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寺下峠~倉岳山~穴路峠

2008年2月20日(水) 快晴

春を探しに?里山歩きな~んちゃって、中央線沿い南側に延びる里山の稜線を ゆらゆら歩いてみました。  陽ざしは強く、暖かな日だったけれど、まだ消え残る雪が凍てつき、滑っちゃならぬと、つい力が入ってしまうのでした(汗) 

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ランチは細野山   伐採地を眼下にうららかな南面、富士山も見える

【コース】上野原 08:26→下尾崎BS 09:15-寺下峠10:25-舟山10:50(20)-トヤ山 12:00-細野山 12:30(50)-立野峠13:35-倉岳山14:10(15)-穴路峠14:40-石仏15:45-鳥沢駅17:00  【地図】 昭文社:高尾陣馬 2.5万:大室山

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寺下峠への道から秋山二十六夜山。北面はだいぶ白い。

【下尾崎】 秋山側から寺下峠に上がるのは、お久しぶりです。
「いちばん楽に稜線に上がれるルートだし、南からだし・ね♪」
と のっけからお気楽な気分で地図も見ないでスタコラサッサ。 沢筋には雪が残り若干気を遣います、

(初めてこの道歩いたのは レハンメル・オリンピック最中だったので、前夜テレビで見た彼の地の青空とここの青空がリンク、今この道をあるいているとリレハンメルという町の名前がふっとわき起こってくるのです。脳の記憶のしくみって不思議!)

やっと尾根に出ると峠道らしく、稜線をうまい具合にはずしながら登って行きます。
尾根の右と左に道、どっちかな? よく分からん。 それなら尾根上を行っちゃえ、なんて杉林を力任せの這い登り。

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ひとしきり大汗をかいてから、こんなはずじゃないと冷静に地図を見て右の道に合流するように寺下峠に上がりました。

【寺下峠】 
そうだよね、ここは、いつ来ても暗いんだった。

きょうもとっとと通り過ぎ、待っているはずの展望を期待して先に進みます。
杉林を抜けると明るい雑木林。お日さまの光いっぱい。 北の斜面はふんわりと雪が真っ白で眩しい。

やがて、「そうそう、これこれ↓」 この尾根らしい日だまりの道になりました。

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【舟山】

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富士山見えます、南アルプス見えます、滝子山から白谷ヶ丸、北の扇山が立派です。
この先も 明るい雑木林が続きます。
舟山からはガッと下りノロノロ上がってゆけば、そこは

【トヤ山】 
狭い山頂だけどね、名標が架かっているの、この山だけなのよ。
トヤ山の
北尾根もしっかりしてたよね、楽しかったわ、もう5年も前になるのよ。シュンラン咲いていたっけ、ぼんたんも食べたよね、わたしたちの山の思い出には お花と食べ物がかならずセットです(笑)

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【細野山】 
寺下峠~立野峠の低山のなかで、この細野山がいちばん好き。雑木林がいいのです。 途中、北に下る作業道が伸びており、いつか辿ってみたいなぁ、これは心の中。
山頂手前は伐採地は、まだ幼木のヒノキのおかげで道志丹沢が一望です、富士山がけっこう大きく見えます。あれは鹿留、御正体・・

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この伐採地でランチにします(トップの写真)、2月というのに暑いくらいの日の光。
風もなし、久しぶりにお昼寝できました。
目の前の朝日山が大きく見えます。 驚くくらい大きいのです!  タンノ入(と思う)の伐採がすごいです。 雪で真っ白な斜面デカイんだよね。 そうそう、丹沢の、檜洞丸がずいぶん険しきみえるじゃない?、今ごろ、深い雪なんだろな。 丹沢大好き、行きたいナァ。 とりとめのない思いを巡らしつつ、ボンヤリしてるのって、いいな。

【立野峠】 
南は明るいベージュの道がぽかぽか~~すいっと降りています。でも北への道は、ぞっとするくらい暗かった。 まだ冬なんだって、思い知らされました。
わたしたちは峠を突っ切り倉岳山に向かいます。

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35分だけの急登。いまだに ニセピークに騙されながら。

【倉岳山】
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富士山はかなりぼやけてしまったけれど、北側の展望が愉しめみました。
雲取山の防火帯の白いラインが鮮やか、御前山が大きく素敵。そして先週の百蔵山も目の前にあるのだけどね、謎、

Cimg0214 謎あり

倉岳990m。なのに 扇山1137m百蔵山1003mのほうが 低く見えるのって、
どうして?どうして?  

