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百蔵山 コタラ沢左岸から

2008年3月26日 (水) 晴れ、気まぐれ

里山はうっすら えび茶や赤や抹茶色に色づいてきました。
静かな花盛りの季節です。 

そもそも上和田行きのバスに乗り遅れたのが始まり。
しょうがなし タクシーで浅川入り口まで行き、コタラ沢の方に歩いていきました。

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畑作業のおじさんと話をしたり ふきのとうやツクシを摘みながらどんどん歩いていくと、コタラ沢に出ます。
川を渡った対岸の杉林の入り口に浅川の指さし地蔵さんがいるのです。

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画像をクリックすると 少し大きくなります→

百蔵山にはコタラ尾根、でも思えば目の前の杉林は 百蔵山の西尾根に繋がっているじゃありませんか、それなら、この杉林を登らせてもらいませう。

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ときおり残されたケヤキ(と思う)を眺めたりしながらグイグイ登っていたら、右から作業道(元ダート林道?)がやってきました。

あたりはアブラチャンの花盛り。

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地味な花でもこれだけ多いと、黄色の海になるのですね(^^)

お次はすずなりのキブシで 

その次はダンコウバイ

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そんな花たちを愛でているうち、福泉寺からの西尾根登山道にぶつかります。
松の緑にダンコウバイは良く映えてます。そういえばここの松は どれも生き生き、葉っぱの緑も赤い幹も艶やかです。

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百蔵山には1時半に到着。 春霞でご自慢の展望はおぼろだったけれど、うっすら見えていた富士山の雪は大分解けてしまった感じです。

下山は久しぶりに 浄水場への道(山頂のすぐ東から南に下る道)を行くことにしました。ロープの設置された急降下です、それでも明るい雑木林に、ダンコウバイが登りの道以上に華やかに咲いています。

足元を飾る小さな春の花は シュンランとタチツボスミレ?です。

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標高が下がるとダンコウバイからアブラチャンに変わりました。沢が近いのかもしれません。

ことし初めての山菜採りは カンゾウ↓、  酢みそ和えにさせていただきました。

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浄水場に近づくと、フサザクラが満開です。
小さなツツジが小さな葉っぱを噴き出していましたし、

つぎの山にいくころは 本格的な芽吹きが始まっているかもしれません。

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【コース】 猿橋→浅川入り口-コタラ沢-百蔵山-浄水場-猿橋駅
【地図】  昭文社:高尾陣馬   2.5万:大月

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ひとしれず はなのさく きみの けなげさが いとおしいよ

そういえば いつのまにやら アクセス10万越えてました
お越しくださったみなさま ほんとうに ありがとうございました 
<(_ _)>

これからもよろしくお願いします  

ではまた (^^)/~~~

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竹森小倉山のザゼンソウ

  2008年3月19日(水) 曇~小雨

竹森のザゼンソウが見ごろというので出かけました。
楽しそうなマップでしょう?↓  きょうはウキウキ (^^) ハイキングです。

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                              07年12月撮影

【コース】塩山→(\1250)竹森玉緒神社 -水晶山-小倉山 -上条峠-ザゼンソウ公園~湯原BS →(\100)塩山 (歩行約3時間+ザゼンソウ)
【地図】昭文社:大菩薩  2.5万:大菩薩峠

竹宮の玉緒j神社にお詣りし、果樹畑に流れる小沢に沿って歩く。桃の木の下は ホトケノザが満開のピンクのカーペットになり、モモの蕾はふくらんでいた。

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鹿柵をぬけると玉緒神社の奥宮がある。
水晶山は個人の山で、許可なく立ち入り禁止という札がある。前もって許可をいただいておきました。 奥宮から道に沿って進むと石ころだらけ間にキラキラしたガラスの破片のようなものがある。かつては水晶鉱山だったとかいう、名残と思う。

