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里山の6月

町田市~八王子市~相模原市のあたりのとある里山

2008年6月28日 (土) 曇り

つゆの中休みです。
あの里山の4月に続いて6月のようすをレポします。
こんな田園風景は今や、守っていかないと消えてしまう、瀬戸際です


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あの谷戸の、休耕田のニリンソウは消えハルジオンの花園となっていました

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畑の一角に↓植えられたギボウシは、ちょうど花の時期。
クサソテツや 蕗も 少しだけ植えられています

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                             ↑ この苺は?

あとの畑は豊かな自然のなすがままに。
夜は ホタルが舞うのでしょう

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道沿いには ヒメヤブランやほたるぶくろ
コウゾの木もたくさんあってオレンジ色の実が成っています
黒くなったらおいしいそうですが今でも充分おいしいと思いました

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4月に出逢った山菜採りの方と また遭遇。

「きょうは何を?」
     Siode_3
袋の中味 教えてくれません
でも でも お願いしたら 
別れ際に、見せて貰えました

これはシオデ
別名「山のアスパラ」
そして「山菜の女王」

そんじょそこらには生えてなく
あるところは決まっているらしいのです。

そこは ひ・み・つ   

    桑の実ジャム   

Img_1205_2   

桑の実を洗う
砂糖をふりかけしばらく置く
弱火で煮詰める (適宜砂糖いれる)
………… パンに ヨーグルトに ……   とても おいしいヨ

   味噌わらび 

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わらびを少量つんだとき
平ナベにわらびを入れ、
熱湯をかけ かるく重しをして一晩おく

翌日 さっとゆでる 水にさらす

…………  だいたいこれで あくが抜けてます

サクサクしたワラビをみじん切りにする
適当に味噌と混ぜる

……… 酒のつまみに あったかいご飯に お茶うけに …… ぐー (^^) v

.

Kouzo_3      

では また~  (^_^)/~   あしあと(山域別一覧)へ 

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あやめはどうかな帯那山

    2008年6月24日 (火) 晴れ  

 『ほったらかし温泉』というのに行ってみない? 運転はするから。

おお、なんたるチャンス、喜んで乗りましょう  

Img_1261sついでに少し歩けたらと
エアリアを眺めていたら
格好の山が見つかった。
甲府の北にある【帯那山】 

アヤメの群生地らしいから
今の季節にぴったりじゃん?  

道沿いの家並み 公民館 元小学校 お地蔵さま 消防倉庫・・・
畑仕事のおじいさん 手描きのカラフルな絵地図看板…
どれも写真にとっておきたい、風景だ 

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兄川は激しい水勢。 きのうまでずいぶん降ったのだろうか?
もともと 水の多いところなの?

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いっしょに歩く人は 山登りしない人。
「コレな~に?」といろいろなこと聞いてくる
わたしは興味津々で質問を待つ、
感性の鋭い彼女がどんなことを不思議がるのかってね、