倉岳の北斜面は雪の斜面、でもご時世ですね、覗けばトレースちゃんと付いています。でも、わたしたちは降りないよ、きょうは西に行くんだもん。

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2時もすぎれは、午後の弱い光はたよりなく、 影も伸び 色は褪せ、わたしの中に寂しさふつふつ湧いてきます。

【穴路峠】
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わーお、これから下りる北側は、どっと雪が残っていそうよ。

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推察通り、つるつる凍って気が抜けません、思わぬ時間がかかってしまいました。
小篠貯水池の車道に出てやっとほっ  
「あ~、きょうは、高畑山まで行かないで
よかった」と、しみじみ思いました。

とちゅうの石仏・へそ水コースの道が分かれるの方の。
なんとも穏やかな表情に惹かれます。

Cimg0234k ではまた (^-^)/

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丹沢は雪深し(本間ノ頭)

2008年2月16日(土) 晴のち曇?

今年の丹沢は雪が多い、そこで県道70号の塩水橋から本間ノ頭、できたら丹沢山までゆき富士山を眺めようと出かけました。

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(本間ノ頭~円山木ノ頭  蛭ヶ岳の左に鬼が岩の頭、中腹に白馬のカヤト)

ところが稜線の雪深さは想像以上、オマケに日が翳ってすごく寒い、ということで円山木ノ頭から下山 結果的には良い判断だったと思います。 

【コース】 塩水橋P 07:45-830m 09:35(10)-縦走路11:05-本間ノ頭11:20(10)-円山木ノ頭12:10/13:00-ワサビ沢出合14:05(10)-P15:15
【地図】 昭文社;丹沢 2.5万:大山

本間ノ頭西南尾根を1時間ほど登ると、大栂や大杉が大らかに枝を広げている。
どの木も個性豊かで、力強く生きざまを見せてくれる。

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もう百年以上、生きてきた木もありそうだ
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そんな木を眺め 撫でさすり、
 写真に収めながら
  登って行くのだ。

 木の名前を知りたいけれど、
 なかなか覚えられない。
 
それでも、 Cimg0090

 

その木の生い立ちを想像しながら
歩いてゆく。

やがて前方に雑木を載せた、雪たっぷりの台地が見えてきた。

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めいっぱいの陽ざしに雪の白さ眩しく、雑木の梢が青空に広がっている
シンプルなサイレントな景色、ここには光や色や清々しい空気がたっぷりつまっていて、自分の震えるような感覚が嬉しくてならない

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台地状のところで広尾根に合流する、以前なかった鹿柵が張られていた。
シンボルの大ブナは、きょうも
元気にガツッと根を張り枝を広げていた。

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尾根の片側は植林だが、大栂が点在、どっしりとした黒木の深みが丹沢に当たり前にあるなんて、こんなんこと今さらながら気が付くなんて、オドロキと気づいたヨロコビ?、つまりきょうは強く感じる日なのだろう。

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やっと宮ヶ瀬からの縦走路に出た。雪はますます深くなり歩きづらくなる。
本間ノ頭に着くのに15分もかかってしまった。

本間ノ頭でいっぷくし、縦走路を西に向かう。 あまり歩かれていないらしく、雪深さは想像以上だ。雪を分けて行くのも、「この時期ならでは」と思えば楽しいけれど、やっぱり時間が掛かってしまう。汗もかいてしまいます。

ランチは円山木ノ頭にて。『ベンチがあったはず』というわたしの記憶は間違いだったらしく、探しても見つからない、しかたなし、雪の原にシートをひろげた

さっきからぶ厚い雲が中天を覆い太陽を遮ぎってしまっている。おかげで冷たい風が肌を刺す。 「これからどうしよう?」 「丹沢山は無理無理」 (そんなの最初から思ってた?) 「堂平のブナ林からおりようか?」 「でもさ、ここで、こんなに積もっているんだから、ブナ林のあの緩斜面、ラッセルは大変だよ。」「そうか、んじゃ、このピーク(円山木の頭)から降りちゃおう!」

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ということで、ひゅーっ、ひゅーっ、、ひゅーっ、ひゅーっ、ひゅーっ、

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わたしたちは風になって降りて行く
白いぶなの木、さようなら、
ひゅーっ、ひゅーっ、

大きな栂さん、また 来ます、それまでバイバイ
ひゅーっ、ひゅーっ、


鹿柵抜ければ、そこにもう雪はない、杉の植林トントン下り、あっという間にワサビ沢に出た。 最後に残った大仕事、それは 凍結した堂平林道歩き。

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それでも塩水橋には3時過ぎに戻る  
お名残惜しく、塩水川の河原でガス沸かし、お湯わり焼酎、雪見酒

ハイ、お代わりもういっぱい、(*^_^*) 
なーんて、たゆたっているじゃ~ない。
わたしはあっついコーヒーがいいんだワン!!