尾根に乗ると 右ヒノキ 左雑木の急登。 落ち葉が深く ミズナラの枯れ葉で滑ってしまう。 大きなドングリをひろいながら、登って行く

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水晶山はヒノキに囲まれた山頂らしからぬ頂で、南にしっかりした踏みあとが延びていた。わたしたちは北の小倉山に向かう。あっという間に小倉山山頂だ、

Cimg0510 いやはや立派なヤグラ、
ベンチ、テーブルが完備。ここでランチにした。

ヤグラはなかなかセンスのいい造りで、晴れていれば眼下には甲府盆地、南アルプスや富士山が一望なのだろう。
曇天のきょうは 塩ノ山が街の中に、取り残されたように座っていた。ちょこんと可愛らしい山だ。

小倉山から北東に上条峠に向かう。道は整備され歩きやすい。雑木林は春になりたてでダンコウバイの花がさくばかり。 青っぽい小鳥がさかんに飛び交っていた。 裸木だらけの雑木林がたいそう賑やかだ。 人間の目には見えにくい春が、小鳥たちにはいっぱい見えているのだろう。
996mピークあたり、コブの起伏激しく、 ちょっとだけハァハァしてしまう。
正面の高芝山が格好良い。

右下に山を削って新しい道路がうねっている。切り倒された雑木たちがいとおしい。
降りたところが上条峠(平沢峠)、左折し スマートな雑木たちの間を縫って歩く。

シラカバも多く、スラリしたと美白の肌、うらやましいなぁ。

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沢音を耳に歩く道はなんとも心地よく、緑の季節になったなら、たくさんのお花たちに出会えそう。そんな話をしながら歩いていたら カタクリの葉を見つけた。ここいらは『カタクリの里』でもあるらしく 4月初旬には カタクリやニリンソウがたくさんさいているそうだ。

森がきれたところに 新しい建物や駐車場が見えた。ザゼンソウ公園だ。

ザゼンソウは建物と反対側ですよ~ といわれ行ってみたら、遊歩道がうねうねとのびている。 じつはそんなには期待していなかったのだ。 ところが 自生地は広く、沢に沿って歩道がどこまでも続いていく。

その両側にザゼンソウがモコモコと顔を出している。

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『紫黒色の仏炎苞に被われた小さな花の集合体が、達磨の坐禅に似ている』という花で、
まぁ ご覧あれ。

なぜか 歩道に背を向けてる花が多い。
きっと恥ずかしがり屋なんだわ、なんていいながら歩いていく。

Cimg0539h  そう思って眺めると、背中を丸めたそれぞれの後ろ姿が、とても愛らしく思えてくる。

中には白ぽいのや緑色のもある、時間がたつと紫に変わるのかと思っていたら、どうも アオザゼンソウ とか アルビノ種とか・・らしい

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←紫と白のおみあい (^^)

ひとつひとつが違った形なので見飽きない。

まだこれからも出てくる株がありそうだし、どんな葉っぱなのかも興味ある。
水芭蕉のような葉を想像するけどね (^_-)

Cimg0563 ブラブラしていたら、とうとう小雨が降ってきた。
駐車場の洒落た建物が開いているのは土日だけらしい。近くのおみやげやさんに入ると ハーブティのおもてなし。 店の方とお話ししながら、バスの時間まで過ごさせていただく
。平日ならではの(^^)。 お味見しつつ、商品の説明を聞いているうち、ひとつ買い ふたつ買い・・・ とうとう買い出しに来たような荷物になってしまった(笑)

湯原からのバスはわたしたちの貸し切り状態。
話し好きの運転手さんの観光案内付きだ。 塩山駅まで寄り道しながら ずいぶんたくさん乗ったのに 料金が100円というのには 感激した。
「また バスに乗って下さいね」

