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北の島旅*礼文島

(写真はポップアップウインドウで拡大できます)

2009年7月7~9日   Img_0359s_2

北の島旅*利尻島 からの続き

ウミネコがフェリーを追ってきた、
後方はペシ岬         →

快晴の利尻島・鴛泊港から、フェリーで礼文島に向かうのですが、西に回りこむにつれ利尻島は重い雲に隠れてしまいました。
礼文島もどうやら霧にくるまれているようです

fish

礼文島では 先ず「スコトン岬に泊まりたい」という希望がありました。
予約がとれずやむなく二日目がスコトン岬泊、初日の宿は船泊の民宿になりました。
そういうわけで島の北側しか行けてませんが、無理をしない行程が結果的に良かったと思います。

7月7日 (火) 晴れ/濃霧

船泊の民宿・海憧に入る前に 礼文岳登山をした。
礼文岳の記録は
  こちらをご覧ください。

Img_0485s_3 利尻・礼文に限らず北海道には ルピナスの花が多い。 
地元では 「たちふじ」と呼んでいるとか、植えているでもなく、昔から半ば雑草のように生えているそうだ

そうそう、礼文岳を下山中 登ってくる単独の美しいひととすれちがったけれど、なんと彼女は民宿のアルバイト、思わぬ再会に喜んだ…happy01でした

もひとつ、この民宿には洗濯機があったので助かりました

7月8日 (水) 小雨   降ったり止んだり傘は手放せない

08:00~09:00  礼文空港(休業中)

民宿のおじさまご推薦の礼文空港に行ってみた
自転車でひとっ走り、ギヤ付きのおかげで10分もかからない

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3年前から休業中の飛行場は、今はただの、だだっ広い丘。
一面の緑の中に自動車道が突き抜けている。
金田ノ岬の突端に位置するので両側は海、霧がかかってはいるが、漁港のようすが見下ろせる

P7080202s_3 

緑の丘には点々とアンテナ系の施設、

足元はなんと一面のお花畑だった。

喜々として、花花を巡り歩く、ちょっと興奮ぎみ・・

Img_0496s_3
ハマナス、
レブンシオガマ、
コウリンタンポポ、
シシウドの類
チシマフウロ、
カワラナデシコ、
チシママンテマ、
フタマタンポポ、
・………………
そして群落をなす
エゾカンゾウ

: Img_0519s_2

人はもちろん、車だって、ほとんど来ない~~~ 
空港跡がこんな花園なんて・・・ 半日で歩ききれるだろうか?

もし穏やかな太陽の下 ピクニック気分で過ごしたら、贅沢な一日になることだろう。

Img_0515s_2
夢中になって写真を撮っていたら、止めておいた自転車の荷台をカラスが突っついていた

「コラァ!」

← レブンシオガマ

japanesetea 民宿に戻り身支度を整え

09:30  さぁ、スコトン岬を目指して 歩くだぞぅ~

小雨の中、宿を出る。寂しげな鳥居を見つけたので参拝し、階段があったので登ってみた(久種湖展望台) 立派なゴミステーションの中も覗いてみた。

国926を西に行く。
車は少ないけれど猛スピードで走ってるので、盛大に水を跳ね上げる。慌てて傘でガードしても顔にピチャッとかかってしまう

Img_0544s_2

出発点の船泊は、結構賑やかな町だった
そんな集落にまた出た時、お昼のパンを買おうと思っていたけれど、いったん町並みが途絶えた後は、ひたすら寂しい漁村の風景が続くのみ

期待の浜中にもお店は無いのだ。ザックにはパン一個、お菓子少々。だけど山登りではない、まぁどうにかなるでしょう

10:20 浜中、   左折の道に入る

アツモリソウ自生地に向かう車道を てくてくてくてく・・・、
じき4時間コースを歩いてきた人たちとすれ違うようになった

Img_0551s_3 「あらっ!」 利尻登山のとき、沓形からの登りで出会った二人づれとバッタリ、狭い島ならでは出来事だ。 

両側は、→ のような景色
氷河時代にできた地形とか

P7080236s_2
車道が大きく右にカーブすると眼下に西上泊(にしうえどまり)の漁港がひらけた。

島の西岸は 険しい断崖がつづいているのだ、 霧が濃くても、そんな景色の一端がかいま見える。

 11:30  澄海(スカイ)岬

P7080238s_2 澄海岬は、観光スポット、次々と大型バスがやってきては、お客を下ろし、また収容して立ち去って行く。 

入り江を見下ろすお決まりのショットだけど、こんな天候なのに海はポスターと同じように蒼く澄んでいる。→

delicious

ありがたいことに、ここで暖かいうどんにありつくことが出来た。
北海道らしい醤油色の「蛸のかきあげうどん、500円なり」

12:30 海岸線沿いの4時間コース、スコトン岬に向かって 北上だぁ~

Img_0579s 先ず草地の小山を超える。
ぬかるんでいるので歩きにくいのなんの、
実は利尻山登山のあと、登山靴を送り返してしまった。「しまった」である。
雨のぬかるみ山道を歩くのに、ズックではつらい。観光地だと甘く見ていたバチが当たった