Cimg0161 塩水橋上流の河原

てな一日でした こんな山歩きも たまにはブラボー!!


ではまた (^^)/~~~

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百蔵・ひだまり・空澄みて

2008年2月13日(水) 快晴

あの山もこの山もなんだか雪が多そうなので駅から歩ける百蔵山にゆくことにした。  って…じつはね、百蔵の麓に聳える大洞岩にもいってみたかったのさ 

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【コース】 猿橋駅BS 08:18→(\180)大島BS 08:30-とりつき09:00(10)-大洞岩09:25(20)-林道(戻)10:00-830m 11:30(10)-百蔵山12:15/13:15-福泉寺BS 15:05 -猿橋駅16:00 【地図】 昭文社:高尾陣馬  2.5万:大月

寒いよ~ 北風冷たいぞ~、道路つるつるだぞ~などと前日から天気予報は脅かしてくる。 素直にビビッたわたしたちは大厚着の上、行き先をトーンダウン。よく知ってる百蔵山にした。 

Cimg0068 でもね、この際だから、いちど行ってみたかった大洞岩に寄ってみることにしたのだ。
komado氏のレポをみて大いにそそられた岩だ。レポのルートでは途中に岩が立ちはだかっている? もし凍りついていたら怖いので、チョー安全そうな東の尾根から入ることにした。なんてまぁ、慎重なわたしたち(笑)

← 福泉寺あたりからの大洞岩

猿橋駅でモタモタしていたらちょうどバスがきた。大島BSで降り北への細道に入る。
地元の方に大洞岩のことをお聞きしても「そんなの知らねえな」 

10分ほどゆくと大洞岩に繋がる尾根が現れた。さっそく入ろうとしたらオレンジの狩猟服のおじさんがやってきた。猟のお邪魔にはならないとのこと、「よかった、では行かせて頂きます」 するとおじさん、「大洞岩のこたァは知らねえけんど、ここからは行かれねえぞ、林道のいい道から行け、」 と ガンとして自分の説を曲げない。(大洞岩のこと知らないっていってるのにな) 論争しててもしょうがないので林道を回り込み、尾根の反対側からとりつく。 そちら側にいらしたオレンジおじさんは 大洞岩のことご存じのようだった。

「手間取っちゃったけど急ぐ旅でなし、地元のかたとの触れあいもまたよしだわ」と 多少藪がかった凸凹尾根を西に向かう。 木の間越しに富士山の白い姿が見え、ワクワク。 二つ目のピークに赤テープあり、やっぱ南西の尾根からが順なのか。

最後のコブが大洞岩だ。岩の上にオレンジの親分がいらした。 ニコニコしながら「おお!  美人ばっかり来たなぁ」 なんてお世辞を残して立ち去った。

岩に立てば、予想板以上の大展望に、ひゅーひゅーひゅー

(クリックすれば大きな画像Photo_2

富士山はもちろん 滝子山から雁ヶ腹摺山にかけてのラインが真っ白に輝いている。
岩殿山がツンと尖っているのもおもしろい。

ゆったり気分で暖かいお茶や最高にうんまいわらび餅をたいらげ、先ほどの林道に戻る。
いよいよ百蔵山に登るのだ。

車道を突っ切り、山道に入り地形図の破線の道を辿ろうとしたが途中でヤブ?アヤフヤになってしまい、家を過ぎたあたりの植林を登り始める。急登をグイグイ。やがて猿橋の駅から見えたこの尾根の、左植林、右雑木林の境を歩いていく。

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雑木林は照葉樹が多く、緑の葉は光を浴びてツヤツヤ輝き、新緑のころのようだ。
あまりに急登が続くので休むこともできずに、どんどん高度を上げてゆく。

赤松の立派な姿を見るようになると勾配も弛み台地状の830m地点に到着。
やっと雪の原にシートを広げての休憩が出来た。

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このときになって、ハイキング道と合流していたことに気づく。
この高度ではさすがに雪が残っているけれど、ザクザクでザラメのようだ。

907m大同山で西尾根と合流する。北側には権現山がごろんと寝そべり、かなたに飛龍山が見える。 尾根道は雪に覆われ眩しい白さに目を瞠る。

そうして百蔵山に到着。 山頂は東西に長い。
北側は真っ白い雪の原、その雪越しに眺めた富士山が下の写真↓

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わたしたちは南側のぽかぽかなCimg0049
日だまりに腰を下ろしランチ。
目の前の九鬼山が立派だ。