ではまた (^^)/~~~

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桜峠~大峠、芦川北稜

2008年3月15日(土) 快晴

昨夜の大雨が急速にあがって、幕開けのように青空が広がり始めた、甲府南ICで高速を降り、市川大門方面に向かう車窓には朝日に輝く白い山々が姿を現した。

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こんな八ヶ岳↑や南アルプスのお出迎え、きょうの山行きが、ますます楽しみだ。
去年の地蔵峠~八坂峠の帰り道、心惹かれた芦川北稜の峠越えの道を少し歩いてみるつもり。 2.5万地形図の破線路を辿ります。

【コース】畑熊入り口BS 07:15-集落跡07:45(30)-崩落8:45-桜峠 09:10(15)-620m峰 10:10(10)-林道大鳥居線10:35-三ツ俣尾山11:10(20)-大峠12:25-901m峰12:55(25)--中山BS 14:20 【地図】2.5万図:市川大門

まず 畑熊入り口の東から桜峠

駐車場所から東南に10分ほど歩き、山に入って20分ほど登ると石垣の積まれた、集落跡に着いた。

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梅やダンコウバイが今を盛りと咲いている。南が大きく開けた地形で日当たり抜群。 いいところって、こういう場所のことだろう。  
お茶を飲みながら、青空に描かれた大畠山から蛾ヶ岳のラインを眺めていた、ダンコウバイの香りは爽やか、なにやら小鳥たちが歌っている。時のたつのも忘れてしまいそうだ。

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集落跡から西に向かう。 山腹をへずって、しっかりとした峠道が延びていく。桜峠はおそらく遙かかなたの稜線の凹み、ずいぶん遠いけれどきょうは急ぐ旅でなし、芽吹きを迎える雑木林を感じながら、歩けることが嬉しい。

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ダンコウバイの花が多い、目の前や谷底には、満開の黄色の花が目立つようで目立たなく塊になっている。

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ところがどっこい、道が崩落。 土砂崩れが放置されたままなのだ。こんな場面がこの先にも、いつ、どこで現れるか分からない、 ぐっと気を引き締める。 小さいが崩落はもう一箇所あった。

桜峠、かつては車道が上がってきていたのか、ミラーの残骸あり。
いまは道の痕跡さえなく、まさに荒れ放題、いったい全体、どうしてこんな風景ができたのか。 尾根は開けているが、カヤが倒れ覆いかぶさり、ノイバラが混ざっているので突っ切ろうとすると足も腕も、顔も痛い。

あとで分かったことだが、「桜峠は以前畑であった」と 小林経雄著『甲斐の山山』に書かれていた、なっとくだ。
峠の対岸の小高い丘(570m)に登ってみた。↓

Cimg0419 桜の大木

そこだけは藪が消え、桜の大木が何本もあり、祠や浅間講の石碑が建っていた。
鳳凰三山やや北岳甲斐駒が一望である。 かつては畑作業のおり、この桜の下で休憩したのだろうか、さぞかし気持ちよかったろう。この桜たちも もうすぐ花を咲かせる。

桜峠から大峠へ

桜峠からは東に向かわねば。が、が、どおしましょう、この荒れ地の突破。

巻き道に入ろうか?とも思ったけれど、結局、
ましな?ルートひろって 稜線を通すことにした。戻るのってさ、めんどくさいものね(笑)

眺めるより現実は歩きづらい、踏み込むとずぶずぶと痛いヤブに潜ってしまい、スボンの上からちくちく。 ふーふー、流れる汗を拭きながら、
ふりかえれば北岳~鳳凰オベリスクまでが青空にクッキリ映え、神々しく美しく、そんな展望に救われた。

Cimg0422 荒涼感 あふれます

じきヒノキ林にはいると気温も足元も涼しくなり、ペースが上がる。
670m峰手前に石祠見る。やがて左側は、ヒノキ林がまだ幼木で背が低く、甲府盆地を一望しながら歩けるようになる。あと1ヶ月もすれば桃の花ざかり、一面のピンクのカーペットになるだろう。(ヒノキが育つまでの限定お楽しみコース) 
快適に縦走をしていたら 驚くべし、新品ぴかぴかな林道大鳥居線が現れ、見事に尾根ぶった切りされていた。

