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つるつる温泉と日ノ出山

2007年11月28日(水) 曇

どんより曇り空は寒そう、『こんな日は温泉がいちばん♪』 と日ノ出町のつるつる温泉に行くことにしました。 まぁ、温泉だけというのもなんですから 日ノ出山に登ることにします。

Cimg1160h 白岩の滝(雨乞いの滝)

トンガリ屋根の可愛らしいつるつる温泉の駐車場に車を置かせていただいて、いざ出発。とりあえず日ノ出山に登ってから、てきとうにブラブラしてお昼過ぎに降りてきましょう♪…なんて、かなりアバウトな計画なのです。

滝本から尾根道を登ります。杉ヒノキ林のピ~ンと伸びた幹の列は美しいけれど、重苦しい雰囲気はぬぐえません。ときおり景色がひらけると、隣の尾根もやはり植林の濃い緑。その一部が雑木で弾けるような黄金色に染まっていて『キレイね、キレイね』とくちぐちに褒めそやします。あんなとこをあるいてみたいねぇ…なんて、、
「隣の芝生は青いのよ」

Cimg1094

馬頭観音にはベンチがあり、紅葉の大モミジに囲まれるいこいの場所。
再び杉林になりますが、林床の、コアジサイの葉が見事に黄色に染まって花のよう。植林の中なのにとても明るい。
やがて空がひらけて日ノ出山の肩らしき台地にのります

Cimg1101_2  『くろも岩』というのがあり、きょうは「寄り道大歓迎」
 の日、 岩に乗り裏に回ってしばし遊びました。
 ツルリンドウの赤い実がそこいら中に散らばって
 ツヤツヤです。

 くろも岩から山頂に向かっては、 大階段が待っていました。
 あ~あ、仕方ない、筋トレと思って登りませう。

とことこ登っていると、左手の杉木立の間からスッキリした山の姿が見えています。
地図を広げると『麻生山』らしい。
「へ~、かっこいいじゃん。」
「それに 紅葉モリモリじゃん、」
ということで、下山は麻生山経由に決まりました。

Cimg1106h

日の出山には、最後の過激な階段をクリアして到着、あれま 東屋にお一人だけ、きょうはなんとも静かです。

道標に従い南への道を下ります。途中で養沢への道を分けますが、「秋川渓谷瀬音の湯」という新しい標識も。

Cimg1117_2

杉とコアジサイのコラボを楽しみながら とっとこ♪とっとこ♪、じき金比羅山と白岩の滝の分岐に。 えっ? ここ麻生山じゃないよ? いい加減に地図を見ていたものだから、麻生山を通ると思っていたんだよ、アブナイ・アブナイ、逃すところだった。

ぶじ、麻生山山頂に到達。Cimg1122 この山頂、どーでもいいや、って寄らない人がほとんどでしょう、展望なし。特徴なし。小さな山名表示が杉に付いているだけ。
でもね、さっきのスタイル良い山姿が目に焼き付いているから、もし来なかったら「小骨が引っかかっている状態」になっていたかもかも。

分岐に戻り、白岩の滝に向かいます。杉林が終わり雑木林になり笹尾根のような雰囲気です。 このルートにして良かった、と 快調にくだって行きます。

林道が現れつるつる温泉への案内がありましたが、わたしたちは「白岩の滝」方向に下ります。ちょっと道は荒れています。途中でモミジ林(育成中?)などあり、華やかな雰囲気も味わえます。再び林道が現れ、地図を見ると、ここに白岩の滝があるはず、でもどーも現場と違うのです。「林道が延びたのかネェ」「そんな新しそうな林道じゃないけどねぇ」「まぁとりあえず、道標に従っていきましょう」と 沢沿いの遊歩道的な道におります。

いやいや、ここがなかなか渓谷美な道。ヒット、いえ二塁打にはなるわ♪
陽ざしがあったらどんなにか素敵でしょう。小さな滝、なめ滝、次々と現れます。

Cimg1141

白岩の滝って どれだろう。わかるかなぁ?
立て札くらいあるんじゃない? 

Cimg1146

これじゃないの? うーん、これかも? 

Cimg1151h_2   左の滝には 
  お茶を飲むのにちょうど良い。
  滝見のベンチがありました
  「白岩の滝」はこれ???

  モミジも綺麗し、静かだし
  いいところ

 するとその下にも、
 
素敵な なめ滝が現れました
 (トップの写真)
 「白岩の滝」という標柱が立って
 います。  これかいな? 