道志や丹沢もよく見え、それがいつも見るのとは違う並びなのだ。
あれは蛭ヶ岳でしょ? ジャ、あれが檜ぼら、とすると大室山はあれ? 
などと地図と見比べ同定にいそしんだ。

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下山は一番人気の西尾根にした。
けっこう雪が残っており快調に下ってしまう。 800.1m△からの急降下も、雪道のおかげかあっという間だった。

Cimg0062 

麓もちかづいてくると、↑写真のような倒木が多くなる。 
麓の方の話では「虫にやられた」とのこと。

福泉寺BSでは バス到着まであと20分。待っても良いのだけど、駅まで歩くことにした。すると葛野川を渡る橋があったので、この機会だからと渡ってしまった。大きな工場の脇を歩きながら 「この道は失敗ダワ」 と後悔したが、じき畑や住宅地を抜ける小径に入ることができ、「やっぱりこっちで良かったワ」 と、昔ながらの家の造りやお庭を眺めながら、のんびり猿橋駅に向かうことができた。

葛野川越しに眺める百蔵山は堂々としている。夕陽を浴びてあったかそうだ。

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ではまた (^^)/~~~

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大室山の雪ってね(^-^)

2008年2月6日(水) 小雪

うちから遠望する大室山は、このところの雪でかなりの白さ。
いったい現地はどんなだろう? ちょっくら様子を・・・、なぁんて、ね。

写真は大渡~月夜野の国道沿いからの大室山、山頂はガスに包まれています。 
手前の濃緑には大きな雪玉がドカドカと飾られ、おとぎの国の景色のよう 
(^-^)

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冬の大室山はなんどか登ったけれど、こんなに白い大室山に行くのは初めて。
きょうはどのあたりまで行かれるでしょう?

登りだしから細かな雪が空から落ちています。久保吊り橋をわたり杉林に入ります。
きのう歩いたらしい靴跡がおひとりぶん 薄く残っています。

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杉林の中に、これほど積もっているとは思いませんでした。急登をえっさ、えっさ、
一歩ずつ上がっています。 メンバーに雪なれない人がいて 「こんな急なとこ、
降りる自信ないよ~」 と弱音。
「ふふふ、大丈夫(^-^)。 柔らかく深い雪だもん、あっという間に降りられちゃうのよ。
ぜーんぜん心配ないからね」

久保分岐を過ぎ、なおも急登しのぎ、やっと雑木林に出ました。いちだんと雪は深まりますが、明るい銀世界が広がります。
わたしは 「わーい
★★★」 と叫びたい気持ち!
でも「寒いよ、冷たいよ」という声なき声を背中に感じてしまい、・・・・

しゃぁない ラッセルラッセル ラッセル、まかせなさい~なんて、、汗かいた

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やっと、1131mの広場の道標に到着。 雪を踏み固めてランチ場を造成します。
お腹を満せばホッと安心。風がないので助かるけれど、やっぱ寒いな、
熱湯で入れたコーヒーもすぐ冷たくなってしまいます。

そんな間も、細かな雪はとめどもなく、空から落ちています。

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雪だるまは作れません。かためてもサラサラサラ・・と、こぼれてしまうから。
さらさらな ホントに綺麗な雪でした

積雪は登山靴が埋まるくらい、道から外れると膝ほどに(↓写真)、吹きだまりは腿に達します。
すごく柔らかく軽い雪。 ツボ足というより、泳いでいる感じ………。


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さらさらさら、さらさらさらさら…  大室山の雪って、こおいうのなんだね (^-^)

下山は しゅーしゅー、ふわふわな雪をさら~っと分けて しゅーしゅー
どんどん下って行かれます。

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踏み込む靴の下から、コロコロコロコロと小粒の雪玉がいっせいにスロープを
下っていく、いっしょけんめいな感じがして、可愛くて 、可笑しくて 
「まるで まっくろくろすけの白バージョンだ (*^_^*) 」。
ほんとほんと。 
パァッ~と逃げてゆくしろすけたちを追っかけていると、
どんどこ山を降りてしまいます。

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あッという間に久保の吊り橋に戻りました。吊り橋の雪も朝より積もっています。

まだ帰るのは早すぎると、途中のドリームファームでコーヒー(320円)を。
暖炉の火が赤々と燃えるお部屋でひとときをすごし 心身ともに暖まりました。
(PIZZERIA Dream Farm)http://r.tabelog.com/kanagawa/rstdtl/14004441/

大室山 ・・・ 行かれなかった山頂はどれだけ積もっていたのでしょう

【コース】 久保吊り橋P9:00-700m (15)-久保分岐(850m)10:30-1000m(10)
-1131m(ランチ) 11:50/12:30-P13:50