ヤシャブシの実
カラマツの実
いえカラマツそのものにも感激してくれた。

Img_1240s ハンショウズル

これは? ハンショウズルっていう花よ
よく知っているねと感心されて、にがわらい
バイカウツギの香り高し

Img_1226s バイカウツギ

登り初めの林道は水が流れ川のよう。
登山靴のおかげで靴下を濡らさないで歩けた。 
やがてダートの巾広道となると草が被さってくる。

Img_1297s ノバラ

あまりにだらだらとした勾配なので「山頂に向かっているのか?」 と 
心配にもなってくる。
いっしょに歩く彼女は 山頂に着こうが着くまいが
どうでもいいらしい。

野バラやコアジサイが咲き始めた、もう夏なんだなぁ

Img_1310s コアジサイ

バイカウツギ、ふつうのウツギ、コゴメウツギ・・・梅雨時の花たちは今を盛り

途中で林道を横切る。この辺りまで、いえもっと上までも車は入れる、
 

Img_1305s コゴメウツギ

ちょうど草刈り作業中のレンジャーの方のお話
「山頂のアヤメねぇ、、あんまり期待しない方がいいですよ」

「というのもねぇぇ 鹿に食われてしまったのですよ」

え~~ウソでしょう、
そう、・・ なんだ。 ううう ・・・ 
ザンネンダァ・・・ 

ついに 帯那山山頂に到着しました
真っ青な草原~~貫禄の赤松。

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ごらんよ アヤメが咲いているよ、蕾も多いし
少ないと思っていたおかげ、
「けっこうあるじゃない、咲いてるじゃない?」 と 嬉しくなった。


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誰もいないなんて、、ふふふ 逆宣伝のおかげかも~
ホーホケキョ ホーホケキョ  
カッコーカッコー 
小鳥たちは賑やかだ

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チョウチョ多い
アブハチ多い

これって、花が元気な証拠じゃない♪

Img_1285s フナバラソウ

フナバラソウも咲いていた 湯ノ沢峠以来のであい

↓ヤマハタザオって ぴったりの名前だね        ↓ナツトウダイ

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ミヤコグサ ↑                       ↑ナワシロイチゴ


歩き足りないので奧帯那山まで足を伸ばす
すずやかな気持ちの良い雑木林が続く

Img_1270s 三角点付近 はシダが群生

三角点にタッチして もうちょっと先まで行ってみたけど、並行する林道に下りてしまうので、ユーターンして帯那山に戻った

Img_1269s つぶらな瞳に見つめられ

帯那山から、南のダートの林道を下る。
林道脇にはワラビがごっそりあったのでウハウハ収穫しながら歩く。

Img_1301s_2 キイチゴ

キイチゴが鈴なり、こちらもウハウハ大収穫
(しかし 途中でぐちゃ~っと溶け出した。苦渋の決断で捨てました)
林道添いにもとこどどころでアヤメの花が美しい。

Img_1303 観光的な山と思って気楽にいたのに、道標類は少なくて、このよい道が正しいのかどうか? 地図で確認しながら歩かねばならなかった。

山の中に、お城のような電波中継塔の出現にはびっくら。 草ぼうぼうの広場には東屋あり、なんかそぐわないってかんじ~。 この広場にもアヤメも咲く。

山道を下る。山肌を巻いて行くので、長く感じる。すると突然、立派な林道に下りた。わたしのとっては ここが非常に分かりづらかったところ。自分の行くべき林道の名前をしらかなかったからね(水ヶ森林道)
地図をにらみつけ、コンパスをあてて、用心深くすすんでゆく。

Img_1322s ヤマオダマキ

太良ヶ峠がクリスタルラインとかのピカピカ道だとは予想外
富士山が見えたからよしとするか。

舗装路歩きはホントに足に応える。
お疲れモードで 登山口に戻った。

Img_1324s ヤマグワの実 

疲れていたくせに しぶとくヤマグワの実をウハウハ収穫
完熟してるものは少なし。来週だったらもっと採れたろう。

そうして計画通り ほったらかし温泉の露天風呂にどんぶらこ、
富士山をながめ  甲府の町を眺め、 
さっぱり疲れもとれまして、 
中央道をすっとばして帰路についた。

【コース】 帯那山登山口P-林道横切る-帯那山 -奧帯那山11:05-(ユーターン)-帯那山-電波中継塔-林道に-太良ヶ峠-P →(ほったらかし温泉)
【地図】昭文社:金峰山甲武信

では また~  (^_^)/~   あしあと(山域別一覧)へ 

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柳沢峠~倉掛山~白沢峠

2008年6月18日 (水) 晴れ  

おととしに続き三窪高原にツツジ見物にきた。このメンバーでは9年ぶり、そのときは、レンゲツツジやヤマツツジの競演、草原にはアヤメ・・と大感激したのだ。サテ今回は?