 

 すぐ林道終点にでます。 
 「遊歩道」の看板と滝の説明文がありましたが、難解で理解できません。 家に帰って 日ノ出町その他のHPをみると、どうやら最後のなめ滝は「雨乞いの滝」というのらしく、白岩の滝は、その上の滝なども含む、いくつかの滝の総称らしいのです、が、結局はよく分かりません。

よく分からないけど 滝も渓谷もなかなかグッド、
今回 下った道は日の出山ルートのNo1だと思いました。

 バス通りをつるつる温泉まで戻る道すがらも、大モミジが素晴らしく飽きることがありません。

で、本命の つるつる温泉ですが、Cimg1079_2 ホンマにつるつるしちゃう、良いお湯でした。
露天は ぬるめ♪ 得意の居眠り入浴で    (^-^)が真っ赤になってしまいました。

つるつる温泉P 09:10-滝本09:40-馬頭観音 10:15(15)-くろも岩10:55(15)-日の出山11:25/12:00-麻生山 12:40-白岩の滝13:40(15)-車道14:20-P 14:40

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またもや大山でござるよ♪

2007年11月24日(土) 快晴

足慣らしをしたいRちゃんにはぴったりな、大山北尾根を下ることにしました
一ノ沢峠~札掛の紅葉も期待です。もくろみは見事に当たり、なごみの尾根 & 目にも彩な紅葉を楽しむことができました。登りは地獄沢橋から14号鉄塔経由。

Cimg6676s
下ってきた一ノ沢峠~札掛  沢沿いのモミジは艶やかでした

地獄沢橋から大山の北尾根山頂近くに繋がる尾根はわたしのお気に入りで、冬枯れ、新緑と歩きました、今回は秋・紅葉(遅い?)の様子を見たい登路にとりました。

札掛に車をとめ、県道を20分ほどで地獄沢橋に出ます。左に林道が分かれゲートがあります。この林道に入ると目の前に盛り上がるのがきょうの尾根、素敵な美林・諸戸の杉林です。作業の人に挨拶します。驚いたのはこの尾根に、奥多摩でよく見かけるモノレールが敷設されていたことです。

Cimg6480 モノレール軌道

登り良さそうなところから杉林をエイコラエイコラ、急登です。そよそよなテンニンソウの海を泳ぐように、エイコラエイコラ登って行きます。じきテンニンソウの海が終わると、尾根の背に沿うモノレール軌道に、つかず離れずエイコラエイコラ、かなり急登が続きます。モノレール、いったいどこまで伸びているんだろう・・・

杉林が途切れ雑木林になりました。(^-^)
そして
休憩地点の14号鉄塔手前に到着。左から尾根が合わさる落ち葉のひろがりです。動きたくない。ほんとに気持ちの良いところなんです♪

Cimg6505 14号鉄塔手前の♪♪

ゴトゴトゴト、モノレールが上がってきました。運んでいるのはレール、つまりただ今、軌道を伸長中ってことです。 きょうのところは、14号鉄塔のちょっと上まで延びていました。ほんと いったいどこまで延びるのか、かなり気にかかります。

Cimg6516 こんな道が続くのよ

1021mあたりまで↑のような尾根道。1021mをすぎても、やっぱしいい感じの道が延びています。大木が多くなります、葉が落ちているので展望がよい。三日前に来たときは霞んでいた富士山もクッキリ、思わず「ヤッホー」と叫んでいました。

Cimg6529 もうすぐ北尾根合流だ

岩っぽくなってくるといよいよ北尾根と合流。10分ほどで大山の大きなパラボラアンテナの間をすり抜けて山頂に出ます。ぐるりとひと回りして、再び北尾根に。きょうはこの尾根を一ノ沢峠に下る予定です。下に写真は「北尾根らしい」雰囲気がよく出ていると思う、自薦作品でございます。

Cimg6560 北尾根らしさ

大山北尾根、3年ぶりで感じたのは、マーキング類が少し減ったかな? 一時ブームになった?ネクタイ尾根のネクタイも消えていたのでは? 週末なのに大山でこの静けさだもの、ホントに貴重な尾根だと思います。西沢ノ頭で左にカーブ、水干ノ頭の禿頭が見えてきました。

Cimg6583 ミズヒの頭

てっぺんの松の木の下でランチ、展望よし、日当たりよし、何より静かで、ひさびさのお昼寝です。目の前には黒い実と赤い実が鈴なり。紅葉が終われば木の実が綺麗なんだもん。山はいつもお洒落だわ(^-^)

Cimg6588 ランチ場

ミズヒの頭からグイッと下ると巨大送電塔16号鉄塔台地に到着。登りの時には絶好の休憩地点もきょうは通り過ぎです。鉄塔のすぐ先で県道への道を分け、急降下な道になります。浮き石と木の根が歩きづらく、杉林だし、北尾根の唯一つらい地点。転ばないように気を付けよう。
「お、前方が明るいじゃない?」 急降下が沈静しました。752m標高点は、なんと赤いモミジの小広場。紅葉も今が盛り、なんてラーッキー☆なの、わたしって (^-^)v

Cimg6609 752標高点のモミジ

尾根が二つの分かれますが、右を行きます。谷底が黄色に埋まっています。丹沢の紅葉の標高がこの辺りらしい、嬉しいな。
そして樅の巨木たち。どしん、どしんと現れる、大きな樅の間を縫って歩くのは、心地よい緊張感あります。『札掛けの樅林』一見の価値あり。

