今倉山、道志の山は燃えてるぜ!
2007年10月24日(水) 快晴
今年の紅葉、遅れそう。そう思っていたよ。近所の里山はまだ緑だもん。
でもね道志の稜線に上がってみたら あやや・ビックリ、↓これを見よ!
黄金のトンネル抜けて赤岩の、岩稜に立てば目の前に…!
【コース】 道坂峠P08:40-今倉山東峰 10:00(10)-西峰10:25-西ヶ原の台11:10(40)~散策12:40-西峰 13:25-赤岩14:00(30)-西ヶ原14:45-P16:00
【地図】 昭文社(高尾陣馬) 2.5万(都留)
道坂トンネル西口から登山道をひと登りして道坂峠に上がる。爽やかな空気。通る風。ノコンギク、オヤマボクチの花が咲き、熊笹が美しい。
歩きやすい雑木林、木々はほのかに色づいて秋到来を思わせる。
なんの実かしら??? リュウノウギク
快調に高度を上げて行く、もうすぐ山頂だろう。 緑の木々の間にまっ黄なブナの大木が華やいでいる。足元にはトリカブトのぷりぷりの実の隣に最後の一輪青い花。リュウノウギクが咲き乱れヤマハッカの萼の紫も可愛らしい(^-^)
あっけなく今倉山山頂に到着した。ぶなの黄葉の盛りだった
今倉山東峰
好もしい雑木の尾根を西に行く、紅いモミジがひときわ目立つ。
15分ほどで西峰についた。北側は見事に伐採されマコトに明るい山頂になった。
この春に北尾根で登ってきたけれど、きょうは逆に急斜面を下る。
めざすは造林小屋(廃屋)のある、西ヶ原の台(1246m)だ。
あれよあれよな スゴイ急降下の斜面(粗いカラマツ林)を下る。
どうにか道、やっとこ分かる道らしきトコをぐんぐん下る、
見晴らしは効くし、やがて現れる尾根の形を目指せばよいので不安なし。
傾斜が緩やかになってくると、緑の滴る光も滴る雑木林に変わる。
この変わり目の体感って快感だ!! 西ヶ原の台
なつかしき造林小屋(廃屋)まえの撓みでランチの後。そこいらを散策。
パラジマの頭方向に少し行くも気が変わり、西に延びるのっぺりした尾根を「調査」した(笑)。
造林小屋(廃屋)
記憶ではカラ松林の中。。。と思っていたのに、見上げる木々はモミジやカエデが多い。やっと黄色になり始めたところ。静かな森に耳を傾ければ 「ササササ・・」と高い音、
森の上の方で奏でている 葉づれのおと?かな・・・
燃えるブナ
しっとりした気分になったところで 主稜線(今倉西峰)に戻る。
お昼過ぎのお日様の高い時刻だ。
あさがたは閉じていたリンドウの花が次々に開き、優雅な姿をみせてくれていた。
リンドウってこんなに大きかったっけ? こんなに淡い色だったっけ?
リンドウ
西ヶ原の分岐からひと登りすると、トップの写真の黄金色の道になる。
お気に入りのブナもミズナラも 華やかに装っていた。
お気に入りミズナラ
樹林を抜けると赤岩の岩稜だ。
わたしたちを待っていたのは こんな道志の山の色。
赤岩から今倉山方向 (二十六夜山方向はトップ写真)
紅いのはウルシやハゼだと思う。それにしてもこんなに赤が多いなんて、
今まで何度もきているけれど、今回が いままでで一番、華やかな気がする。
ほんのティタイムのつもりだったけれど、誰も来ない赤岩の、斜めの岩に寝そべって、背筋を伸ばし腰伸ばし、空を見あげているうちに、知らずに時がすぎてゆく。
下山は西ヶ原の分岐まで戻り、沢道コースを下る。エアリアの赤線だけど、後半はルートのわかりにくいところ有り。
ここは何度も下りているのに、2箇所くらい立ち往生して道を探した。もし一人だったら、焦ったかもね。沢道だもの、大雨ですぐ道は壊れてしまうのだ。悩める道であった。
下山中も紅葉が愉しめる
つぎは いつ山に行けるかなぁ・・・
ではまたァ (^-^)/
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