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丹沢散策、紅葉待つ川べり

2008年10月27日 (水) 晴れ

丹沢の札掛から物見峠入口までの、布川右岸の散策路を歩いてみました。

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駐車場から札掛橋を渡り、布川の右岸に延びて行く遊歩道に入ります。

入り口には絵地図などもあり、ショートコースがいろいろ整備されているようです。
(なのに「立ち入り禁止」と書いてもある、なぜだろう)

ところどころ河原に下りられるようになっており、下りてみると東屋もあるのですが、なんとなく荒れている感じもします、あまり人は来ないのか知らん。

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立派なイロハモミジです 色づくのは 3週間先かな~
やがて道は高巻くようになると、すばらしい雑木林に変わります。
大ブナや大モミジに混じって。、目を惹くのは 大樅たち。

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札掛のモミ林は神奈川県の天然記念物に指定されている自然林で、重厚な雰囲気があります。尾根上の大山北尾根にその真髄がありますが、ここの樅もなかなかな・・・

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左の谷底

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右の尾根には ・・・

こんな道を しばらく行くと分岐(道標)があります。

右は一ノ沢峠
 左は
へ物見峠入り口(県道)

右の道も沢筋で 美しい景色が広がりますが、きょうは左

あっけなく、広い河原と橋(公園橋?だったと思う)に出ます。ここで休憩

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見上げれば 真っ青な空にヒツジ雲が広がり
ガ・ガ・ガ・ガ…っと、意外に速く、力強く動いているのでした。

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ホントにあと3週間、ここも華やかに彩られることでしょう。

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河原から県道までは10分程度でした。

去年、11月下旬にここを歩いたレポ&写真は ここに 。
よかったら、覗いてみて覧下さい。

では また~  (^_^)/~   

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モミジモミジ大菩薩ドライブ

2008年10月22日 (水) 晴れ

水曜隊の山行きをサボる。
たまにはいいでしょ  歩行ゼロで紅葉楽しむドライブと 温泉の旅~ ♪
日川沿いを上日川峠(長兵衛小屋)までピストンでした。

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渓谷沿い、徐々に色づきはじめてる

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カラマツも

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登山道沿いも

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石丸峠を見上げて・・・ほんとうはあそこに行きたいよ

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長兵衛小屋の前のブナ

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小屋の人が 採ったキノコ  今夜のおかず?


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花より華やか マユミの実

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嵯峨塩館   いいお湯でした~~

でわ また~  (^_^)/~  

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篭坂峠~鉄砲木の頭 ・・・秋色ブナとススキの海

2008年10月15日 (水) 晴れ

山中湖をとりまくなだらかな低山や広々とした草原は いつ行ってもなにかしらのサプライズを見せてくれる。富士山の火山灰地ということもあるだろう、花の数も種類も多いし、ブナの森にはヒメシャラも混じっていたりと、個性が光っている。 とても楽しい山域だ。

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立山(角取山)あたり 静かなるブナの森がほのかに色づきはじめた。

今回は素直なコース 篭坂峠~三国峠~鉄砲木ノ頭に。
おめあては 色づいたブナ森+ススキの原っぱ+秋空の富士山  (^^)

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籠坂峠からアザミ平でなく、立山方面に向かいます。
ほんの少しの寄り道ですてきな森に出逢えるからね。

立山はどこだか分からないなだらかな頂、一本道をゆるゆるのっこすと小山町の三角点(1308.6m)に出会い、小さな草地になります。

周りはコメツガのような針葉樹林、植生の変化にビックリです。

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ウメバチソウ(左) ヤマラッキョウ ノコンギク リンドウなどの花が咲き、メギの実が真っ赤(右)で花のような艶やかさ。

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美味しそうな キノコちゃんたち。
タカサン鑑定によると ヌメリイグチとかハナイグチとか。