柳沢峠から柳沢の頭に続く道沿いには、レンゲツツジが少ないながらも良く咲いている。

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カラマツ林の若い緑と青い空。
そんな中にポツリポツリと
目も覚めるような澄んだ朱色の
レンゲツツジ
キバナのレンゲも少しあり、なかなか華やかだ。

9年前には「こんなものじゃなかった」という思いもあり先を急ぐ。

柳沢の頭を越えるとハンゼノ頭が見えてくるはず。大株のドウダン、ヤマツツジ、そして溢れるばかりのレンゲツツジ・・・と みなの心も高なり期待に胸膨らます。

Img_1076_2 しかし ハンゼノ頭はただの茶色のはげ山、

頭を越えたミクボ高原の、しゃれた東屋のまわりはさらに荒れ放題。張られたロープが空々しい。

ツツジは枯れ、下草のアマドコロやウマノアシガタ、スミレの類さえ、ほとんど見られない。

ドウダンは枯れてはいないが、花はほとんどなく、幹には治療の薬が塗られていた。

Img_1091 電波塔から板橋峠に向かう道。

花はない、人もいない、鳥の声や蝶がひらひらと。。

わずかに残るレンゲツツジの満開なのがかえっていたいたしい。

枯れたレンゲツツジの下から緑の幼葉が若干見られる。

Img_1103_2 そして草地からは小さなホントに小さなレンゲツツジが芽生えている。

復活の兆しなのだろうか?
だったら いいな

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いつの日か この斜面がレンゲツツジで真っ赤に埋めつくされる日を期待しよう。

板橋峠に近づくと、緑の防火帯が始まる。

高いところから 幅広い緑のスロープを下るのは ちょっとした浮遊感があり ストレス解消かも?

ズミの花が、満開
柳も負けじと満開。あ…花じゃなく種?

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嬉しい出来事があった、それはドウダンツツジの復活だ
種類の違いはよく分からないけれど サラサドウダンのシロっぽいのや赤っぽいのが、
鈴なりに花をつけている。
地味な花なのに遠くからでも目立つのだ。
防火帯脇の樹林帯にもドウダンツツジが多く、大木に鈴なりの花である。

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トウゴクミツバツツジもまだ咲き残り、

ヤマツツジは色濃く花も大きめで、「もしやレンゲ?」と思えるほどの華麗さだ。

← 前方に見えるのが倉掛山。
ランチタイムまで
あと少し 

ところでこの辺りにアヤメが咲いていたはずよね・・探してみたけれど、どこにもないのであった。

Img_1155s ランチのあとは、おととし見かけたアズマシャクナゲを確認し 歓声 

そして 白沢峠までの防火帯では 『花よりワラビ採り』に つい夢中になっておりました。
今回も かなりの収穫でしたぞい

【コース】)塩山→(タクシー)柳沢峠09:05-柳沢の頭09:40-三窪高原10:10(15)-板橋峠11:05-倉掛山12:45/13:35-白沢峠 14:25(15)-林道終点15:25(10)-白沢橋16:20→(タクシー)塩山        【地図】昭文社:大菩薩 2.5万:柳沢峠

防火帯でひときわ目立った大株のレンゲツツジです。

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ではまた (^^)/~~~         あしあと(山域別一覧)へ 

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草原に蕾でそろう杓子山

  2008年6月11日 (水) くもり

Img_0852h  梅雨のまっただ中ですが、雨はふらないとのご神託、杓子山~鹿留山を歩くことにしました。

タクシーで鳥居地峠にのりつけ  歩き始めると 広大な草原が出迎えてくれました。 
「富士山だよ~~」

イヤッホ~

Img_0866h

まずは目の前の高なり、高座山に向かいます。

Img_0854s 緑の中に青い小さな花が
ぽつぽつ  アヤメです。

蕾の方がだんぜん多い。
もうすぐこの草原は
アヤメの青でいっぱいになるのかも?
咲き始めの花はいちだんと鮮やかです。

Img_0857s_3 小さな青色はホタルカズラ。
こちらはそろそろ終わりの時期?