P7080255s
さすがの礼文島。
高山を歩いているようなお花畑が広がる。 右はハマナス→

チシマフウロ、レブンシオガマ、 チシマアザミ、トウゲブキ、カンチコウリゾナ、ミヤマオダマキも見かけた。

Img_0574s
中でも一番は エゾニュウなどのシシウド類、大きくて迫力満点。

もし晴れていたらな、と 思ってしまうのは欲張りすぎかもしれない。でもね・・・・、やっぱり……

Img_0612s 13:20 鉄府

登りよりもオソロシイ下り道を、こけないようにソロソロと下りたところが、鉄府。海岸沿いの車道歩きになる(車はほとんど来ない)

←今は珍しくなった渚の風景、きれいな渚だ。
昔は何処もこうだった、とは、地元の人の話。

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車道沿いにも珍しい花がわんさと咲いていた。
カワラナデシコや ハマナスは見飽きてしまった。
クサフジに似た鮮やかな赤紫はレブンソウだろうか?  群生しているシロヨモギが良かった。

やがてダート道になると、ゴロタ岬越えの登りが始まる。

足元が悪い、かなり悪い。盛大にスッテンコロリンしてしまった。 霧が濃くなにも見えない。最悪だ。ブユがいっぱいじゃないか

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歩道の両側は まさに百花繚乱で 艶やかな色がこぼれんばかりだけど
ブユは大嫌いなのだ。  

14:40 ゴロタ岬

絶景の岬展望台も霧に囲まれなにも見えない、 でも、波の音がすぐ近くで聞こえていた。すばらしい景色なんだろうなぁ・・・ とにかく、ブユがしつこくまとわりついてくるので、即退散。

山を下り再び車道に出たら、ブユのヤツは消えた。
ぬかるみに足を取られることも、もうないだろう。

15:15 鮑古丹Img_0671s_2 
こちら周りでスコトン岬に行くつもりで、分岐を左に、坂道を下る。

夕方で霧のせいもあるだろう
寂しい景色に打ちのめされそう

ちょうど今、船泊地区では 海の神社のお祭りだとか。
祭りの間は【沖止め】で、どんなに天気が良くても漁には出ないとのこと。  きょうは宵宮、アチコチの神社では、準備に余念がなかったっけ。


Img_0684s

この鮑古丹神社もしかり。他の神社と同じように、参道の草刈りが済み,幟が立てられ、清められたお宮には飾り付け。

Img_0669s


Img_0674s
鮑古丹って何戸くらい?

お祭りの準備は済んでいるのに、人の気配がない。

ここには防波堤の漁港はなさそうだけど、かつての礼文がみなそうであったように、入り江の集落の、各家の前に、自分の船を繋いでいる?

Img_0676s_2 雰囲気に気圧されてしまい、先を行くのは諦めた。
分岐に戻り、通常の展望台経由のコースでスコトン岬に向かうことにしたのだ。

Img_0682s

いよいよ最北限の岬にむかう道の、おそらく両側は海。
濃い霧、そして強い風は自分の喋る声すら聞き取れないほど。

江戸時代この地で颯爽と活動していた「銭屋五平の碑」、

Img_0685s
然観察ツアーの一団、↑
廃校になった須古頓小学校
← 須古頓神社の祭りの幟

……そんないろんなものが、
風と霧の向こうから、ふっと露われ
ふっと消えていく、

覚束ない感じだけが
記憶に残っている。

16:20 スコトン岬の宿に無事到着す

 
期待に違わぬステキなお宿。

 海辺のお風呂にゆったりつかり、美味しいお食事に大満足できた。

7月9日 (木) 晴れ  

Img_0726s 素晴らしい陽ざし。

4:30 朝日の昇るのを窓から眺め、すぐ浜辺に散策にでる。
雨…霧…風の礼文島の最後が、こんな晴れやかで嬉しい。

P7090305s

7:15 迎えのバスで 香深港に、

8:45のフェリーで島から離れた。

海の向こうには利尻山が、
かっこよく聳えていた。

バイバイ lovely

【コース】 
① 鴛泊港→(フェリー930円)香深港→内路登山口 11:20-礼文岳13:20-内路15:00/15:33→(470円バス)民宿海憧
② 民宿08:00→礼文空港(休)→民宿09:00/09:30-浜中10:20/10-西上泊
  11:30/12:00-鉄府13:20-ゴロタ浜-ゴロタ岬14:40(15)-鮑古丹-スコトン岬16:00-   (宿)スコトン岬16:20
③ (宿)スコトン岬07:15→香深港08:45→(フェリー2500円)稚内港10:40

では~また~~   (^_^)/~    

山域別レポ一覧は  soon  あしあと を。

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