« のんびりと西棚ノ沢を辿り、恋路峠から鳥ノ胸山へ | トップページ | 境川源流から高尾山口 »

御殿場線に乗るぞ曽我梅林

2009年2月18日 (水) 晴れ

小田原の曽我梅林

Img_5491ss

【コース】 下曽我09:00-曽我梅林 -不動山11:30-いこいの村-上大井14:15
→(タクシー)-松田山(かわず桜)-新松田15:50

きょうの楽しみ第一弾は御殿場線にのれること
(↓松田駅)

Img_5480_3   

道中の富士山に見とれているうち下曽我に到着
曽我梅林は実を採るための梅畑ですが、さすがに規模が大きく古木ばかりで形がよい(トップの写真)。枝越しに富士山も見えるので、なおさら(^^)

Img_5499s_2ことしは開花が早いそうで、もう終わりかけでした。
でもよい香りの朝の空気で 
胸いっぱいです

← ちびた双体道祖神

売店は準備に大わらわ。
それでもおばさんたちはサービス満点に、梅茶やお菓子の味見を勧めてくれます。
そんな接待作戦に、まんまとのせられ、お菓子や漬け物、
おみかんまで買い込み、これから歩くというのにザックはパンパンに膨れてしまいました(笑)、

のったりのったり無計画に梅林を歩いていると、見る間に駐車場は満杯になり、人たちが増えてきました。
これは潮どき、梅林を離れ見晴台に向かうことにします。

Img_5507s

こんな坂道 大好きです。

Img_5508s_2

見晴台からは海も見え、箱根足柄の山々におっとりした風情の富士山が浮かんでいました。

やがてミカン畑の登りになります

Img_5521s

道の両側に点々と、↑小さな黒い小屋があり
なんともよい雰囲気を醸し出しています。

「こんにちわ おじさん、この小屋はミカンの保管庫なんですね
でも、どうして、どの家も黒いんですか?」

Img_5523s_3 「そりゃぁ、コールタールを塗ってるからだよ コールタールは安いからな。ハハ…
ああ、そこの箱のミカン、いくらでも持っていけ ジュースにしかならないやつだから」

「わ、ありがとう(^^)」
「いいから、いいから もっと持っていきなさい」
「わっ、わっ」

さっきの買い物でふくれあがったザックやポケットにミカンを押し込んで、先を歩く仲間たちを追いかけました。なんと仲間たちも 別の畑からたくさんのミカンをいただいており・・ ザックに入らない分は食べるっきゃないね 
甘くジューシー、最高の味!

六本松をすぎ不動山に入って行きます。
ところどころ梅林が開けており、標高が高いので今こそ花の盛りでした。
いちだんと香りも芳しい。

「あれは?」

Img_5531s 「こんにちわ~ ミツバチですかぁ? ミツを集めているんですかぁ?」
「違うよ、ミツバチに受粉を手伝ってもらうんだよ」
「ミツバチって逃げないんですか」
「どういうふうに管理するんですか」

「いやね、 いやいや…説明するとなると けっこう複雑なんだよぅ 」
「ありがとうございました、じゃ、写真だけ撮らせて下さい

枝を剪定してる方には山のお話も。そして刈り落とし枝をいただき大切に持って帰りました (きょうも、花瓶には曽我の梅の佳い香り♪)

農道から山道になり、杉林に混じって アオキ、マサキ、ヤブツバキ。。。常緑の雑木林は 南国っぽく、いつもの山とは違う雰囲気です。 
不動山は展望も広場もなかったので、その先の桜の大木の下でランチ。 

尾根沿いのラジオの電波塔などいろんな施設を通り過ぎ、山道から車道に変わり、やがて下りになると じき「いこいの村あしがら」に到着です。

Img_5549s

農村公園で最後の休憩をし 道草をしながら上大井の駅まで歩きました

ヒエー! 電車が出たばかり。
しゃーない、松田までタクシー奮発するぞ!

それなら ついでだ、松田のかわず桜を見て行こう、ということになり・・・


Img_5555s

海辺の里山歩き プラス 一足早いお花見の いちにちでした。

では また~  (^_^)/~   

山域別レポ一覧は     あしあと へ

|

« のんびりと西棚ノ沢を辿り、恋路峠から鳥ノ胸山へ | トップページ | 境川源流から高尾山口 »

コメント

こんにちは。
曽我梅林は行ったことがないのですが、梅の木がかなり多いようで。
人出は多かったでしょうか。
古い道祖神も味がありますね。
河津桜の満開は見事というしかありませんね。

投稿: リブル | 2009年2月22日 (日) 19時30分

なんと松田山にも行かれていたのですね!
金曜だったかな?TV(ミヤネ屋だったと思う)で河津町の中継があってそおいや松田にもあったな!ということで調べて・・・昨日西丹沢の帰りに夜桜を見に寄ったのでした。

夜桜も夜景と相まって素敵でしたけど、ボクは日の出ているときに桜のピンクと菜の花の黄色のコントラストを楽しみたかった、と正直思いましたヨ。

投稿: komado | 2009年2月22日 (日) 22時50分

リブルさん 曽我梅林は観光名所です。
10時頃から 売店や駐車場の誘導の準備もととのい
人々が増えてくるようです。
逆にその前なら ひとけ少なく梅の香りもじゅうぶん楽しめると思いました。

道祖神 やっぱり気になりますよね?
地方色があって。 きちんと調べて系統など知ることができたらおもしろそう、と  最近気づきました

Komadoさんの 松田駅の近くのお二人さん野仏に わたしは気が付かなかったです。衣などデザインが可愛らしいですね。
またKomadoさんの掲示板の夜景は 素晴らしく綺麗な写真ですね。 水曜日 夜桜のライトの仕掛けを見てどのくらいの人出なのだろうと思いました。どのくらい?
ちなみに 平日3時は、 上の駐車場に観光バスがとまって
ドッとひとが下りてきたときはビックリしました。
その人波も、一回押し寄せたきりでひいてしまい わりと空いてきたのでホッとしました。でもでもかなりの・・・。 

投稿: ba_sobu | 2009年2月23日 (月) 16時34分

いやいや夜もかなりの人出でしたよ。
なのでba_sobuさんのおっしゃるような、ハッとするような夜桜ではない雰囲気でした。もちろん平日だともう少し違うのでしょうけど、やっぱり観光地でした~。

投稿: komado | 2009年2月24日 (火) 19時21分

かなりの人出・・ですか
夜桜ってどんな感じなんでしょうねぇ
情緒があまりないのじゃない?
菜の花ライトアップされていないのは惜しいかもですね
濃いピンクと クレヨンの黄色とクレヨンの黄緑と青空の
取り合わせは、、スキマのないキレイさでした。。いや 歌舞伎の背景のような艶やかさでした。この景色が 現実にあるんだと。日常的じゃないでした。

投稿: ba_sobu | 2009年2月26日 (木) 22時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 御殿場線に乗るぞ曽我梅林:

« のんびりと西棚ノ沢を辿り、恋路峠から鳥ノ胸山へ | トップページ | 境川源流から高尾山口 »