Img_0864s

こちらも終盤、ジュウニヒトエ、
濃い青色は園芸種と思っていたのですがこんなところにあるなんて。

Img_0859s ギボウシは大きな株になってそこいらじゅうにありました。
でもまだこんな蕾、花の時期が待ちどうしいです  (^^)

Img_0867s

← アマドコロ、いたるところで見られました。

草地が切れ雑木林にはいると、ササバギンラン通りになります。

ズームで撮ったヤグルマソウの花 (^^)  スミレも幾種類・・
Img_0874s_2                                                                                    写真はおぼえたてのニョイスミレではないかと ^^;    ↑

Img_0871s 頭上にはヤマツツジ、
 ←これはコメウツギ(と思います)

高座山を越え樹林帯を下ると、岩っぽくなり送電塔。下にはジシバリが群れています。

咲き残るニシキウツギ? ツクバネウツギなど いろいろありました。
(ウツギの種類はよくわからんのです)

アケビがまださいていました。

ズミは満開、あちこちで樹全体が真っ白くなるほどの花付き、
ことしはどこのズミもすごいです。

嬉しかったのは レンゲツツジの花です。

Img_0894s

登山道沿いよりもっと下の方に朱赤の塊が点々とあったのには驚きでした。
ヤブで人も獣も近づけない斜面にいっぱいの花? 
杓子山にレンゲツツジなんて、考えたこともなった

花に浮かれながら杓子山に到着。

小虫が どっとお出迎え、あたふたとランチを済ませます。
まいった、まいった。
吊り尾根を東に、 鹿留山まで行きましょう。

Img_0901s オオ。クサタチバナが咲いてます (^^) v  もう夏ですね

ユキザサは満開。
マイズルソウも咲き出しました。
オヤマボクチも順調に育っています。
ハンカイシオガマも綺麗な葉もあちこちに・・

ヤマシャクヤクは最後のあいさつ。
今年も楽しませていただきました

Img_0903s ここの住人のぶなは、太く、背が低く、ねじ曲がっていたりコブがあったり、どの木も苦労を経てきた姿、貫禄迫力!

鹿留山のミズナラ、ぶな、下草たちも元気なのを確認して下山

小虫たちの熱烈歓迎には 「マイッタ、マイッタ」

きょうは子ノ神から立塚峠に向かいます。

Img_0927s さっそく グンナイフウロの花があらわれました。

チョットした岩場をおり、小岩峰で一休み、
小虫軍団もここまでは追ってこないようすです。

やっとゆっくり   できました

お日さまが雲から顔を出し、 惜しげもなく陽ざしを振りまいています。

カラマツ林の明るい道を歩けば、清々しい気分です。
真夏の すだれの内側にいる感じ?

Img_0946s_2おんやまぁ、オオバ馬ノ鈴草だ。
さまざまな表情で揺れていました

林にはササバギンランに混じって ふつうのギンランも咲いています

立塚峠の東方向にも、草原が広がり、アヤメが蕾を揃えて出番待ちしていました。

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太陽の下では 金色に輝くウマノアシガタの花が 嬉しそう 

わたしたちは南の内野に行くので、カラマツ林の林道を下りました。
以前より歩きやすくなり 涼しくて助かりました。

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【コース】富士吉田→鳥居地峠09:35-高座山10:40-大ザス峠11:20-杓子山12:05/12:45-鹿留山13:30-子ノ神13:40-立塚峠 14:10-内野16:20  
【地図】昭文社:富士山 2.5万:都留、御正体山

