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夏の笹尾根 涼やかな槇寄の森

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きのうで梅雨が明けていたって sign02

2009年7月16日 (木) 晴れ 

「猛暑になりそうな日に笹尾根なんて~」とお思いでしょうが、
これが意外に快適だったのです。

槇寄山に郷原(ごうばら)側から登るのは、登山を始めたころなので久しぶり。
郷原のバス停を下りると前回見えなかったいろいろなものが、目に飛び込んで来る。

Img_0797s

登山口までの家並みのなんとも落ちついた豊かな佇まいには驚きだ、
豪農ばかりのような家の構えは、かつてこの地がなんらかの中心で栄えていたからであろうか。そんな家並みの奥に「宝珠院」があり、これまた立派な本堂を構えている。
香蘭さんとオツネさんのゆかりのお寺だ、きちんと手入れが行き届き、格式も高そう。
上野原からずいぶん長い間、バスに揺られてきたこの山の中に。

Img_0801s 本堂から集落を

山道に入ると ヤマユリの花が匂いたち、イヌゴマ、ヒメヤブラン、オオバクサフジ?の花たち、それ以上にむんむんな、夏草の茂り、
鹿柵をぬけると手入れよく清清しい幹たちの並ぶヒノキ林に入る。


勾配がありせっせと高度を稼いでいる。

汗だくになるが ときどき風が通るとなんとも気持ちよい。

60分も登ると「待ってました」 雑木が混じるようになる、
緑を透かす光も風も涼しい。

ところどころ 大木のブナやミズナラや・・が残されているのだけど、
どの木も個性豊かな、複雑な形・・・というか どの木もネジくれているのだ。
いったいどんないきさつが?

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登山道は深い落ち葉に埋もれてる、こんな深い落ち葉なんて 滅多にお目にかかれるものじゃない、
やがて勾配が緩まった。 1000m台地状あたりだろう、休憩
林相よろしく、極上の風の通りみちだ。

Img_0821s_2 

道沿いにのイチヤクソウやクモキリソウの花は終わりかけ、
それでも間に合ってよかった
やがて右から尾根をあわせ、槇寄山の巻き道に合流した。


笹尾根の稜線に出れば 10分ほどで槇寄山の山頂に立つ。

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久しぶりに富士山の姿をみた、いつの間に雪解けが進んでいたようだ
一本、二本と白い筋を残すのみ。 
権現山の山の流れは おおらかというかバカでかい、わかっているけど呆れちゃう。


そのまま山を乗り越し、峠をいくつが通り過ぎ、展望よきベンチのある笹ヶタワの峰の下にてランチに。
おりよく太陽は雲に隠れ、ギラギラ日差しを避けられたのはラッキーだった。

日当たりに咲いていた花 
 

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オカトラノオ                             ノアザミ

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チダケサシ                            ツリガネニンジン

Img_0838s 登山道はおおむね、 笹尾根の(左)北を巻いており、斜面はアジサイ系の花で満開。
 ほとんどが白い ○○アジサイと思うのだけど、似ていて違うものもあり、毎年この季節になると 花の名前には苦労する。

わずかに判別できるコアジサイはまだ蕾、タマアジサイも蕾だがこちらの開花には時間がかかりそう。

ふちの赤い愛らしい花もあるし、花びら部が盛り上がったのもある。

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                             もしかして ノリウツギ?

Img_0867s_2  そして この道標に行き当たった 
「なんで両方向に日原峠が?」
地図を睨んでみんなで謎解き。

「そっか、ここは丸山と巻き道の分岐なんだ」   そして、以前もまったく同じように悩んだことも 思い出した。

涼やかな小笹の道を辿り、丸山の三角点を見て、西方向の稜線上に道がないのはなんでだろう?と考える。


答えが見つかる前に足は東へ向かい、あっけなく巻き道と合流、ひと登りで土俵岳に到着した、  あれ?ここにも三角点? この尾根は三角点が多いなぁ

落りたところが日原峠、きょうの笹尾根縦走はここで終わりだ。

下り道は、ただひたすらに下る道、
歩きやすいけれど 下りるほどに暑さが増すし、風も通らないので最後は 修行??
石仏(道しるべ)を二つ過ぎ、シャガを見ると麓はすぐそこだ。

Img_0880s 右下に大きな屋根が見えた。
愛宕神社である。
御手水のお水を拝借し、顔を洗い、水に濡らしたタオルで体を拭けば、サッパリと生き返った心地。

ほどよい疲れに酔いながら よい山の一日を過ごせたなぁと思うのだった。

← ポリオケには沢ガニが棲んでるよ 
  (^-^)

【コース】 上野原駅08:46→(\900)郷原09:20- とりつき09:35-1000m圏 10:40-槇寄山11:20-笹ヶタワの峰12:15/13:05-丸山14:05-日原峠15:15-愛宕神社(民宿・長明園)16:10→(\4670タクシー)上野原
【地図】昭文社:奥多摩  2.5万:猪丸

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では また~  (^_^)/~

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soon   あしあと へ

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コメント

槙寄峠から郷原への道。
ボクも数年前高校生の時以来歩いて、その好ましさに驚いた覚えがあります。冬だったので緑は少なかったけどその分道は落ち葉で今の時期よりふっかふかだったかも??

郷原はバスで下から郷原の集落にあがるとちょっとした別天地のようにいつも感じます。

投稿: komado | 2009年7月21日 (火) 23時39分

[郷原の集落にあがるとちょっとした別天地]
ほんとうにそう思いました。

初めての時は 道を間違えないように歩くことだけでせいっぱいだったのでしょう。 
行ったことがあるからと もう行かないのはもったいないことだったのですね。
また行けば、まだ見ていないモノを見ることが出来るのですものね。 
集落も山道も ステキでした
秋にも歩いてみたいナァ・・・

投稿: ba_sobu | 2009年7月26日 (日) 06時59分

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