林道を越えてからも左は甲府盆地を見下ろし八ヶ岳、奥秩父を長めながらの歩くことができた、きょうのような暑い日は、植林も涼しくて気持ちよい。道の途中に三角点があり、すぐ先のピークに『三ツ俣尾山』 きょう唯一の表示である。

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前方には大峠の尾根が横たわる、アレレ、なんだか複雑な地形だよ、
改めて地図と首っぴき。このあたりの広尾根は 赤松&雑木林。 明るく心地よい尾根である。 鞍部には水たまりもあり、動物たちの天国なのだろうな、水飲みに来る鹿や猪やお猿のことを思ったりしながら通り過ぎた。いい感じ・・ 

ともかく大峠まで行こうと、そのまま進むとと二又にわかれる。当然右の道をゆく。
そこに待っていたのはなんとも素敵な雑木林、きょういちばんの森だった。

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裸木の林のスラリとした木々が美しい、空も青いし、最高な気分。きっと、芽吹きも、新緑も、紅葉もすてきだろうな、と、さまざまな森のようすを思い描き、ニコニコしながら夢心地。  こういう森がずっと続きますように・・・

大峠から901m峰

稜線に上がり、茶屋平への道を分ける*。 このあたりも感じがよい。いったいどこが大峠なのだろう。912mピークに立ってみた。なんの変哲もない。 *の分岐点が大峠? 
まぁいいや、 912mピークはワサワサした、おちつかない場所で、ランチをする気も起こらず、南への道に進んだ。

Cimg0439  テープも、もちろん道標もないこんな山の中に、
 お地蔵さまがいらっしゃった。嬉しくてそっと
 手を併せる 『どうかおまもりくださいませ』
 
 895mあたりで 尾根を降り、道なりに行くと
 キレット状の地形が現れ正しかったことが
 分かりホッとした。
 もういちどキレットを過ぎ、
 
上がったところが 901m峰だ。

   静かな山頂でランチ。 落ち葉のドームは
 素敵なのに、空ボトルやゴミが。。。

901m峰~中山~駐車場所

さて、ここから どう降りましょう。 相談の結果、最短の中山へ下ることにした。
他のコースは岩マークが絡んでいてる、なんとなく、中山への道がいちばん、
なにごとも起こらなそうな気がして早く降りられそう。

およよ、のっけっから急降下。すると道は消えてしまい、落ち場の尾根を
ただひたすら、が~~~っと下って行くばかり。
あれえええ~~~~

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威勢良くて気持ちよけれど、尾根が分かれるたびに、いちおう位置確認。
ガンガンガンガン下る、いいのかね、これで、と思うほど、ガガガンと下る。
ひと息ついたところで、右から谷を巻いてきた道と合わさった。

710mあたりが尾根を降りるポイント。気にして行く。そこは地図から広尾根と思っていたら、予想外の地形で凸があり一瞬面食らうが、ちゃんと おりくちに出会えた。
入り口はヤブっぽいが、すぐ迷いようのない確たる道形となり、やがて眼下に車道や家々の屋根が見え、無事中山に着地。 <(_ _)>

畑熊入り口の駐車場所までの車道でも、芦川の清い流れ、対岸のダンコウバイ、そして 『千波の滝』など、うららかな春の陽ざしを浴びて歩く。 

Cimg0398 芦川をバックに石仏

『千波の滝』・・氷瀑は登山家の訓練の場、と看板に書いてあった。
近づけるなら
、近くまでいってみたいな。

ああ、きょうは、ことし初めて 春を満喫できました。
いろんな偶然が重なって、たくさんのお花に出会えました、
無事、山を下りることができました。
道や花のこと教えて下さった町営バスの運転手さん、ご一緒して下さったフクシアさん、お花の咲く山主のお家の方々・・・
てんのかみさま、おじぞうさま、みなさま ありがとうございました。

