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カロー大滝を巡る道☆新緑

  2008年5月4日 (日) 晴れ

日原に来たのは久しぶり。東日原バス停、郵便局、駐在所、・・・街道沿いの建物や植栽が変わらずにあり…、なんとなくほっとした想い

Img_0180 ←カロー橋

小川谷林道をカロー橋まで歩き、カロー川谷沿いの道に入る。谷底にはまだ陽が届かず深閑とした空気に満ちている。左に高なっていく尾根には、かつて単独で登った思い出があり、あのときの初々しい緊張感が懐かしい。

Img_0184 きょうは沢沿いの水平な道を行くだけと思っていたが、徐々に高巻き道になり、沢も見えなくなってきた。ジグザグと高度を上げていくので、うっかりハンギョウ尾根への道に紛れこんだか?

Img_0190
小尾根をのっこすとき、尾根を河床まで降りてみた。途中に横切る道などなかったので、やはり辿ってきた道でOKっていうことだ。    再び沢音が聞こえると、じき川と再会。小滝を繰り返す流れ、岩には苔やネコノメがびっしり咲いている。

P5040024 →は7mの滝。上の木橋を歩いている。 川床には黄ケマンソウが群落を作っている。流れを覆う緑は、チドリノキの若い葉っぱだ。

ヨコスズ窪が出合い、木橋で沢を渡り返す途中で、小屋(賀郎谷小屋)あとのトタン板などを見る。

Img_0217
エイザンスミレ                 ミヤマハコベ

Img_0215s ← チドリノキの若葉萌える小沢

沢を渉り返し、なおも道を辿ると、消えかかった看板あり 『ところどころにあるわさびをとらないでください』 あ、この岩ゴロの涸沢はワサビ田跡だ。
やがて道はジグザグに登り始め尾根を越えるあたりで別の道に合う。 【←賀郎の大滝30分・賀郎谷小谷1時間】は、きょう唯一の道しるべだ。
賀郎の大滝に向かう。どんどん下る道である。対岸にはハンギョウ尾根の芽吹いた木々が青空に映えとても綺麗だ。

ふたたびカロー川谷に降りる。大滝はすぐそこだ。
はやる気持ちで岩を越える。岩を覆う苔はビロードのような輝きを放っている。

Img_0263s_2 カロー大滝は豊かな水を迸らせていた。
陽ざしを受け、しぶきが輝き、なんと美しいんだろう。滝を見てホレボレしたのはひさしぶりだ。

細かな水粒が滝壺にあふれている
20㎝くらいの魚影が夢のように現れ消えた。

水しぶきの中に小さな虹が浮かんでいる。

Img_0266s 

滝の近くの岩壁には、自生のワサビが花を咲かせている。 

Img_0272s_2
滝の近く  ハルリンドウと    ハナネコノメ

来た道を戻るつもりだったけれど、ハンギョウ尾根側も魅力的。なのでそちらをとる。
深い落ち葉道を行く、ミツバツツジが咲いている。
そうそう、対岸に横たわるヨコスズ尾根の上方に赤ピンクの塊を見た
あれはアカヤシオか?
確かめられないけど、わたしの心のヨコスズ尾根にはアカヤシオだ。 

Img_0292_2 ハンギョウ尾根に上がる道を分け、なおも水平道を辿っているうち、すてきな雑木の森に踏み込んでいた。都水道局「参考林」の看板がある。
ほんとはここから 川に降りる道を選ぶつもりでいたけれど、そのまま緑に引きずられるように、水平道を辿る、
じきにジグザグ登り始め、ハンギョウ尾根の上に出る。モノレールが敷設されてからは、初めてきた。

Img_0298s_2 
ハンギョウ尾根は フモトスミレの大群落 わーお!

レールに沿って小川谷林道に降り、押し寄せてくる新緑の波を分けながらの道のりも、また楽しかった。

Img_0301s

林道始点P07:20-カロー橋07:35-小屋あと 09:10-カロー大滝 10:20(25)-
参考林11:45-ハンギョウ尾根12:15-林道12:45-カロー橋13:05(35)-P13:50

では また(^^)/~~~

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