Cimg6622 樅巨木たち

根元に立つと巨きさがひしひしと伝わってきます。そんな樅を眺めながら触りながら、ずんずん下ると、ペンチのある一ノ沢峠に到着。

道標に従い、札掛に向かいます。一転して沢沿い道となり、西日に溢れてめくるめくような黄金色の中を歩きます。桟道や木の橋などもあって、奥多摩の水源巡視路を思い出しました。

Cimg6644 一ノ沢峠から札掛に

エアリア地図で黒破線の札掛に直に出られる道を行こうと思っているのですが、左に分ける道がでてきません。

Cimg6651 クネクネカーブしていくので、いまどの辺りか、よく分からなくなっちゃった。
まぁいいや、このまま道なりで、物見峠入り口に出てしまっても車道を歩けば札掛に行けるモン、
アララ、出てきた、立派な道標。そして立派な道が分かれていました。

Cimg6658

沢沿いの紅葉はことのほか美しい(トップの赤いモミジの写真)、もうすぐ札掛に戻ってしまうので、最後のティタイムをと河原におりました。温かいコーヒーを入れ、フーフーしながら、水面に映る紅葉、真上の紅葉、対岸にもポンポンと赤や黄色の塊が燃えているのを眺め、丹沢にもこんな綺麗な紅葉があるのだわ~と ぽっ~としていたら、西の太陽はずんずん山の端に落ちてゆくではありませんか。

Cimg6673_2 河原にて

おー、さむぅ! 慌てて道に戻るとそこはまだ残照に包まれ ♪幸せ気分ふたたび♪♪   雑木林を抜けて、駐車場所の札掛に戻りました。

【コース】札掛07:40-地獄沢橋08:10-14号鉄塔09:05(20)-北尾根合流10:30-大山10:40~11:00-西沢の頭11:40-水干の頭12:00/13:10-752m 13:40(10)一ノ沢峠14:15-15:35   【地図】昭文社:丹沢  2.5万:大山

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大山 こんぴら尾根

2007年11月21日(水) 快晴

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菩提峠手前から、西日を浴びる大山

のんびりしようと丹沢の大山のこんぴら尾根を登りました。こんぴら尾根は大山山頂の西から諸戸事務所への尾根、今までスタコラサッサ下るばかりで印象も薄かったのですが、今回初めて登ってみたらなんとまぁ☆☆、認識改めです。

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こんぴら尾根のなごみ場歩く

北国では昨晩記録的な大雪が降ったとさっきのニュースで聞いたばかり。すっごい寒波が北西の方角から日本列島に覆いかぶさっているのだとか。冬型気圧配置の今朝は、ピーカンな空にぽっかりぽっかり冬の雲、なぁんか・・のんきそう(^-^)

県道70号線富士見橋に駐車し、諸戸まで林道を歩きます。諸戸の事務所から送電巡視路をつたい右の尾根(こんぴら尾根)へのジグザグ道を登ります。

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尾根に出てじき、雑木林に変わると陽ざしたっぷりな明るさに包まれます。
草地に大ブナや大モミジ??、両隣には並行する尾根たちがクッキリ見えています。杉林の緑や裸木灌木の膨らみ、ところどころに紅葉の色香~。そして青い空。

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山頂がちかずくと スズタケが現れますが、道はスルッと直登しており、苦労はありません。 木の実がいろいろ咲いていて、眺めながら楽しい道のり♪♪

Photo
マユミ                             ツルウメモドキ

Kuroaka

大山山頂にはちょうど12時、平日なのに人が多くてにオドロキマシタ。さすがです。
ラインチタイムのころ空は灰色の雲に覆われやけに寒いと、思っているうちアラレが降ってきました。そそくさと山頂をあとにし、ヤビツ峠へ向かいます。

あっけなくヤビツ峠に到着。道路を渡り、対岸の『岳の台ハイキングコース』に入ります。

Cimg6453
入り口はゴルフ場?のよう 

ふだんこんなトコロ歩いたことないので テンション上がる
はいきんぐ、はいきんぐ、るんるん♪  わいわい♪ るんるん♪
やがて、誰もいないし多少草深くなってきたりで、それほど歩かれていない???

東屋を過ぎ送電塔を過ぎ、10年前は(記録があるけど記憶ない)伐採地だったところは、広葉樹の苗木が植えられ、今ほどよく紅葉しているので、いつか素敵な雑木林になるね(^-^)?と、期待です。

Cimg6461
紅葉している苗木越しに大山

Takenodai
岳の台山頂↑                展望台から西の方向(うっすら富士山)
手前『愛の方位盤』  奥『展望台』

岳の台からはハングライダーイダー基地もあるススキ原を下り、菩提峠に出ます。
トップの写真はこのススキ原から撮しました。ここは
今年の初日の出を拝みに三ノ塔に上がったとき寄ったところ。 菩提峠から車道を10分ほどでけさがた車をとめた富士見橋に戻り、きょうの「ひとふで描き」は無事終了しますた。 (^-^)