Cimg0466_2  ミスミソウ

Cimg0480_2 セツブンソウ

ではまた (^^)/~~~

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東風ふけど~寒さ身にしむお坊山

  2008年3月12日(水) 曇~晴

春を探しに~、と 笹子から トクモリ南尾根~お坊山東南尾根を歩きました。
2004年、紅葉の中を歩いたときトクモリの落ち葉道がよかったので、再訪したのです。

「どこかで春が」という歌に~ ♪山の3月 東風(こち)吹いて・・という一節がありますが、この日の東風は本当に冷たかった。

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笹子から甲州街道を西に行きます。 街道沿いの宿場・元本陣をラッキーにも見せていただくことができました。
最奥のお座敷は一段高くなっており、大名の泊まったお部屋だそうです。





【コース】 笹子08:45-本陣-とりつき09:35-稜線900m 10:20(15)- 1100m 10:20-トクモリ 12:15(5)-お坊山西峰12:35-東峰12:45/13:35-棚洞山14:05(10)-車道15:30-笹子16:08  【地図】 昭文社:大菩薩 2.5万:笹子

Cimg0360_3 前回、尾根末端からとりついたら、じき送電塔の巡視路がやってきたので、きょうはちゃんと巡視路の入り口から行くことに。

しかし、なんかなぁ、怪しげな入り口ではあるなぁ・・。


Cimg0361 案の定、道筋はあやふや、クロスする作業道あり悩ましい。

ヒノキ林の中の、か細い踏みあとを拾いながら、ひたすら上へ上へと登りました。(巡視路見失う) 
最後は恒例の四つんばいの這い登りです。
稜線にでるのに、なんと45分もかかっていました。

あがったところは900mあたり、少し南に下ると二基目の送電塔が見えるじゃありませんか。 なんとも大労働になっていました。こんなことなら前回同様、尾根の末端からあがればよかったです。

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爽やかな尾根歩きとなり るんるん♪なはずですが、吹き抜ける風の寒いこと。 春はいったいどこにいるのでしょう。

急登をヒーコラヒーコラひたすら登って、ようやく、トクモリの山頂に到着、わたしの大好きな落ち葉の広がりが待っていました。

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しっかし、寒い。
お昼は どこか風のないところを探そうよ。
おちおち休むこともできず、くつろぎ場を求めて東に向かいますが・・・

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おおっ、なんだか季節が戻っていくようです。
振り返れば あれは冬景色じゃないの   綺麗 ・・・ だけど さむいです。

Cimg0379  トクモリ、           米沢山、           米沢山北尾根

お坊山の西峰は展望もなくパス。東峰に向かいました、

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ランチ場の東峰には、雪がほとんどなく、風も来なかったので、ゆっくり休むことができてホントウによかったです。 ずいぶん広々と感じましたが、藪が枯れたせい? それとも灌木類を刈り払ったのでしょうか?

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ランチを終えれば 東南尾根を下ります。
道は大きくジグザグを切っていきます、
のびやかな雑木林を楽しむために、あえて大回りしているのかしら?

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棚洞山あたりから 黒こげの木が目立ち始めます。Cimg0393
倒れてしまった赤松も多い。
お坊山2006年

そうそう 最後のおりくちが以前と変わって
いました。
高速の下を潜り、お墓の脇から稲村神社の
脇を通り、笹一で休憩してから、笹子駅に。

あ、電車がきています。階段を駆け上ってみたが
電車まであと一走り。笹子のホームは長すぎますよ。
走った、走った。
ありがとう 電車は待ってくれました。

今度こそお山でお花に会いたいな 
では また (^_^)/

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鎌沢~倉子峠~藤野鷹取山

2008年3月5日(水) 曇晴

今回は、ブロクを始める直前の3年前に歩いた「倉子峠越えして藤野鷹取山」を再訪しました。さていかなる山旅に?

