津久井城山・発掘中
2009年5月25日 (月) 晴れ (写真はポップアップウインドウで拡大できます)
きょうは小倉口から城山で一番険しい男坂コースで山頂をめざしました
新しい道標も出来、男坂も整備され歩きやすくなっています。
津久井城山の東北側は切り立った崖。みおろすと怖いほどです。
その崖沿いに尾根が伸びているので、深山めいてます。
男坂コースが 他の登山道と異なるところです
最後はぐいぐいワイヤにすがって登りきると女坂と合流、
ほどなくして 鷹射場にでます。
南東が開け、相模川のゆったりとした眺めが見下ろせます
鷹射場からは稜線を西に。
3~4本の堀切を越えると、山頂の本城曲輪(くるわ)に到着。
発掘調査はクライマックスを向かえていました(5月末までの予定)
作業はちょうどお昼休み、みなさんのんびりと休んでいらっしゃいます。
専門家の方が、偶然訪れたわたしたちにていねいな説明をしてくださいました。
今回の成果は 山頂を取り巻いている土塁の、切れ目のひとつを掘ったところ
↑階段状の石組みが発見されたということ
本城の入口ではないかと推測されるそうです、
わたし 「なるほど、なるほど」
別の専門家は山頂の古城碑を示し
「この石はデイサイト(二酸化ケイ素SiO2)
なかなかいいものです」との説明。
いつの時代に建てられたじゃなく
なんで出来てるかに興味があるのか
これも 『目からうろこ』 でした
ランチは山頂の本城を取り囲む土塁にて
今まで何故山頂がえぐれているのかと不思議だったのですが えぐれているのでなく、まわりを盛ったのであって 昔はもっと高く、おそらく有事には さらに木や竹で高く築き、敵方を上から追い落としたりなど、容易に攻め込まれない工夫がなされてたそうです
発掘作業の方の中には蝶の愛好家がいらして 「ここは凄いところだね、いろんな蝶が集まってくる」と ずっと見続けていらっしゃいます。
4月10日にも、別の愛好家が同じことを仰っていたので、「本当にここは蝶の観察にはすぐれたところなのか!」と 素人のわたしは感心することばかりです、
モンキアゲハ ・・・ 大きな黒いあげは蝶 白い紋が目立ちます
帰りは南側の道を 車坂の四辻までくだり、左に折れて、山をぐるリ巡るハチマキ道を伝い出発点に戻りました。
花が終わり さまざまな実をつけた植物たち
これは
何の実だろうか??
葉です↑
花も新顔たちが登場
そして 花がらも落ちてましたが・・
これは分からない ホウごと落ちているので なにかの雄花?
エゴノキ、ノイバラ、ウツギ類が多くありました
キイチゴ、モミジイチゴ、
ヘビイチゴ、・・・
おいしい季節です
ナワシロイチゴ、コウゾは
もう少し待ってね、
ナワシロイチゴ→
そうそうヤマグワがそろそろ熟してきましたね、
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