【コース】富士見橋P08:45-諸戸事務所 09:05-12号標柱上 09:50(10)-大山11:20/12:10-ヤビツ峠1330-14:00(10)-岳の台14:50(15)-菩提峠(10)-P15:50 のんびり、とくに後半はチョーのんびり  【地図】昭文社:丹沢 2.5万:大山

Gamazumi
ヤビツ峠の赤い実              岳の台でガマズミ

紅葉が終わった今の時季は 木の実がいろいろ
赤いの黒いのオレンジの… てかてかしてるの燻してるの…まん丸の、長細いの、星形の…名前が分かる方のが少なかったけれど 見つけたびにみなで取り囲み、あーだのこーだの……
楽しかったです (^-^)

ではまた(^^)/~~~

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坂脇峠~滑沢山~扇山

2007年11月14日(水) 快晴

水曜日の山登りの計画は当番制、今週の当番さんは、松浦氏のガイド本 『静かなる尾根歩き』 から 【滑沢山から扇山】を選んできました。
下りコースだけど、そう時間もかからなそうだし、滑沢山~坂脇峠は6月に歩いたばかりだし、大丈夫でしょう。

Cimg6243 最初のピーク1242m峰

坂脇峠は柳沢峠の西の鈴庫山から、西南に下る尾根の中ほど、林道鈴庫山線が南麓の平沢と北麓の滑沢を繋いでいます。
塩山から予約のタクシーで、とりつきの坂脇峠に向かいます。竹森を過ぎ玉宮を過ぎ、クネクネと細道に入り、平沢への道を分けたところで ゲート閉鎖。冬季閉鎖の期間はまだなのに・・・運転手さんは閉鎖のことは聞いていないとのこと。困った。

「林道を歩くと、かなり時間がかかりますよ」と運転手さん。わたしは「平沢から尾根伝いに上がってしまおう」と提案したけど、みなはイヤな風。 そのときタンクローリー来たる 「ゲートの鍵は持っているけんど、入れてはあげられないなぁ、9月の台風で道が壊れているんだ」とのこと。  「
尾根を回り込んで反対側から行てみましょう、料金はいいですから。」と運転さんがおっしゃるので、滑沢から入ってもらうことにしました

滑沢集落は、ほんとにほんとに山奥の集落。林道の巾は狭くガードレールもない、でもタクシーはどんどん奥に入ってゆきます。ポツンポツンと畑が現れ家もある、最奥の家は戸を立てたまま住んでいないようす。 林道の右側には美しい一枚岩の沢床の滑沢…ああ、もし時間があれば降りて見たかった。Cimg6213 しばらく走ると、ガーン!!
ロープで道が塞がれ、その先の道が完全に崩れてる。仕方ない、タクシーを降りました。上方の山腹にガードレールが延びているのが見え、運転手さんに 「坂脇峠はあの道をゆけばよい、あまり遠くないから」といわれました。もう9時半。 壊れた道→

Cimg6216 林道をしばらく行くとT字分岐。左折の方が新しく鈴庫山線と書いてあります。右か左か ああ、どっちなの?? 現在位置が分からない。この分岐は地図に出ていないのじゃ? (2.5万図には出ていたことにあとで気づく) 最初右に・・・ こんどは左の新しい左の道を探索。 右往左往しながらタクシーに連絡を取るけど電波が悪い・・・やっと通じて ここは右の古い道の方だと言われました。クネクネと…山襞を曲がっても曲がっても、坂脇峠は現れません。

まぁいいや、のっけから予定が狂ってしまったけど、いいお天気だし、周りの紅葉もいいもんね。 半分観光気分で、展望や紅葉を楽しみながら歩きます。 最悪のシナリオは 林道歩き&温泉ってことで… ひらきなおったのネ。 ハハハ…

Cimg6224

やがて立て札「滑沢本流治山工事」を見つけ、現在位置が判明しました、
「…まだけっこう先だわ
」 「あまり遠くないなァんて、ウソじゃん」

てくてくてくてく……  あ、あそこに 記憶の切通しが…Cimg6233
       これぞ坂脇峠なり→
坂脇峠から南西に分ける林道に入り、きょうの尾根のとりつきでまずは腹ごしらえ、
ふ~、やっとスタート地点に到着しました。このときすでに11時過ぎ
お疲れさま(笑)

駆け登るように急な勾配の頂にたちました。1242m峰。 
がっしりした栂の大木がお出迎え。南東からの尾根はヤブ深く? 最初のゲートで降りて尾根伝いで上がってきた方が良かったか? 今となってはどっちでもよいけどさ。
西へグイッと下り (トップの写真のカラマツとモミジの競演、色彩華やか) もっと急勾配をヒーヒーしながら登り、ようやく1290m峰に到着です(
今日の最高峰かも)