しばし散策の後、立山まで戻りアザミ平に向かいます。
ヤマナシ、ヤマグリ、ヤマボウシ・・・ザクザク踏んづけてしまう、もったいないくらいな豊穣な森です。

アザミ平は15年くらい前はお花畑だったけど、いまは荒涼とした風景、、でもね、よく見ると3年前よりお花が増えている気がします。昔のアザミ平に回復させようと懸命に努力している人々のおかげです。

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フジアザミと リュウノウギク

大洞山へのぶなの森に入ります。
陽ざしも出てきて、ほんのり色づいた森は明るく、若い木々が多いせいか軽やかです。点々とヤマトリカブトの花がアクセント。足元には散ったばかりの落ち葉がカラフル♪♪

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三国山で左折し、三国峠に下り、鉄砲木ノ頭へと登り返します。

背より高いススキススキ、広大なススキの原っぱを、漂うように歩くのです。

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そしてススキの根元には夥しい花たちが、

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きょうの スターは リンドウ(左) まだまだ大丈夫 ヤマトリカブト(右)

リンドウは数も姿も最高。  マツムシソウ、カワラナデシコ、ヤマラッキョウ、コウシュウヒゴタイなどアザミの類、そして 鉄砲木ノ頭には、

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フジアザミの白花が。
山頂のフジアザミのすべてが白だったのには驚きです。

あとは山中湖を見下ろしながらススキの原っぱを下ります。
ワレモコウ、ヤクシソウ、イタドリ、お花たちも一緒にね

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おめあてのうち 「秋空の富士山」というのは叶わなかったけれど、代わりにたくさんお花に出逢えて、満足でした  (^^)v

【コース】パノラマ台P 09:10-東電寮前09:30→(タクシー2510円)山中湖村墓地09:40-立山1308.6m△ 10:45(20)-大洞山12:15/13:00-三国山14:00(25)-鉄砲木の頭15:00(10)-P15:30(10)   【地図】昭文社:富士山 

このブロクをはじめてからも、初秋の花たちと緑濃いぶなの森を楽しみ(2005.08.31)、  一ヶ月後には(2005.09.21)、霧雨のトリカブト群落を歩き、さらに一ヶ月半後(2005/11.09)はススキのうねりに圧倒されました。 われながらなんとも濃いおつきあいと思います。

Img_3815s 大洞山

でわ また~  (^_^)/~

『山域別一覧・あしあと』では”丹沢西”or”富士山”など気分によって分類しかたがちがっちゃった。 統一されてないぞ、、困ったな・・・ (^^)ゞ

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雲取山へ 深き森ほのかに色づく

2008年10月12日 (日) 晴れのち曇り

この尾根をこんな晴天の日に、歩くことができるなんて。

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大ダワ林道から長沢谷におりた、二軒小屋跡の広場↑は、やっぱり最高の朗らかさで出迎えてくれた。 3年前の小雲出合い尾根のときと同じ朝の光。 力強さと希望に溢れた朝の光だ。

大雲取谷を渉り権衛尾根にとりつく。のっけは岩がちの急登だが、岩に付いた苔が青く艶やか。

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そんな景色に目を奪われつつ登っているので、急登なんて気にならない。
細いががっしりした尾根、栂の大木が逞しい。アレ?この木肌は? ことし覚えたオノオレカンバ・・さすが、ここは奥多摩の奧の奧なのだ。

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勾配もゆるみ、木々を眺めながらのんびり歩けるなんて嬉しい。
枝先がほんのり色づきはじめているの? 
いえ森全体が黄色がかって、明るくなっていいるのかも。

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大ブナが目立ってきた。黄葉しかかった葉っぱが繊細で美しく青空に映えているけれど、わたしのカメラでは撮りきれず口惜しい。
しだいに足元ずるずるな、かなり必死にならなければ上がれないような急登になった。みなは、真っ直ぐにエイエイエイヤと直登。わたしは少しでも楽そうなルートのうつもりだったのに、尾根の腹をへずっているだけだった。離れてしまったのでフンドシを締め直しエイエイエイヤと踏ん張って、みんなが休憩している木の根元に辿り着いた、やっと。
ふぅぅ…。

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リョウブっていち早く紅葉する。ツタも緑の中に真っ赤が目立つ。
枯れたスズタケが現れだした。数年前は、この辺りスズタケで覆われていたそうだが、今は歩くのにぜんぜん支障がない。いえ、葉を付けている篶がほとんどないのだ。もともとあったものが消えてしまうって、何を意味するのだろう?
 

