わっまばゆい芽吹きだよ ・・・小河内峠~惣岳山
2009年4月23日(木) 晴れ (写真はポップアップウインドウで拡大できます)
ちょっと汗ばむくらいな晴れわたった空です
奥多摩湖岸は、 めぶきめぶきめぶきさくらめぶきめぶきめぶきさくらめぶきめぶきめぶき……新緑の塊は、こくこくと盛り上がり、色を変えています。
こんな楽しい季節のきょう 奥多摩湖南岸の小河内峠から惣岳山を歩きました
奥多摩湖畔の駐車場を出発、小河内ダムを渡り南岸歩道に入ります。
【コース】 奥多摩湖P 08:45-(南岸歩道)-とりつき09:45(15)-水窪山11:15(15)-ソーヤノ丸デッコ12:30(40)-惣岳山13:20-アンテナ14:35-登山口(モノレール基地)15:20(15)-P 16:20
【地図】 昭文社:奥多摩 2.5万:奥多摩湖
南岸歩道の幅広の車道から山道になり、へび沢を越えたところにも登山口がありますが、あと15分ほど歩いた半島の先端の登山口から山に入ります。
湖の色はコバルトな緑
しばらくは 杉林の中、ふかふかな歩きやすい道、
杉林はヒノキ林と違い、雑木も混じる明るい雰囲気で悪くはありません
じき、植林が終わると、ぱぁっと明るい雑木林になり、
沢めいたお気に入りの撓みもあり、もう、もう、うきうきしながら弾むように上ってゆくのです。
じき 防火帯。手書きの道標がぽつんと人待ち顔。
664mの明るい小平地にて、ひといきつきましょう♪
センボンヤリ(←写真)、モミジイチゴ、ミツバツチグリ、スミレも各種、ナガハノスミレサイシン、タチツボスミレ、フモトスミレ、アケボノスミレ・・などなど
目の前には広々とした防火帯の 贅沢なる草地のカーペットが待っています、
でも
なんとも過激な勾配なのでありましょう!
「あそこ登るの? ウソでしょ?」
そのとき誰かさん 「やほー、ワラビ発見!」
それからというもの、みなせっせと、先を先をと登っていきます、
これを 「ワラビ効果」という。
そんなこんなで小河内峠への巻き道を分け、上り詰めたところが水窪山の優雅な丸いドーム、 かっこうのお休み処なのです。
さぁ、ここからは稜線を東へ、防火帯を下りましょ。
芽吹きの山肌に ピンクの桜の塊がなんとも濃く美しい。
もしかしたら オオヤマザクラって あの桜?
近くに寄って見たいけど 高嶺に咲く花 届かない
これは↓小河内峠のヤマザクラですが 普通のヤマザクラと思います
尾根道は結構切り立っていて、なかなか面白い
やがてちらほら カタクリの葉を見かけるようになり、
そしてちらほらいろんな花も見かけるようになりました。
ソーヤノ丸デッコは巻き道を。
おお。続々カタクリの花が現れてきます、
スミレやミツバツチグリやニリンソウやフデリンドウも負けてはいません
花たちにレンズを向けていると 「この先に、もっともっと咲いているよ」と
みなさん お声を掛けてくださいます
巻道が尾根道に合流したところで ソーヤノ丸デッコに登り返し、
展望よきピークでランチをいただきました
この季節に誰もいないなんてミラクルです。
丸デッコから 芽吹きの山並みを振り返る。
空は翳って今にも雨の降りそうに寒かった。 遠望はきかなかった
腹いっぱいになったところで、目の前の惣岳山に登ります。
花たちを 眺め、褒めながらの登るのであっという間でした。
惣岳山の花たち
ミツバツツジ
モミジイチゴ
カタクリとニリンソウも群れ咲いています
あまりにあっけなく 惣岳山についてしまい 「御前山に寄ってく?」という意見も出ましたが、 「いいよ、ぶらぶらと お花を見ながら のんびり行こうよ」 という意見が圧倒、そのまま 大ブナ尾根を下ります
、こちらも防火帯。
急な斜面にはカタクリの花が点々と現れます やっぱり数は減っているのかなぁ…
なんといっても この尾根に力強さを与えてくれるのは、バイケイソウの どかっとした緑色。
中腹に ←奥多摩湖 の 道標がありそれにならって 尾根を左に下る道をとりました。
調子よく ぐんぐん下り、植林になり、植林に飽きてきたころ前方がひらけました。
アンテナが建ち、奥多摩湖を俯瞰できるビューポイントです。
山々の萌える色どり コバルトグリーンの湖面 ヒョウタン島もぽっかり浮かんでいます。 見とれること、しばし・・・
実は少し前から 道をはずしてる?感はあったのですが、アンテナ施設があるし、で
「まぁいいか」と 左の道を下ると 「現れました。シルバーなライン」。
アンテナ管理にはモノレール使っているようです。道はここでジ・エンド
ということで、レールに沿って きょう最高に過激な勾配を下りる羽目に。
30分でモノレール基地&登山口に下りられましたが、下っているときは長く感じるもの。 オマケにレールにはゴトゴト怪しげな振動が迫ってくるし…
下りたところには、待っていてくれたかのような東屋があり、最後のティタームをすごすことが出来ました。
お互いの労をねぎらって、ほっとしたひとときです もぐもぐ
あとは 澄み切った青空や 芽吹きの緑や 若葉の色や… ハラハラと散る桜の花びら、そよ風や 小鳥の声や 眠たげな奥多摩湖を 心ゆくまで眺めながら のんびり歩く帰り道でした。
では また~ (^_^)/~
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