カラマツ林は倒木や枝で歩きづらく、6月の涼やかなイメージはどこどこどこ?
内心ガッカリしながら、急ぎ足で先へ……… 緩やかなコブコブこえてゆきます、ヒノキとカラマツ混合林から徐々に雑木林になってくると、足元が爽やかになり、ほっと一安心。よきピークで水飲み休憩しつつ、ふと見ると立木に「滑沢山」、落ち葉の中に三角点。いや早かった。順調にここまで来れたってことよ (^-^)v、

11 6月に上がった1260m峰

この先は紅葉黄葉の夢のようなハッピーな道のり。 6月に上がってきた1260m峰の先は、送電巡視路と思われる、ますますハッピーな道のりです。

Cimg6259

△岩を越えた次のコブ、ここがおそらく1250m峰、いいところネと、ランチタイム 
1250m峰だったら
南に折れなくてならないけれど、松の木が倒れ一見尾根があるとは思えません。でも回り込むと、岩っぽいしっかりした尾根が現れ、正しいことが確信できました。 立派な松の木が居並び今までとちょっと違った雰囲気です、前方に送電塔が見え、ますます確信(^-^)vCimg6288

道は、次のピークを巻くように尾根から右に離れるけれど、尾根どおしの送電塔台地に出てみました
。明るいトコロに惹かれる習性があるから (^-^)ね。 
このピークから、さっき分かれた道に戻るまでは、岩っぽく不明瞭、けれど自分を信じます。

次の送電塔までがチョコット岩越えの♪♪楽しい道。右に巻くだの 左だの いえ上を越えるのよ、だのとワイワイ言いながら降りて行きます。

Cimg6295 岩の向こうは絶壁、戻ろ。

いわいわが終わると、典型的な防火帯。ちょうどいい色づきの木々がほっこり出迎えてくれました。 わたしたちも 雰囲気に心を委ねて歩いてゆけるのです。

Cimg6299 防火帯

西がひらけ乾徳山のトンガリがずっとついてきます。
振り返ると黄金色の高なりに巨大送電塔が聳えています。なかなか壮観。

Cimg6318

二つの鞍部を過ぎて1002m峰にたちました。2時過ぎの太陽は、晩秋にしては明るく暖かく、敷き詰められた落ち葉もふんわか。「幸せ気分よ お昼寝したいナ~」とリクエスト。 いえ、いえ 扇山までは行っておかねば、、、ううむ。きょうは残念しかたない~


Cimg6325
後ろ髪引かれる1002m峰

左が伐採地となり、塩山方向を見晴らしながら歩きます。 富士山が、霞がかっているけれどレンズのような雲といっしょに見えました。このあたりに福生里(ふくおうり)に下る道が分かれていたかもしれないけれど、気づかないままヤブっぽい登りになり、出たピークに三角点。

扇山到着で~す」
ここの山頂の落ち葉の絨毯は最高級品
ねっころがるとフカフカで暖かくて吸いこまれてしまいそう。
ちょこっと幸せ気分をあじわいました  (^-^)

Photo

さぁて、あとは塩山ふれあいの森まで下るのみ!
南西に向かってGO! とおもったら、南西に尾根はなし。
コンパス確認、ちゃんと三角点まで戻って確認しなくては。 南西は? 
5万地図じゃなくて 2.5万の方をみましょう。 ありゃ 進路は西、西よ。 
西の尾根が南西に曲がってくのでした。 西に出てみればしっかり尾根があり、地図のとおりちゃんとカーブしてました。

やがてすっごい展望地が現れて、あまりお馴染みでない、でもこれから仲良くしたい素敵な山々が見えています。周りの尾根はみな黄金色、そして空は、青く高く雲ひとつない、あああ秋の空。
そうして再び雑木林に入ります。フカフカ落ち葉の絨毯が続いていきます。
小さなコブ三兄弟を越えてゆきます。

Cimg6354

赤松林になると急降下が始まります。道筋は不明瞭ですが、ほぼまっすぐに降りて行きます。まだか?まだか? もうそろそろ いいんじゃない? なんて思い始めると、ホラ、松林の終わる雰囲気じゃない? オオアタリ (^-^)

Cimg6360

幅広のアスファルトの道がやってきて、すごいでかい、基地のような施設に出ました。
塩山ふれあいの森総合公園」に無事着地したのでした。

【コース】 塩山→平沢奥ゲート→滑沢奥ゲート 9:30(10)-鈴庫山線分岐1015-坂脇峠 11:00(10)-1242m峰11:20-滑沢山1291.7m 11:55-1250m峰12:20/12:40-1002m峰14:00(10)-扇山941.9m  14:40(15)-塩山ふれあいの森総合公園16:10→塩山   【地図】 2.5万:柳沢峠、川浦、塩山  昭文社:大菩薩

ではでは (^^)/~~~ 

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滝子山アモウ沢左岸尾根

2007年11月11日(日) 曇ときどき晴

滝子山へ行きました。 登りは憧れの恵能野川沿いの破線を伝いアモウ沢左岸の尾根から上がるコースです5月に東尾根を伝い滝子山に登ったときは、恵能野川沿いから鞍吾山にとりついたのですが、川沿いの道もいい感じでそのまま歩いてゆきたかった、その想いがかなうとは…!