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標高1500mくらいっていわれたかな? 色づいた木々が目立ちはじめた。
黒木のすき間から 艶やかな彩りが覗
く。

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そんな一角でランチ。 コシアブラ、リョウブ・・・
がさごそ、秋の音が聞こえるようなひとときだった (*^_^*)

ふたたび歩き始めると、雲取山の秩父側という雰囲気の黒木の森になる。
世代交代か?、倒木が夥しい。
倒れた木にさえ存在感がある、魅力的な森の雰囲気、

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倒木を乗り越えたり回り込んだりと煩わしいけれど、ワクワクしてしまうのだ。
じき、富田新道(野陣尾根)に合流すると、
カラ松林になった。

色づき始めたカラ松はドッシリと太く、三角錐はボリューム満点。
カラマツの下は緑のササに覆われ、一本道がまっすぐのびてゆく。

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そうして石尾根に出た。
そう、先ほどから日は陰りガスが湧きはじめていた。期待の展望は残念。
でも開放感は十分感じられるし、白いガスが息をするかのように濃くなったり薄れたりするのも 面白く思えるのだ。

石尾根のカラマツは黄葉真っ盛り、ところどころに深紅のドウダンツツジが点々と。
マルバダケブキの白い穂は「畑のようだね」とみなで笑う。

Photo

人気の雲取山頂は1時半ということもあり、わりと空いていた。 
三角点のそばのドウダンツツジは真っ赤な大株。よくぞここまで赤くなるものだ。

コーヒータイムを避難小屋の脇で  ほんわか楽しみ、下山は2時。
予定の唐松谷林道では 遅足(わたし)がいるので無理と、野陣尾根をくだることになった。 どちらも初めてだもん、忙しくない方がいいもん、 ・・ ほっ
  

下り始めたら突然ガスが消え、石尾根らしい闊達な風景が目の前に。
夢中でシャッターを切る。

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おお、こんなに紅葉が進んでいたんだ!

小雲取から、先ほどのカラマツの林を下り、権衛尾根との合流点を過ぎると意外に荒れた景色がでてきて不思議な感じがした、
やがてミズナラやブナの大きな木に目を奪われるようになる。

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尾根の下部の、ジグザグと折れながら続く道は、落ち葉の堆積と巨木の連なる厳かな雰囲気、でも、暗くて写真はあきらめた。

最後オソロシク急勾配の下降路は道も判然とせず、先導者がいなければビビルところ。
じき唐松谷林道と合流し、吊り橋を渡る。

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橋を渡ると 唐松谷とマミ谷に挟まれた細い岩尾根が張り出しており、
あれが桧尾根と教わる。
ゴーゴーと激しい沢音が四六時中響く、こんな寂しい谷あいに桧尾小屋があったのか、、なんて、考えていたら、なまっちょろい自分がちっちゃく思えてしまった。

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最後のひと踏ん張り、登り切れば車を置いた林道に出る。朝方は数台いた車はみな引き上げてしまい、最後の一台になっていた。

【コース】唐松谷林道入口P08:15-大ダワ林道08:30-大雲取谷09:00-野陣尾根合流*12:45(10)-雲取山13:35/14:00-*14:35-唐松谷16:05(10)-P16:20
【地図】昭文社:奥多摩 2.5万:雲取山

