青木ヶ原樹海
2007年8月29日(水) 曇り
御坂の予定を縮小して三ッ峠に、ところが前夜はザンザンぶりで、当日の朝も雨、予報も雨なのでは仕方ありません。 お山はやめて河口湖駅からレトロバスにのって、お天気まかせでテキトーに観光しようということになりました。
河口湖駅から 河口湖西湖レトロバスに乗り、まずは車内で「2日間乗り降り自由クーポン」を購入します¥1000(現在は¥1300)
まず運転手さんに確認。「あの~ 青木ヶ原樹海に行きたいのですが、どこで降りたらいいでしょう?」 「コウモリ穴がいいですよ」
そう。まず、樹海にいってみようと、行きがけにみなで決めたのです。
樹海の鬱蒼とした緑、遠くから眺めたことはあるけれど中を歩いたことはないのでね。
バスの運転手さんはガイドも兼ね、要所要所で観光案内をしてくださいます。
「はい宝石博物館です(説明ありましたが、忘れますた^^;)」
「はい、ハーブ館です(説明・・こりも忘れますた^^;)」
観光施設をこまめに巡るバスルートなので、なかなか先には行かない感じ。
「西湖のあの島はうの島です、天神様が祀られています」
そういや 毛無山に行ったとき天神峠っていうのあったけど関係あるのかも
30分ほどで到着した コウモリ洞穴にはビジターセンターのような案内所があり樹海の地図も置いてあります。 「ネイチャーガイド1時間コースがありますよ~」とのお誘いに、参加することに。(¥500)
富士山噴火の歴史から、溶岩洞穴の出来かた、洞穴の種類、樹海は溶上原始林であること、溶岩から草が生え、やがて陽樹(赤松など)の林が出来、それが現在の陰樹(栂、檜、樅など)の林に代わってきたということ。樹海には水がない(溶岩なので雨が全て浸透してしまう)代わりに苔が地表を覆い保水している。その地表はわずか2~3㎝しかなく、木々は根を張りお互い絡み合い倒れないようにしている、大きな動物はいないがリスモグラは多い等々。
ツアーを修了し賢くなった???わたしたち、この際だからコウモリ洞穴に入ってみることに。 なんと、入口でヘルメットを渡されたのです。
「へぇっ? 洞窟探検の気分でるじゃ~ん」 なんて、いよいよ入洞します、
穴に入ってさっそく頭をゴチン、ゴチンゴチン・・・なるほどヘルメットは必携でした。
天井の低いところでは匍匐(ほふく)前進を余儀なくされるので、けっこう大変。
正直つかれますた。というわけで、わたしたちには楽しかったけど住人たるコウモリ君たちはさぞ迷惑なことだったでしょう。数が減っているのもわたしたちのせいだね。
雨は降りそうもないので、しばし青木ヶ原樹海を歩くことにしました。レトロバスBSのどこかに出ればいいので、「有名だから」と、富岳風穴を目指すことにしました。
道に迷いやすいとか自殺者多いとか、なんかおどろおどろしいイメージの樹海、それは栂などの黒木が雑然と生えていたり、苔で覆われているせいと思います、
溶岩のガス穴がところどころパックリ開いて、異様な景色ではあります。
良く整備され、道から逸れなければ迷うことはないけれど、花はないし景色は単調だし、あんまりちょっと、う~ん。。
富岳風穴入口には大駐車場トイレ土産屋があり、たいそうな賑わい。、
風穴入口まで行ったもの¥280の入場料にビビって 「どーせコウモリ風穴と似たり寄ったりよ」と、きびすを返し、売店での¥300のとうもろこしソフトクリームの方を選択したわたしたちでした。
そして再びレトロバスで河口湖駅まで戻ります、なんとこの便は(若者たちで)超満員!!
レトロバス、、、なかなか良いけど、山で使う場合は帰りだね、と意見一致です。
こんど乗るのは 十二ヶ岳のときかなあ?
秋雨 台風 ・・・・ おとといの水曜も中止。思えば、この時期は、毎年山に行かれていません。
写真は エビフライ →
じつはリスが食べた松ぼっくりです
綺麗に芯だけが残っています
ではまたァ (^^)/~~~
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