Cimg6072s
沢沿いの道、黄金色にうずもれる

週末の天気が悪い。土曜を日曜日に延ばしたものの予報は雨→晴、午後からの太陽に願いを託し強行とあいなりました。結果は吉! 
お天気の回復が早く、歩き出した頃には陽がさし込んできました。嬉しいな ♪

今回は恵能野神社からでなく、間明野から金山神社にお詣りし、切目峠を経て恵能野川に下りますkomadoさんのおっしゃるとおり、あっけなく鞍吾山のとりつき場所に出てしまいます、魔法にかかったよう。

恵能野川を渉る堰堤のところ↓、ことしの5月23日(左)と 今回のようす Cimg1926_2

川をいく度か渉り返してゆくうちに(木橋や桟道は壊れかかっていたりする)、
杉林メインの景色が雑木林になってきました。
周りは黄色、足元も黄色。けさがたまでの雨のため濡れた落ち葉がこれまた鮮やか。
耳元の沢音も心地よく、落ち葉を踏む音は軽快♪、サクサクサクサク……
いちだんと響く沢音に 見れば
一枚岩にナメ滝がほとばしっています。
こんな景色が不意に現れるのだから、自然はすごいです。

Cimg6068

石ゴロの道やトップ写真の黄金色の道。大きな楢の木の下を潜り、ふたたびヒノキの暗い森をぬけると、ぱっと河原かひらけました↓

静謐な雰囲気はなかなか………。

Cimg6079 左奥に山の神

対岸に渉ると、もみじの真っ赤な一画の現れ、潰れた祠の「山の神」。
ここから、やや荒れた感じの道を伝うとアモウ沢が分かれ、きょうの尾根に入ります。
迫り上がる尾根にすぐとりついても良いけれど、どーせじき林道が横切るとのこと、歩きよい作業道?の方を進みました。Cimg6096

アモウ沢の堰堤工事ゲンバに出ました、
ひゃっ、こんな山の中に信じられない大工事。丹沢の堂平沢の堰堤工事とおんなじだ。治水工事って川を荒らす工事?、堂平沢もアモウ沢も、人間が力ずくで押さえられるとは思えないけど・・・??

林道を数分で
、アモウ沢の左岸尾根の末端へ到着。
さ、いよいよ!   (^-^)

急勾配は折り込み済み。歩きづらくないし、標高がぐんぐん上がって行くので小気味よい、それより眼下にひらける尾根尾根の紅葉の盛りに目を奪われました。
間近のカラマツ。その奥には大久保山から大谷ヶ丸に繋がる尾根、山腹の赤や黄色が鮮やかです。白いガスが塊となって急速に動いていきます。

Cimg6104

尾根には岩が現れるので巻きながら登って行きます。谷底に燃える真っ赤なモミジ、ムラサキシキブの実、なんだか分からない赤い実、「いい時期に来られたね、うふっ ラッキー」 写真を撮りながら エイエイエイエイと行くうち 右側の谷は紅葉でうまっているのに、左側の谷はすっかり葉が落ちて初冬の風情なのに気づきました。「自然って繊細なんだぁ…」

Cimg6125 右の谷に光が射した

やがて紅葉ショーは終わり、ガスが流れてきて、あたりは一気に初冬の雰囲気に。イワカガミの葉が出てきました。 「そろそろ稜線にちかづいてきたよ」

Cimg6145

良いランチ場を探しながら行きましょう、小広い落ち葉の絨毯、「候補地1号」 次の落ち葉の絨毯「候補地2号」 そして小さなピークが本命の「テラス」 狭い? でも脇にころ合いのスペース有り、ランチ場決定! 、ガスに包まれているけれど、風がなく落ち着けます。 「あ、見て!!」 目の覚めるような青空の一画、滝子の山頂が現れた。 見る間にかき消えてしまったけれど、しばらくすると大谷ヶ丸の丸ドームが現れる。 白い空の向こうは紛れもなく晴れ渡っているのです。シーンと静かなひとときに沢の音が響く、アモウ沢の沢の音……ほんとに深い沢なんだね。

Cimg6149 ランチ場、イワカガミ多い

ランチ場をあとに5分もゆくと、あっけなく登山道でした。
アモウ沢乗越らしきところをすぎると、滝子山への登り、ぬかるんだ道は歩きづらく、きょういちばんつらかった、山頂はパスして待ってようとおもったほど、なぜかバテバテ。

でもやっぱ、山頂には行くべきだね。”どーせ展望はない” なんて浅はかな人間の考え。 
喘ぎ喘いで山頂に立つと、丹沢方面の雲がみるみる切れていったのです。
青空と雲のショータイムが始まったのです。 

  Cimg6162

下山は ”山頂北の防火帯から平ッ沢沿いの道証地蔵への道を”と言っていたのですが変更し、早く下りられそうな南稜を下りることにしました。 南稜は今まで登るばかりだったから、初めての下りにはワクワク&ちょっくら緊張。