では また~  (^_^)/~   

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野陣尾根をグングン下り、後半のステキな森にはいったとき、
「ぁぁ、太陽が出ていればなぁ・・・、」と悔しがる声が 後ろから聞こえたっけ。
いえいえ、これでも充分素晴らしい。あの木も、この木もステキじゃん。
と 思ったけれど、あっそうか、 
陽ざしがあればまるっきり違う景色が見えたんだね、
木の葉の一枚一枚が輝いて、空に透けていたんだろうね。 
行きそこねた唐松谷林道はピカイチ素晴らしいということだし、やっぱ行ってみたいな。 行けたらナァ… 
な~~んて 思うこのころです。

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弥三郎岳~白砂山

2008年10月8日 (水) 曇りのち晴れ

前日の予報では、東京神奈川は。それならと、笹子トンネルをぬけ予報の甲府に足を伸ばすことにしました。白羽の矢が立ったのは甲府の北、昇仙峡の上の稜線の弥三郎岳~白砂山です。

昇仙峡は名だたる観光地、羅漢寺山にはロープウエイで上がれてしまいます。
そんな観光地の一角なのでおちつかないかもしれないし、電車バスをえんえん乗り継いで訪ねるわりには、歩行たった3時間足らず(エアリアのタイム)で、もったいないなどと思いがめぐり、行きそびれていた山なのでした。
羅漢寺山の名は「パノラマ台、展望台、弥三郎岳」を総称しているとか。

↓弥三郎岳・三角点の手前の岩にて。晴れていたらスゴイ展望と思う、惜しい。
                                  
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コース】甲府9:00→(バス870円)夫婦木神社10:00(20)-パノラマ台11:25~11:40-弥三郎岳12:00(35)-パノラマ台12:55-白砂山13:20~13:40(20)-白山14:30-獅子平15:27→(バス620円)甲府 16:00   
【地図】昭文社:金峰山・甲武信岳  2.5万:茅が岳、甲府北部

10時、登山口の夫婦木神社でバスを降りた。 帰りは 獅子平(下山口)15:27発に乗れば良いので、「余裕ありあり~」

Img_3499s_3 ということでまず 『夫婦木神社』を参拝することに。
風格のある神社らしく、お札を売っている巫女婆さんはなかなかのつわもの。  「霊験あらたかゆえ、
ぜひ拝観して行きなされ(300円)」と繰り返しの勧誘攻勢。だがわたしたちはなびかない。代わりに霊験あらたかなるお水を飲ませて頂き(無料)、神社を辞す。

金峰山の五丈石が本宮という『金桜神社』にもお詣りしたかったが、こちらはいつか金峰山登山のおりにでも訪ねよう (って、行く気
かい? そのルート…)

麓の庭々には紫苑(シオン)が咲き乱れる。一枝で花束になりそうな素朴で豪華な花を愛でながら、道標に従い林道をあがって行く。

杉林、赤松林、そしてヒノキ林を立派な車道が延びて行く。ときおり皆伐でひらけた斜面にノギクが群れ咲いている(雄大な?)景色を眺め、真っ赤な小さな木の実を「ナンノ実ダロウ?」といいながら歩くのだ。

「早く山道にならないかしら」と、ガマンの舗装路歩きを続けていくとダートの悪路となった。昨夜の雨の水たまりを避けながら歩いても、ぴしゃっと跳ねてしまう。そんな道をオフロ-ド車がガタガタ降りてきて 「すぐ上が山頂だよ。きょうロープウエイは動いてないよ」 ロープウエイ会社の車だった。

Img_3509s_2 やがて右から山道が合流。 『甲斐市ふる里自然観察路』や『下福沢→』の札が架かっていた。 「こっちの道からくれば良かったよね」  

ホントにすぐ上が山頂で、ロープウエイの支柱が見えた(八雲神社下)、運転休止のおかげで人影はなく、まったく静かだ。 このあたり一帯は、白い砂地である。

左の階段を登れば八雲神社やパノラマ台らしいがそのまま進むと、『うぐいす谷』という展望地にでた。

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← 白砂山を見る

気持ちの良い見晴らし場だ。予報ではになってるはずなのに、まだ。  大きな空と隣の山裾が広がる景色に、「あの雲がとれれば鳳凰や甲斐駒が間近に見えるのだろう、でも降らないだけでもありがたい」と思い 『弥三郎岳』に向かった。

