ワサビ咲く芦川から尾根越えて芽吹きの稲山~桃の里
2008年4月16日 (水) くもり
石和から鶯宿行きのバスにのり芦川村役場まで、と思ったら、芦川支所になっていた。いつ芦川村から笛吹市になったのだろう。
2.5万地形図の「名所山」のことを地元のお年寄りは「トヤンハチ」とおっしゃっていた。この界隈のピークの呼び方はよくわからないけど、きょうはまず、そのトヤンハチをめざす。
とりつきまでの道すがら、ワサビ田には満開のワサビの白い花。道端に濃い紫のスミレの花も咲く。堰堤の手前に右の尾根にはいる階段あり、引かれるように山に入る。尾根にのったところで遅ればせながら地図確認したら、あれあれここは隣尾根、
「まっ、いいか、どーせ同じピークに出るのだし、ヤブもないようだしね(^-^)」、なーんて、アバウトな山登りです(^^;)、、、
カラ松・雑木・赤松林、ルンルンな落ち葉道、多少岩が出てくるけれど、おかげで急登もするするこなす。 やがて登るつもりだった2.5万地形図の破線路と合流、10分もしないで、トヤンハチに到着した。
↑トヤンハチ山頂 ↑春日山山頂
トヤンハチには「春日山最高点」なる標識がある、(ちなみに地形図にある「名所山」の名標は西隣のピークに立っている。)
わたしたちは東方向、防火帯をガ~~~~ンと下り、車道がのっこす『黒坂峠』をすぎ、植林に囲まれた「春日山」を通過する。ダンコウバイ、クロモジの花を愛でつつ緩やかな尾根を伝って、やがてアンテナ群&三角点の『春日沢の頭』の広々とした山頂に出た。
↑春日沢ノ頭山頂 ↑稲山山頂
春日沢ノ頭からは西北の1112m稲山に下る。一本道の歩きやすい尾根。
カラマツも新芽は小さな緑の点々、それが下るにつれ緑のベールになってくる。
稲山には山名表示のほかに上の右写真の案内板あった。
今回は南回りを選んだけれど北回りもなかなか良さそう。
↑は南回りの道。
標高が下がるにつれ、緑が濃くなってくる。スミレ、イカリソウなどお花も楽しい。
となり尾根のめぶきのモコモコには、、みんなでみとれてしまった。
↑アケボノスミレ ↑めぶきのモコモコ
767.5m△の手前で、尾根から分かれる右の沢道がしっかりしていたので、
そちらを下る。
←ニリンソウ
気品あるエンレイソウの群落→
↓アズマイチゲ
ヤマブキさく稲山林道
ケヤキの森ってここ?
先ほどの稲山から北回りで下れば、このケヤキの森を抜けることになる?
いいかもしれない (^-^)
桃の里に出た。おととしの桃見物とおなじ桃畑。 花はそろそろ終盤で、摘花の済んだ桃の木は青々とした若葉となり、ピンク色の花がチラホラあるだけ。でもこの花が大きな甘い桃の実になるのですよね。まちどうしいな(^-^)
畑の下には青い草がそよぎ、ホトケノザのピンクの塊が盛りあがり、タンポポの黄色の小花が一面にひろがっていた。
ふるさと公園でお茶を飲んでいると じきにcallしたタクシーがやってきた。
【コース】石和温泉 09:25→(\930) 芦川支所 10:25-トヤンハチ(名所山・1235m) 12:20-黒坂峠 12:40-春日沢ノ頭△1235.1m13:20'(30)-稲山 (1112m)14:30-767.5△ 15:30-林道15:45-ふるさと公園16:25(25)→(\2600)石和温泉17:10
【地図】2.5万図:河口湖西部
ではまた (^^)/~~~ あしあと(山域別一覧)へ
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