Cimg6170_2 南稜への下りくち

いやはや、濡れてる落ち葉の下がCimg6175
岩なので気を遣うこと限りなし。
登りではなんなく行かれる岩稜も、下りはルート判断が難しいことが分かりました。前回確か見たはずのテープは消え、確かあったはずのロープもハズされてありません。でも、思っていたより苦労なく(先導者のおかげです…感謝)イワイワ帯を脱出。

尾根筋の紅葉は下るにつれて華やかに、それなのにガスが濃くなってきました。

Cimg6189 オオミズナラが現れ♪ うほほほいいい雰囲気だよ♪♪

じき南稜の主(と思っています)
大ブナに到着。
恒例の集合写真、パチリ☆
もいちまい記念写真 パチリ☆

あとはさっさか、落ち葉道を下り、林道を横切り、大鹿林道に。
寂ショウ苑をすぎ、桜公園を過ぎ、吉久保の神社を過ぎ、甲州街道にでて 笹一に向かいます。

笹一では新酒祭り、天気予報が悪かったし来た時間も遅いしで、毎年ごった返している会場はガラ空き。でも 手作りお祭り風なアットホームな雰囲気にすっと入ってゆけます。お酒に弱いわたしはもっぱらフルーティな生搾りわいん、あったかいふろふき大根、生いもこんにゃく味噌おでん、塩焼き鳥などなど…… 笹一を出た頃はもう真っ暗になっていました。両手におみやの酒瓶をぶる下げて、笹子の駅までブラブラ歩く。 あらら、この駅、最近来たばかりのような気がするよ・・・・(笑)

コースタイム】 間明野・金山神社 08:25-恵能野川08:50-山の神09:45(15)-林道10:25-ランチ場12:00/13:00-滝子山13:30(20)-南稜へ14:10-大ブナ15:15-大鹿林道16:05-笹一16:40/17:20-笹子駅17:30Cimg6197_3


【地図】 2.5万 大月、笹子  昭文社 大菩薩

大ブナと記念写真 パチリ☆

では。。。またネ (^^)/~~~

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大沢山から清八山へ

2007年11月7日(水) 曇のち快晴

7年前に訪れた大沢山を再訪しました。大沢山は本社ヶ丸の西にある1450m峰です。

Cimg5897s_2  山頂から南の眺望 ガスが上がり富士山のお出迎え やっほ~ (^-^)
 

7年前に、大沢山から摺針峠~笹子峠にぬけ、続いて~本社ヶ丸~ヤグラ経由で下っけれど、どちらも私たちにとってはロングコース、序盤の大沢山はどうしても駆け抜けるように過ぎてしまいました。それがなんとも心残り・・・。そこで今回 「行けるところまで行けばよいわ~♪」と、気楽に登ってみることにしましたのです。

Cimg5839 笹子から甲州街道歩く

なぁんて、気楽すぎました…笹子から甲州街道を西に行き、追分で左折、記憶では
『本社ヶ丸方面に歩いていけば稲荷神社がありその裏がとりつき』 なのですが、「へぇ~大月市の道標増えたね」「少し道が変わったね」なんていいながら、??と歩いていたら ぱっくり口を開けているトンネル! 
うそ、トンネルなんて知らんぞ~ 「地図地図」と、あわててザックから取り出します。変だぞ変だぞ、さっきの追分から神社はすぐのはずだよ、トンネルなんて地図にも出てないよ~。そのとき新しい大菩薩の地図を持ってる人がいた。「ひゃ~、う、うそ」 新しい道だ!! 本社にはトンネルを抜けて行くように赤線が引かれているじゃありませんか (わたしは古い地図だった)

で、私たちの大沢山のとりつきの神社は…、追分から別方向に進む道沿い。でも慌てるな(笑)、目の前の尾根だってさ、大沢山の支尾根だよ、戻るのはめんどくさいから、こっちの尾根で上がってしまおう へへ 新ルート開拓ということで(笑) ちょうど良いことに階段もある

階段を上りその先は這い登りで尾根に乗りました。尾根上は左側が檜の涼やかな道が延びている。899m峰で旧来の尾根と合流しますが、きょうの尾根の方が歩きやすい良い道よ、これはやせ我慢じゃなく、ほんとです。

Cimg5853_2

予報では晴れるはずの空模様、どん雲 りで濃いガスに覆われたままです。
一基目のJR送電塔、2基目の巨大送電塔もこんな感じ  ↑
でもいいの、もみじの色がとてもいい。濡れた落ち葉のカラフルさ♪ 
ところどころ香りが立ちます、そんなところにはタカノツメの三枚葉が落ちています、秋の香りです(^-^) 
1000~1200mあたり、モミジにうっとりしながら歩いていました。

 Cimg5868_2

アラッ!木すかしの空が青いじゃない? ガスが上がり青空が見えてきたのです、林の中にもじょじょに陽ざしが射しこんできます。 やった、やったね、みんなの表情も真上の青空のように輝いています、左の山腹からカラ松林が近づいてきます。カラマツもちょうど見ごろ。