『パノラマ台』ロープウエイ駅があり、羅漢寺山の核心部。 ロープウエイ運休のきょうは売店もお休み。 保守?の人たちが点在しているだけで、お客さんは一人もいない。 観光用の望遠鏡や記念撮影ボードが人待ち顔だ。 

「予想に反して、かなり静かだよ 」 「お昼は白砂山までガマンしないで、弥三郎岳で食べよう♪」 「賛成! おなか空いちゃったもん 」

『展望台』は5分くらい先の、つるつるな丸い大岩。絶壁の上である。
ふざけていたら落ちるだろう。
さらに東に向かうと涼やかな雑木林になり、そこはかとなく色づいた木々が出迎えてくれた。 さすがに昇仙峡だ、大岩がデデンと現れてくる。
「登山口」の札を過ぎたところで岩っぽさがまし、ハシゴや手すりや岩に切られた階段を上がるようになる。

Img_3534s 小さな祠も見る。
左←の、石に掘られた階段を手すりに掴まりながらあがると、トップ写真の碁石のような凸岩の上に出た。
「うわ~お」 「きもちいいわぁ」 

ツルツルの滑らかな花崗岩で、四方が切れ落ち、爽快であるが怖くもある。

隣の三角点峰は木々に囲まれ展望がないので、こちら
の大岩でランチにした。
「落ちはしないけれど、荷物を落としたら大変よ」とザックをしっかり確保す。

西方の空の青みがましてきた、澄んだ青さは胸が痛くなるほど。しかし雲も頑固で動く気配なし。霧が湧き岩峰に流れてくると、天狗が跳び交う世界に変わってしまう。
対面する緑の尾根から突き出る異形の岩山が『白砂山』だ。
「あっちにも行くからネ、お楽しみに♪ 」 「わくわく」 「わくわく」

パノラマ台から南へ向かう、やっといつものような普通の山道になった。途中『旧羅漢寺跡→』という札を通りすぎてしまった、今となれば寄ってみればよかったと思う。

縦走路から左に10分くらい入ったところが 『白砂山』。山名表示板なし

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白砂山から弥三郎岳をみる。↑

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モダンアートのような、なごみ系の形の岩が楽しい。
対面する弥三郎岳が迫り来るようだ。ランチ場の凸岩は、ツルハゲ頭のような円満な姿で乗っかっていた。『覚円峰』は、ちょっと不気味な、ショッカーのアジトのようである。
 
縦走路に戻り南へと歩く。

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爽やかな雑木林が続いていく。
いまごろになって、陽ざしが森に射しこみはじめた。 森もわたしたちも朗らかだ。

『この付近の地質の解説』 という説明板を丹念に読み、白山展望台への枝尾根に入る。

『白山』の白砂利は雪かと見まごうほどの白さ。 
右に見える双耳峰は太刀岡山である。

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順調に歩を進め、『獅子平分岐』に到着、ふと時計を見るとバスにギリギリの時間、 余裕があるからなんてノンビリしすぎたかも。 まぁ、歩きやすい道なので早足も苦にならない。

林が拓け台地が現れ民家が見えてきた。「おっ、到着?」と思ったが、手前の『北仙開拓』の地だった。

5分ほどで林道になり、サラシナショウマやヤマトリカブト、ノコンギクなど眺めながら10分ほどで 『獅子平』バス停に。 バスは時間通りにやって来て、順調に甲府駅まで運んでくれた。焦らないでも3分後に発車の中央線高尾行き各停に乗車でき、最後までラッキーな一日だった。

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では また~  (^_^)/~   

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