では また (^^)/~~~            あしあと(山域別一覧)へ 

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藤尾山~石保戸山

2008年6月15日 (日) 曇り

高橋を起点に藤尾山と石保戸山を歩きました。

一ノ瀬高原への車道の東側に延びる林道の両側は、手入れの行き届いた美しい林が広がっています。どぎまぎしながら辿り着いた最奧の家の方に道をお聞きし、壊れそうな桟道を渡り山に入りました。

Img_0961s_4  巡視路は尾根の脇を緩やかに延び、分岐をいくつか経て、やがて左にカーブしてゆきます。このままだと藤尾山の山頂jから離れていきそうなので、途中で乗越すなだらかな尾根を辿ることにしました。

 涼やかで緩やかなのは最初のうち、地形図通り岩混じりの急登になり、岩が途切れるとササヤブが繁茂していました。背丈以上の笹ですが、 どうにか歩いて行けます。

Img_0969s_5 さっきまで雨が降っていたらしく、服がびしょびしょになっています。 けれど周りは滴る緑、点在する真っ赤なヤマツツジ、輝く光景に目を奪われ、濡れることなど気になりません。
うす日が射すと小鳥の声はいちだんと高らかです♪
エネルギーの溢れた、なんとわくわくする山なのでしょう。

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入山して1時間くらいで犬切峠からやってきたの道に合流です(1560m)。
笹ヤブの間に道が切り開かれ、両側には圧倒する緑、ミズナラの巨木が次々と現れ、それは驚きの展開でした。藤尾山って優しそうな里山っぽいイメージだったので。

山頂は笹を刈った小平地に三角点と山名板が寂しそう、展望はありません。

P6150015s 来た道を戻り犬切峠に向かいます。
先ほどの(1560m)点を通過し、すぐ先の1570mピークを左に巻き、グングン下って行くと
幅広の防火帯にでます。

ぱぁっとひらけた景色に、とんとんとん…あしどりは軽快です。 (けさがた辿った道は、ここで合流するようでした)

防火帯歩きは15分くらいで、車道の走る犬切峠に到着しました。

なんともあっけない感じ。

車道を左に新犬切峠まで歩き、石保戸山に繋がる尾根(やはり緑の防火帯)にあがり、コーヒータイムを楽しみました。

Img_0996s

しばらくは こんな防火帯が続きます。ワラビがにょきにょき顔を出し、摘みながら歩きます。 きょうはは2㎏ほど収穫しますた

Img_0999s
ふり返るとた大らかな藤尾山が、ドッシリとなんとも立派です
さっき歩いた防火帯、おわかりですか?

この先も大きな緑の帯を歩きます。

P6150032s_3

マルバダケブキ、ミズナラの巨木。
二本楢あたりは たおやかな緑の丘にのつらなり・・とてもいい気分です

だれだって、こんなところ歩いたら    ですよ~

指入峠には 工事中の林道が すれすれにヘヤピンカーブしています
おおおおぉぉ

再び山に入ると 緑の丘が続きます。ノロカワの頭ってここのこと?
あいかわらず ミズナラの大きな木が目をひきます。

P6150036s_3 

そんな丘を下り鞍部に到着すると 眼に前にはグズグズの急勾配が待っていました。
「ここ登るのかい?」と、思わず・・・   けれど他に道はなし、這い上がるようにあがると、再び緑の帯が延びていました。

そんな道が 90度左に折れるあたりが 石保戸山入口です。
赤テープの目印に従い、シラビソの香り森の中、踏み跡をたどり5分ほどで山頂に到着しました。

Img_1018s_4
黒木の森に踏み跡あり                     石保戸山山頂

三角点にタッチして 先ほどの防火帯に戻り、ランチタイム。

なんだかさ~、きょうは ノンビリしたいなぁ。 鳥小屋から白沢峠を周る予定だったのですが、せこせこ歩くのがやになってしまいました。
ヤメタ、ヤメタ、このまま
 高橋川への道に下りましょう(と予定変更)。

Img_1019s_3  (2.5万地形図の破線路は現況と違います)