Cimg5885_2 「あの高なりがおそらく山頂だわ」「いえいえ 大沢山ってニセピークにいっつも騙されちゃうじゃない」「あーあ、やっぱり騙された、もう一個向こうかしら」「いや あれだってどうだか?」 お腹は減るし、ここまで来て山頂は、まだ遠い? 
やがて東への分岐*(道標できてた)を過ぎ、こんどこそ真実の山頂に到着!  
おお、南は開けて 富士山が!!(トップの写真)
山頂には大きなブナがおおきな黄葉を輝かせています。ドウダンツツジが真っ赤です、良かったね、こんなに晴れたし、最高の気分。誰もいないのをいいことにおちゃらけの写真を撮りあってはしゃぎました。

ランチのあとは*から東の尾根に入ります、きょうのいちばんの目的はこの尾根、ここのぶなやミズナラやその他その他をゆっくり楽しみ歩きたかったのです。そんな気持ちを察してか、木々は美しい秋の装い。青空に映えてるのでなおさら美しい。ああ、ここをゆっくり歩けて、ほんとに幸せだわ  (^-^)

Cimg5918

やがてビックリな立派な石垣が現れます。一昔前は馬でも通ったのでしょうか。道筋をちょっぴり辿ってみましたが…、 きょうは前進。 探索はあきらめて突っ切ります、最低鞍部に「女坂峠」の道標。
対岸の高みには木の根にすがって登ります。意外と楽しくグイグイゆくと 1445m巨大送台地。新設の道標に 『←笹子駅2時間 送電塔巡視路』とあり、確実なエスケープ道です。

Cimg5964

わたしたちは南に向かいます。富士山がいい形で浮かんでいます。三つ峠は大きく立派、清八山の尾根はカラマツの黄色をしています。 小さな送電塔を見送り、南東に向きを変えると、じき御坂峠からの道と合流、御坂峠とこの道で繋いでみたいなぁ。

午後の陽ざしは暑いくらい。さらに行くと三ツ峠への道と合流。 3年前、大幡山まで行って宝鉱山に降りたことがあったっけ。 きょうは北に、清八山に向かいますが、すぐ傍と思っていたのになかなか着かない。へばってきた証拠かな? 葉を落とした木には赤い小さな実が鈴なり、何の実だろう???? 誰も判りません。

Cimg5976

やっと到着の清八山は展望すぐれた岩の山、三ツ峠がなんとも格好良く聳えています、麓からガスが湧き、打ち寄せる波の雰囲気、 このように都留側が白いガスで埋まっているのに、反対側の笹子方面はスッカラカン。なぜ?なぜ? 分からない不思議です

Cimg5980

清八峠はすぐ下。 東に向かいご挨拶 「本社さあん、きょうは行かれませぬが、また来ますので、そのときはよろしくね。 バイバイ」 
もう三時、日陰は薄ら寒くなってきましたた。道標に従い北に下ります、
初めは石ゴロで歩きづらく荒れてる感じだったけれど、降りるにつれて雑木林の黄葉が眩しいくらい、きっと、
一年のうちでいちばん華やかに輝く季節に行き会ったのでしょう (^-^)  シラカバの幹の白さが際立ちます。ころ合いの場所にベンチがあり、休憩。 過ぎゆく秋を惜しむ私たちでありました。

Cimg6006

ヒノキ林になるとじき林道に飛び出しました。巨大変電所までは木よし道よし川よしの林道…。そしてかの巨大変電所をすぎると車道も驚くほど立派になりました。

秋は日暮れがほんとに早い。 甲州街道に出たころ、まだ5時過ぎなのに暗くなってしまいました。 電車は笹子駅5:13までしか調べていなかったので 次の電車の時間が判らない。 でも とにかく急ぎましょう。 甲州街道って暗いのよねぇ、 あ、ホームが見えます、でも改札はガードの先なのよ。 あ~あ、、、あのホーム、無駄に長すぎるよねぇ。 しまった。上りの電車来たみたい、ふー、特急だった、各駅は塩山で待ち合わせてるとしたら、そろそろ来るかもとますます急ぎ足。

Cimg6014ードを潜って改札到着、5:37電車まであと5分、ヒー 間に合いました、めでたしめでたし。 
4人掛けの座席に無事収まり、

「あ~。楽しかったね、きょうはよく、遊びました。」

大沢山っていい山ですよぉ 、
これからもいろんなコースで登ってみたいな、

↑ムラサキシキブ

ではまたね (^^)/~~~

笹子08:00-追分08:30-とりつき08:50-899m09:40-巨大鉄塔10:00(10)-1059m 10:30-大沢山11:45/12:30-女坂峠12:50-巨大鉄塔.13:10(10)-小鉄塔13:40(10)-清八山14:50-清八峠15:00-ベンチ15:25(10)-林道16:10-追分17:15-笹子17:30

2.5万 笹子 河口湖東部   昭文社 大菩薩or高尾陣馬

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