前方に迫り上がる頂が「槍」です 

ランチをいただいてるわたしたちの頭の上を トンボたちが乱舞しています。
ホントにたくさんのトンボたち

槍からススキ原を急降下します。どこが道かわからなくなってしまうけど、
歩きやすそうなところを ザザッ~~と下ります。 

Img_0917s ← 三ツ沢の大タルも、ススキの原。
正面が最後のピーク三沢ノ頭です

タルから再び笹の中を歩くようになります。
カラマツ林を埋め尽くす ずっとずっと笹なのです。

ここが三沢の頭、と 思ったけれど
三角点の確認はうっかり、忘れてました。

というのも、、、、

Img_0925s 歩いているときは、
腰を下ろすこともできないし、足元が見えないのでノンキでいられないし、

「この笹、早く終わりにならないかなぁ」とばかり考えていたのです。

けれど、
果てしなく続くと思わせたあの笹の道こそ、
横手山と飯盛山を繋ぐに相応しい雰囲気だったと 今なら思えるのです

Img_0927s その笹が途切れると、一気に展望が開け、牧柵と草原が目の前に広がりました。

「やっほ~」と喜んだは甘く、
道は牧柵の右、つまりは樹林の中に続いており、

ルンルンな草原歩きはいましばらく、おあづけなのでした。

とはいえ、お花がチラホラ現れ始め、楽しませてくれるのです

Ahuuro_3
アサマフウロ                          シモツケソウ
サラシナショウマ                        ヤマトリカブト

そんなお花を愛でつつ 気がつけば飯盛山に到着です。

Img_0944s7月はノハナショウブを前景に写した飯盛山を、
きょうはマツムシソウと一緒にパチり

           7月23日

200907

下山は野辺山高原巻き道を経て、平沢峠(獅子岩)にむかうことに

たった35分でおりてしまい、野辺山駅では思わぬ余裕を手に入れました (^^)
ビールを飲んだり、ソフトクリームを食べたり、優雅なときを過ごすことができ、
それもまた楽しいできごとなのでした、   

ユウガといえば  平沢山・巻き道分岐には
ユウガギクが一面にさいてました
今回 9月5日   ↓          7月23日は一面のウツボグサだったのに
Ayuuga

じつはきょうの ひそかな夢は やぶれました
…… 
お花畑とお花畑を繋ぐ尾根に 秘密の花園なかったのよ~~~

【コース】韮崎→(タクシー 9800円)信州峠 08:00-横尾山 09:35(15)- 木賊の頭 10:45- 槍 11:40/12:40-三沢の頭(丸山)13.:00-飯盛山15:00(10)-平沢峠15:45(25)→(タクシー 1500円)野辺山16:15
【地図】昭文社:金峰甲武信、八ヶ岳 2.5万:瑞牆、谷戸、八ヶ岳東部、御所平

では また~  (^_^)/~

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コメント

あれ?komadoちゃんと同じとこ行ったの~?
って(笑)一緒に行ったのか~。

三ツ沢の大タルは、僕も同じ写真撮ってます。
樹林を抜けて景色を見えると、とりあえず撮ってしまいますよね。

木賊ノ頭からもう少し下ると、八ヶ岳の展望がブア~っと見えるのですよ~。
僕は間違えて下ってしまったのだけど、怪我の功名でした。

ウツボグサ、ユウガギクの変化など、時期を変えると花畑に咲く花が違っているというのは、おもしろいですよね。

豆腐岩だけど、あの角に頭をぶつけたら半端なく痛そうだね。「豆腐の角に頭ぶつけて…」江戸っ子が名づけ親?(笑)

投稿: かず | 2009年9月11日 (金) 21時27分

木賊ノ頭からもう少し下ると、八ヶ岳の展望がブア~っと見えるのですよ~

お、そうなんだ。 ハヶ岳見たのですね
この日 木賊の頭ころ、ちょうど八ッあたりに雲が出て
見えなかったのです
この夏、小海線の山は3回目なのに 八ヶ岳は一度もちゃんと見えませんでした。
よっぽど 日頃の行いが・・・

あ、そうそう 豆腐ってね 江戸時代の豆腐は固かったのよ
床に置いておくと躓いて けが人が出たんだって
それで お水にいれて保管するようになったのです

うそだよ

投稿: ba_sobu | 2009年9月11日 (金) 23時10分

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