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桜の花と芽吹きの里山は①稲生の桜山

2009年4月7日 (火) 晴れ (写真はポップアップウインドウで拡大できます)

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うららかな一週間が続いています
東京横浜は花見ウィーク。開花してから低温が続き、満開を待たされたので、
近郊の里山の桜も都心と同じく今週が花見ウィークになりました。

橋本から神奈中バス半原行きの清正光入口バス停から5分くらいの 農工大農場(フィールドミュージアム津久井)が出発点。 Img_6167_2

桜に埋もれた校舎から北側を眺めると、韮尾根(にろおね)の牧草地&畑地がのびやかに広がっています。
まずめざすのは右前(東)に盛り上がる雨乞山。山裾にむかってのんびり歩いて行きます。Img_6169_4

ツクシやノカンゾウが元気に顔を出しています、つい山菜採りに夢中になってて…(^_^;)

韮尾根はその昔、武田北条の古戦場だったので、畑の際や四辻には、おじぞう様や野仏がおかれ、周りの景色にしっくりとけ込んでいます。
日当たりがよいので、草ぼけやカキドオシも輝いています

Img_6174s 関東ふれあいの道/道標につられて山に入ると、杉林の中には光がさしこみ、

ナガハノスミレサイシン、エイザンスミレ、そしてマムシグサウラシマソウがにょきにょき頭をもたげています。
植林に混じってヤマザクラも大らかに枝を広げ、空に向かって花をさかせていました。

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遠慮深げにカンアオイも (^-^)

Img_6184s 雨乞山を過ぎると ミヤマシキミどおり。
この花の豪華といえるほどの咲きっぷりは、意外とみごたえあります。

林下には あいかわらずスミレサイシン 

「桜山04㎞」 の道標に従い左折すると、
下るほどに、ヤマザクラが増えてきます、ことし花付きがよいのかしら? 葉っぱが見えないくらい花におおわれている木もあるほど

そして桜山に到着。   

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山全体にうえられたソメイヨシノは 満開まであとひといき。 
週末あたりが見ごろでしょう
7分咲きでも桜の霞にうもれてるふんいきは味わって…


例年 平日には人がいないはずのこの山に チラホラお散歩の人たちがいます
「けさ、神奈川新聞の一面に出ていた」そうで な~るほど。

山頂近くは 萱が倒れるままになっており、年々人手が入らなくなっているのでしょう
倒れた萱の間には キジムシロやボケの花。

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耳元には ホーホケキョ ♪ 

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さぁ 桜の山を下りましょう。

ヤブレガサ                 ナツトウダイ
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ふもとのカタクリ(自生地あり)はさすがにもう終わっていましたが・・

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振り返れば桜山
数日後には ピンクのモリモリになるはずで

左はクレソン畑。

山ぎわからは沢の音
そばにいってみたところ



わおっ ニリンソウ!

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ネコノメソウは猫の目に

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そして、なんとこんなお里にワサビ田が!

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韮尾根の里道を 出発地点に向かって戻ります

ここまでくれば、出発点は もう目と鼻の先

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野の花と桜ざんまいの 春の一日がおわりました。

【コース】 (韮尾根)農工大農場前P-雨乞山-稲生桜山-(農道)-P
【2.5万】 上溝
 

では また~  (^_^)/~   

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