小管から牛の寝通り・・緑したたる道を大菩薩めざす
(写真はポップアップウインドウで拡大できます)
2009年6月18日 (木) くもり
今日の天気予報は 「午後から大雨になるぞ 」
・・のとおり、朝から、重い雲が垂れ込めている。
小管からの大菩薩は「行けることまでいこう」と 牛の寝通りを登ることにした。
雄滝・奥の林道終点から小菅川におり、ワサビ田に沿った巡視路を歩く
小管川の緑はまだ若く多彩、川の音や小鳥の声に包まれながら辿る道は新鮮で、
天気の悪いことなど忘れてしまう。
わさび田に沿った道をそのまま辿れば小管川の源流部を周回できるが、
きょうは分岐を左に、登りの道をとる。
道沿いの木はもちろん谷の緑ものびのびと大らか、 ここを歩くひとはしあわせをもらえるだろう。
じき大菩薩に通じる牛の寝通りの稜線にでた。
あら、すっかり霧につつまれてしまって 幽玄?幻想的?
大きなブナもミズナラも見えないよ
したたる緑に溶けてしまいそうな サラサドウダンの花が たわわ、わ、わ、
花殻も足元にぼろぼろ・・じつは このころから風が強まり撮影にはひと苦労
ヤマツツジの色も、きょうのはずいぶん控えめだ
ダケカンバがでてくると大菩薩の稜線は近い。、急登だけどガンバロー
そして出ました、大菩薩の稜線に(石丸峠の南) 見えたのは笹原に霧・霧・霧・・
おまけに北風吹きすさび、霧がすごい勢いで流れている、というより霧雨で
ザックも服も濡れてしまう
天狗棚山手前の防火帯の木陰に身を寄せ、ランチにした。
鈴なりのサラサドウダンの花の下である
やがて風も弱まり雨もあがった気配、チャンスは逃がさじ~と、
天狗棚山に立つ(トップ写真)
一瞬でも大菩薩的な景色が見られて、よかったァ
下は霧の流れる東方向。↓
霧のおかげでこんな景色に気づかされたのはありがたし
右中ほどの双耳峰は・・・わが大峰?? ですよね?
「また来いと山が言ってるのだ」、と来た道を降りる
おや、おや、天候回復? 木漏れ日さえ・・・
おかげで 登りの時にできなかった木々を愛でながらのゆっくり歩き。
玉蝶山にもよってみることになる。
「玉蝶」姐さんってサ なんだかサァ 粋な名前だねぇ。って 期待モリモリでも
現実は あなた ヒノキの山でございましたぜ~~
光に照らされ緑は輝く。この中を歩いてるだけで、輝きを存分に受けとめられる。
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小管川を渡る橋の下で ひと遊びしてから
林道終点の駐車場まで戻った
↓河原に立っていると緑の球体の真ん中にいる気分。
林道を車で戻る途中にも 花の咲いてる木を見かけては停車し見物。
最後まで楽しめた きょう一日でした。
分からない 白い木の花も多数あり
【コース】林道終点P09:00-牛の寝通り09:45-石丸峠南11:50・天狗棚山・下山12:50-玉蝶山13:10-榧ノ尾山14:05(30)-小管川15:30-P15:40(20)
【地図】昭文社:大菩薩、 2.5万:小菅村図
では また~ (^_^)/~
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