大峰の北尾根防火帯
2007年9月26日(水) 晴れのち曇
大峰の、水無山の北の肩から眺める姿は本当に美しい<~♪♪
古いアルバムから 2002年12月11日
↓ 水無山からの大峰(右奥)と西沢ノ頭(左手前)
今回は 北の深城…現在は深城ダムの小金沢公園から大峰北尾根を登りました。
この道は4年前に一度のぼり、去年は下っています。
下の写真はとりつきの 小金沢公園から見下ろした西側の景色です。
左は長峰の末端、下の橋桁は小金沢橋(だったと思う)のかたわれ、4年前はまだ現役で、この橋を渡り手前の深城に来ました。すでに家屋はなく更地になっていましたが、民宿の看板だけが残り妙に寂しく感じたものでした。今回は写真の芝地から尾根に上がり、防火帯をひたすら登ります。かなりな急登です。
振り返ると真っ逆さまに落ちるようで、去年暮れにはよくぞ下りたものヨ!!と我ながら呆れます。
753mのボッチに上がる前にこんな電信柱の残骸が数本・・、消えゆく生活のにおいに小さく感動しました。
急勾配はススキが繁茂、両側の樹林の縁の方が楽なのですが、真ん中を歩く方が気持ちよい、スイ~スイ~ススキを掻き分け、泳ぐように進みます。ママコナ、アキノキリンソウ・・・。ふーふー。息が切れる。でも楽しい (^_^)v
1時間ほどたち、おそらく1050mあたりでしょう、ススキがウソのように消え、こんな幅広のプロムナードに変わります、勾配も少なく、ルンルンなお散歩モードです (^o^)
これぞ パラダイス ☆☆☆
木漏れ日が射しこみ、涼やかな風が吹いています。
・・
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ところが 1250mくらいから 緑が減り荒れた感じになってきます。
先日の台風のためか? へし折れた木が尾根を塞いでいたり、木の根が足元に渦巻いていたり、主を失った蔦がとぐろを巻いていたり・・・いやはや大変。。
やがて尾根の形が失せ、ひたすらな急斜面の這い登りになりました。
でもこれは山頂近しのしるし、
ファイトが湧くのでしゅ
あれに見えるが 山頂じゃ →
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さあ つきました。
雑木林に囲まれた、ここが大峰の山頂です。
きょうも大峰権現の祠が、出迎えてくれました。
下りは南へ、道標に従い水無山に向かいます。
下りはじめは、やはりかなり急勾配。
こんなスレンダーな山なのですから当たり前ですね。
春はやまざくらの舞い散るあたり、秋はオクモミジハグマやコウヤボウキが点々と。
西沢ノ頭を過ぎると 大展望の伐採地 !!!
と思いきや・・・アラマァ
展望どころが足元に道すら見えない始末 (^^;)
でもお花たちにあえました。
しもばしら じいそぶ?ばあそぶ? きぬたそう
水無山では 休憩がてら山頂に立ち寄り あとは一気に上和田に下ります。
登山道脇の雑木林の、去年の落ち葉の中から真っ赤なタマゴタケが顔を出しています。
シラカバの美しい幹は・・・ここを歩く楽しみのひとつ
しかし、お彼岸も過ぎたというのに、風が止まるとうだるような暑さ。いったいどうなっているの??
・・
【コース】 大月08:57→(\5210)小金沢公園09:35(10)-1000m 10:25(20)-1250m 11:20(15)-大峰12:20/13:05-西沢ノ頭 13:25-水無山14:20(10)-上和田15:35/15:47→(\580)猿橋16:18
水無山にたくさん落ちていました
やまなしって これのことかなあ?
(^^)/~~~
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コメント
ヤマナシ、有りましたね
こやつはちょっと食えないやつで(笑)
そのままでは渋くて酸っぱくて、香りはいいのですが
西洋梨のように熟成させるとそこそこ食えるようにはなるのですが、いまどきそこまでしても・・・大して旨くもないし
子供のころはこれを秘密基地に保管して、雪がちらつくころ茶色く熟成したのを取り出して齧ったものです
話は変わりますが、小生のホームページが業者の都合で抹消されてしまいました(^^;
お手数ですがリンクを削除(またはブログのほうに変更)してくださるようお願いします
奥多摩大好き シマダ
投稿: 火星人 | 2007年10月 1日 (月) 23時03分
ヒメリンゴみたいで
美味しいのかと思ってました
>子供のころはこれを秘密基地に保管して、雪がちらつくころ茶色く熟成したのを取り出して齧ったものです
すごい 豊かな子供時代ですね
ヤマナシはたくさん落ちていました 動物たちにはご馳走なんでしょうね
リンクの件 了解しました
投稿: ba_sobu | 2007年10月 2日 (火) 17時04分
リンクを変更いただきましてありがとうございました
お手数をかけました
ヤマナシ、見かけたらかじってみてください
大量に食さなければ毒にはなりません
投稿: 火星人 | 2007年10月 2日 (火) 18時07分
やまなし
ものの本を見たら 果実酒に、と ありました、
ということは やはり、、、生食はチョット?ということかも・・・
投稿: ba_sobu | 2007年10月 4日 (木) 22時55分
タカも、このヒメリンゴ見たいなの、課題だったのですが、
分かりました。
オオズミ(ヤマナシ) ばら科リンゴ属
ズミに似て大きい実がなるから。山中に散在して見られる
落葉性大高木。
とあります。
ナシ(アリノミ) バラ科ナシ属
本州から九州および朝鮮半島南部、中国南部に分布。
人家近くの山林中にはえるヤマナシを改良したもの。
この場合のヤマナシというのは、上記のオオズミではなく、
ナシの原種だろうと思います。だって、リンゴ属をどう
改良しても、ナシ属にはならないと思うからです。
以上は、牧野植物図鑑より。
ということで、オオズミですね。
今度見つけたら、お酒にしてみようと思います。
ナシの原種らしき物は、笹子の裏山で見つけて、
齧ってみたら、ちゃんとナシの味がしました。
投稿: タカ | 2007年10月 5日 (金) 08時50分
タカさん こんばんわ
やまなしの実をみつけたとき
ズミ(こなし)の実はどんなのだろう、
これがズミの実じゃないの?という話になりました
これがオオズミ。リンゴ属。なるほどです
きのうガマズミの実 囓りました
酸っぱいリンゴの味がしました
それから たまごたけ あまりにふっくらころ合いのが
ありましたので 2.3コいただいて帰り
野菜と一緒に炒めていただきました。
美味しかったです。
投稿: ba_sobu | 2007年10月 7日 (日) 23時20分