丹沢主脈もシロヤシオ
2008年5月28日 (水) 晴れ
塩水橋にはすでに10台以上駐車、丹沢のハイシーズン到来だ。
いつものように本谷川に沿って林道を歩く。川の流れは速く淡い水色。丹沢の石が青いから? ほんとうのところは知らないけれど。
対岸の大トチノキの花がたわわたわわ。あ~んな大きな緑の塊、どんな大木だろうか。近寄れないからなお魅力的に思えてしまう (^^)
ハンショウズル フジ
ウツギ 、バイカウツギ、
1時間ほどでキューハ沢出合に到着する。
出合いから日高に至る尾根を登って行く。
(三年前もシロヤシオ)
ヒノキ林の中に延びる作業道を使わせていただく。
美形の ギンリョウソウ
ほんとうは四町四反ノ沢出合いから龍ヶ馬場東尾根を行こうと思ってたけれど、トラバースしようと早まったせいで、結局40分もロスしてしまう。
きょうはおとなしく、日高経路を登ることにした。
次回は大丈夫。 もう間違えない自信あるぞ。
三角沢ノ頭が近づくとブナの木が多くなり
シロヤシオやトウゴクミツバツツジがわんさかわんさか。
古木とも言えるシロヤシオの大木が見事だ。
そういえば この2.3年で一挙に増えた私製の案内標が、消えていてスッキリ、ほっとした。(寿岳と書かれた石も見えなかったのは気がかり)
こういう丹沢を歩くことが出来て しあわせだ。
霧に包まれたり 陽がさしたりと 天気は目まぐるしく変わる。
丹沢主脈には、日高辺りに飛び出る
霧の海の南側を向いて ランチタイム
丹沢主脈の稜線上のシロヤシオツツジやトウゴクミツバツツジが咲きはじめた。
遠目にも 大木なのが分かる。
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丹沢山で 見た可愛い花。
トゲに見覚えがあり、家で調べたら メギの花(左)。この赤い実を去年大山で見たのだ。花と実が繋がってちょっと嬉しかった。
マイズルソウも咲き始めた(右)。
さて下りは 「久しぶりに 天王寺尾根で」 ということになった。
埋め尽くす下草の緑は バイケイソウやマルバダケブキ
その中に 小さな星の花、シロガネソウが群れている
ぶなが綺麗な尾根である。
そよそよの 下草がなんともいえない
あまり期待してなかった シロヤシオツツジや トウゴクミツバツツジも 咲いていて わたしたちは 大喜びだ。
緑の切れ目から 長尾尾根を見ると
「あ、前にも見たよね あの雲…」
「もしかして
滝雲っていうんじゃなかったっけ ?」
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尾根も終盤にさしかかると、鹿柵沿いに歩いていく。
なつかしいレトロな鹿柵越えも、ここではまだ現役だ。
桟道も古くて踏み抜くんじゃない?と 心配だった。 ・
どういうわけか 標準コースタイムでは下山できない。前回も 前々回も 時間がかかった。 今回も、丹沢山から林道まで2時間半だった。
【コース】塩水橋P 08:00-キューハ沢出合08:50(10)-(ロス40分)-三角沢の頭11:35(15)-日高12:35/13:10-龍ヶ馬場13:25-丹沢山13:50(20)-堂平分岐14:40-天王寺峠 16:20-林道16:55-P17:25 【地図】昭文社:丹沢 2.5万:大山
「丹沢っていいな」
そう思える一日だった。
花よ山よそして
自然を守ってくださるみなさまいつも
ありがとう
ではまた (^_^)/~ あしあと(山域別一覧)へ
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