ではまた  (^^)/~~~

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仏果山の山塊は

2008年1月30日(水) 晴

山に行き始めたころ、よく出かけた仏果山を久しぶりに歩いてみました。
雪の丹沢を間近にみること、そしてわたしには
もうひとつの目的がありました、

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この薪炭林をまた見たかったのです。

コース】 仏果山登山口P(上村橋)08:00-高取山09:55(15)-仏果山10:50(40)-秋葉山11:45-経ヶ岳13:30(40)-土山峠分岐15:00-(ミス+30)-土山峠BS 16:20→(\170)仏果山登山口P16:40 地図】 昭文社:丹沢 2.5万:上溝

宮ヶ瀬湖畔、上村橋のたもとの仏果山登山口から登ります。
杉の美林は歩きよく、冬の冷気が気持ちよい。ところどころ写真のような樅の大木が残され、石祠があり
丹沢の森と人々の暮らしぶりを偲んだりします。

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ソーラーのアンテナのあるところベンチで休憩。

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斑雪残り、さっそく趣味の?雪だるま作り(^-^)

すぐ上が峠、「宮ヶ瀬越」になります。

右に仏果山、左に高取山、どっちの山も ぐいっと、けっこうな迫り上がり、
ここは低いけれど急峻な山塊ですもの。

まず左の高取山に向かいます。 きゅっ、きゅっ、きゅっ、
一年ぶりに感じる靴裏の雪の感触 が (^-^) 楽しい♪

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細い尾根はがっしりした木が根を張っています。

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高取山からの仏果山

仏果山はゴツゴツな岩山ですが、きょうの山頂はほんわり雪に覆われ、なんとも和やかな雰囲気でした。Cimg1694

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仏果山と高取山には鉄製の展望台があります。 丹沢の主脈が間近に迫って見え、なかなかのもの。登ってみる価値ありですヨ。

Cimg1699 この山塊は かって 八菅修験の場とか。けっこうなヤセ尾根で、低山だとて油断大敵。落ちたら、助からない思う。

秋葉山をすぎると、岩っぽさは おちつき、なごみの尾根になります。

きゅっきゅっ、雪を踏み♪ 楽しい歩きが続きます。

きょうは愛川山岳会の設置した新しい名標に注目。
宮ヶ瀬越、高取山、仏果山、経ヶ岳、そして 640m峰には「革籠石山」
「伸びやかで素敵な字ね」と、みんなに好評でした。

「革籠石山」Cimg1712 かわごいしやま。

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さらにコブコブを越え、土山峠への分岐*をすぎ、なおも南に下ると、林道にでます。「半原越」です。

のっけから登りは階段。イヤだなと思うけれど、あっけなく経ヶ岳の山頂にでられます。

Cimg1725 経石

山頂手前の「経石」↑です。 初めて訪れたとき、岩の中ほどに仏さまが置かれて 「いた」vs「いない」で、意見が分かれましたが・・・どうだったっけな?

経ヶ岳でゆっくリ休憩。華厳山方向は間伐材でモサモサ、歩きにくそう。
(経ヶ岳~華厳山~荻野高取山もなかなかいいのです)

このあと、さっきの「土山峠への分岐*」まで戻り、いよいよ下山。
雑木林の素敵な尾根道が延びています。

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途中で、Pの上村橋への近道が分かれるのですが、薪炭林を見たく、なおも登山道を辿ります。そうして念願の薪炭林~トップの写真の林に入ります、
今もこの雑木たちを炭に加工しているのだろうか??

そういや、経ヶ岳のさらに南の華厳山~~にも、こんな薪炭林
が広がっていたっけ、今どうなっているのかな、なんて考えながら 落ち葉をザクザク分けながら山を下りていました。

おや、林道になりましたよ。ダートの林道歩きやすいね、なんて・・・・、でもね、ちょっと、コレ、水平すぎない? と、しばらくしてから気づき、慌てて戻るはめに。

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土山峠のすぐ上で間違えるとは。うかつうかつ。
でもしぶとく最後のお茶のみを ♪

ということで →のベンチから5分ほどで、無事、土山峠におりました。

あ~あ、30分も余計に時間がかかっちゃった。車道歩きは何分くらいだろう? 2㎞ってとこかな、30分、そしたらちょうど(5分遅れの)バスが来た。あっという間に駐車場の登山口に。

わたしたちっていつも帳尻が合ってしまうのよ♪なんて、変な自信。
うふふ。 (^-^)  きょうも 「めでたし」 の山行きでしたわ~。

経ヶ岳にて ↓

Cimg1728 では、また (^_^)/~

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