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【コース】藤野駅 08:10→鎌沢入り口BS 08:30-鎌沢休憩所09:20(20)-神社10:15
-車道11:15-倉子峠 11:25-447m11:40(30)-登山口12:45-藤野鷹取山13:15
(20)-藤野駅15:55  【地図】 昭文社:高尾陣馬  2.5万:与瀬

藤野駅から和田行きのバスにのる。ちょうど小学生の通学時間、たちまち車内は黄色い帽子でいっぱいになった。華やかなり♪

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鎌沢入り口で下車、茶畑の中に延びていく上り坂の車道歩きがけっこう長いが、
大ケヤキのある神社に寄ったり、タチツボスミレやキランソウの春の花を愛でたりしながら、ノンビリと歩く。

鎌沢休憩所の東屋は居心地がいいので いつもつい、くつろぎすぎてしまう。
お喋りをしていると、このままランチをして帰ってもいいような気になっている。

さてと、腰を上げ山道に入ると、トップ写真のような展望にすぐれた尾根歩きができる。
富士山とのご対面が楽しみだったのに、きょうは気まぐれな雲が湧いていた、ザンネン。道志や三つ峠(御坂方面)の山々はよく見えているのに・・。

あっけなく メタリックな鳥居の神社に到着。ちょっと欲が出て「甘草水まで足を伸ばしてみる?」なんて案も出たけど、予定通り倉子峠への道を下ることになった。

じつは3年前は、途中の道分岐で間違えたものの、戻るのがめんどくさく、そのまま隣尾根で下ってしまったのだ(なかなか楽しい道でした♪) それで、1ヶ月後、倉子峠から生藤山に上がったのだ。 その道を今回は下ればいいの、でもね、 道は尾根を微妙にはずして付けられているし、分岐も多いので気を付けねば・・ね (^-^)

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この道しるべのお地蔵さま、「右・さの川道」「左・??」 ここは 左をゆく。
このあとも順調に下っていくが もうすぐ倉子峠の車道だ、というところの分岐で悩む。 ええい、うす藪を突っ切り尾根を通すつもり (地図で確認すれば、左に行くこと分かるのに)ここは真っ直ぐいきますわ! 分岐すぐの赤い祠から下へと続く道は 涼やかな落ち葉の堆積、靴が潜る。。わいわいわい♪

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スイスイと降りて行くが、左に並行する尾根のたかなり、気になる、あれは?
そう、案の定、降りたところは倉子峠の西の茶畑。あ~あ、また間違えますた。

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おりくちのお地蔵さま          その先に茶畑が広がっていた

まぁいいか。倉子峠まで7~8分ほど車道を歩き、切通し状の峠に出る。芭蕉(はせを)の句碑をちょいと眺めてから、南の尾根に、よじ登り気味にのった。

447mピークの小広い山頂で、お時間も宜しいのでとランチ。
すると、にわかに空がかき曇り、なんと白いものがチラチラおちてくるじゃないの、
ありゃぁ お昼寝どころでないわ、と慌てて店じまいし、車道に降りた。
(最後は尾根の右よりの杉林から)

Cimg0328_2 前方が鷹取山、

実はこの道は行き止まり、戻ったのですた  (^^;)
鷹取山は目の前だ、銀の館(老人ホーム)の向こうが登山口。

たった30分ほどの登りだが、わかっていてもニセピークに騙された。
山頂のようすは、なんとなく変わっているような気がする。

なんでだろう? 
鐘が降ろされているからだろうか?

山頂からは藤野駅まで、雑木林をのんびり下る。
こんな駅の近くに伸びやかな木々の続く雑木林がひろがっている、
鷹取山のすばらしいところだと思う。林下にはシュンランをたくさん見かけたけれど、蕾はまだまだ固かった。今年は春の訪れが遅れているのかもしれない。

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鷹取山の377m展望地からの丹沢だ。
正面には檜洞丸が険しい山容を見せている。

なぜがそこにだけ日が射し 白い姿が神々しく思えた。
左 袖平山 右 大室山

ではまた (^^)/~~~

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