山頂入口のポイントから南へ向かう防火帯を下ります。

じき、防火帯は終わり☆
東西に走る巡視路にぶつかるので、西への道をとりました。

勾配のあまりない水平な道を、石保戸山を西から周りこむようにゆくと、鳥小屋への分岐がありました。 
「こんどは 行きますね」と心で言って、下ろうとしたら鳥小屋方向から人の声…
「そっちを下りたら車道歩きが長いでよ、どーせなら、気分いい道の方がいいだろう。 時間もかからないし」と 早口で道を教えてくださいました。「大丈夫かな?行けるかな?」とも思ったけれど、もしまちがえても巡視路は忠実に辿ってさえいれば、どこかに下れるのは確実なので、お薦めに従うことに。

先ほどの☆に戻り、東への道を辿ります。いくつかの分岐もクリア、工事中の林道が巡視路をぶった切っている難所(笑)もクリア。
山腹を巡り、沢沿いをたどり、無事高橋川沿いの車道に下りました。

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ぼろいけど安全な桟道。            から地面に下りるのは勇気要った

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高橋川沿いの道には、お寺や、こんな建物があり、趣を深くしています。
朝がた道を教えてくださった美人のおばあさんもステキだった、高橋ってなんていいところなんだろう、なんて思いながら駐車場所まで歩きました。

【コース】 高橋P 07:30-藤尾山 09:15-犬切峠10:10-新犬切峠10:20(20)-指入峠11:25-石保戸山12:25/13:05-鳥小屋分岐-工事中林道14:10(10)-車道14:50-P15:20 
【地図】昭文社:大菩薩 2.5万:柳沢峠

 

Kurinsou_3
下り道で こんな光景にも出逢いました。クリンソウのすばらしい群生です

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小雨も青し御前山

2008年6月4日 (水) 小雨

もう梅雨入りなんだって?
朝から細かい雨が降っている。こんな日はノンビリ歩こうと栃寄から御前山にいった。

昭文社のエアリア地図には出ていない『体験の森』の歩道・道標が整備されているので
迷ってしまう。なんとも情緒豊かな道が、どれも「御前山」に向かって行く。

Img_0770 トチノキの花ざかり

急ぐみちでなし、まぁ、気の向くままに歩くとします。 

雨に濡れた草花や木々の葉がなんとも瑞々しい、
そんな緑の中の白い小さな花たちも濡れている。。

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はやくもマイズルソウが咲く          これは えーと?

Img_0804 ラショウモンカズラの鮮やかな青い色が、
点々…と山頂近くまで、続いていた。。

Img_0794  ユキザサもあちこちに。  

 

Img_0799  御前山は霧の中 

Img_0801_2  おとなりの惣岳山も霧の中。 

Img_0802  小河内峠方向はこんな霧 

わたしたちは緑のトンネルをくくり抜け・・・ 

Img_0810

真っ赤なヤマツツジに出逢った 

Img_0809

ところで『クロモン』ってなんなんだろう??
「カラマツの道」から「クロモンの道」を歩いたのだ。


最後に、したたるような緑の世界のむこう、明るくひらけると

Img_0773

そこには 大きな滝があった。
これが栃寄大滝であるのか? 大滝はもっと下流にあるのか?
きょうのところは わからない。

Img_0779

【コース】 とちのき広場-湧水広場-避難小屋-御前山-惣岳山-体験小屋-とちのき広場
【地図】昭文社:奥多摩 2.5万図:奥多摩湖
「体験の森の案内図」があればよかった(帰りがけに「栃寄森の家」で入手)

この季節の白い花 
オトコヨウゾメかな~             ヤブデマリかな~

Img_0808h

ウツギも そっくりなのが多いですね

霧の中のような ぼんやりしたレポで ○×▼○△× (/_;)

ではまた(^_^)/~   あしあと(山域別一覧)へ 

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