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西丹沢*緑の稜線をゆく        大棚の頭~城ヶ尾峠

2007年6月27日(水) 曇  

梅雨の中休み? 里は晴れて暑かったそうですが、山は霧に包まれ水っぽい、そんな丹沢の緑の森をゆっくり歩きました。なんとなくゆるやかにくだる道、長いけれどラクチンコースです。

Cimg3027s
石保土山あたり

【コース】 山伏峠 09:20-大棚ノ頭09:45(10)-石保戸山  10:20(10)-油沢の頭11:30(10)-菰釣山12:30/13:15-避難小屋13:30(15)-城ヶ尾山15:55(10)-道志の森 16:15
 【地図】 昭文社:丹沢 2.5万:御正体山、中川

Cimg3041_1 菰釣山付近は、この頃よくゆくけれど、大棚ノ頭から城ヶ尾峠まで通すのは10~13年ぶり、
ちょっとヒネてしまった今の私(^_^;)が、当時の新鮮な感動 (@_@)を、どんなふうに思いおこすだろう。

←西沢ノ頭付近


大棚ノ頭から北東へ延びる縦走路(東海自然歩道)をゆくと、すぐ水ノ木分岐がある。
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尾根の分岐は目の前の高み、なのに何故、巻き道の入口に名前が付いているのだろう、と 不思議だった。
でも最近、分かったような? 今歩いている稜線の東側(登山道のほとんどない地域)は、強烈に自分を惹きつける。そこで仕事道を辿ってみると、道祖神や山ノ神が祀られ、不意に集落の跡が現れたりする。ここには丹沢の歴史が籠められているらしいのだ。

それに、水ノ木分岐の向こうには、お気に入りの山、西丸をみっけたしね (^-^)v

さて、きょう行く東海自然歩道は滴る緑、緑、緑の道。
さりげなく花の咲く道、ブナに絡まり這い登るのは 蔓アジサイ?


Cimg3036_1   
ヤマボウシ                   ヤマツツジ

Cimg3042_2

ところがところが 大ブナが………Cimg3106_1
ところどころ芽吹きのような色合いで、それは青虫?にすべての葉を喰われた結果。
そのあまりな喰われかたに、来年まで保つのだろうかと心配になる。
一本に気づくと、次々に同じよう木が目に入る。
←ブナノ丸付近
油沢ノ頭をすぎ、ブナの丸をすぎる、すこしは通いなれた道ゆえ馴染みになったブナもあり。そんな木が丸裸にされているのを見るのは、つらい。
来年も、ようすを見に来ねば

菰釣山山頂 
南尾根方向からのわたし好みのアングル。手前の大ブナは無事だった。
Cimg3133s_1 

新しくなったベンチでランチをすませ、さらに東に向かう。嬉しいことに、菰釣の東側には虫の被害はほとんど見られない。
避難小屋も新しくなった。大きな透明ガラスの窓がいい。

Cimg3151 ブナ沢乗越を過ぎると、とたんに笹の背丈が伸びている。この区間は歩く人が少ないのかな……。丈は高いけれど綺麗な笹の中は、泳いでいるようで楽しい。
笹もブナ沢ノ頭を過ぎると落ち着き、ほっとしたのもつかの間、目の前に急坂がそそりたっていた。今まで優しい勾配で、すっかりダレてたわたしたちは、ヒーコラヒーコラ、くるちかったぞい。
中の丸は道標なければ、ピークとは気づかないだろうな。

静かな山歩きをしたいなら、どうそこちらへ♪♪っというような、典型の道が続いていく
   ↓ ブナ沢ノ頭から城ヶ尾山あたりCimg3157_2 

そうして 城ヶ尾峠に到着。峠からは南の道志へ下る。
でもわたしにとって城ヶ尾峠は、ことし1月、信玄平から上がってきた思い入れのある峠。ぐっと胸に詰まるものが……(-_-;)、みなの最後尾から、ふりかえり、ふりかえり別れを告げた。

あっけなく林道に降り立ち、あとスイスイ道なりに下り、車を置いた道志の森キャンプ場まで歩く。林道沿いには ウリノキ、オオバアサガラ、そしてヤマボウシの花が咲いていた。

Cimg3182          

・が        ガーお (^0^)

ではまたネ   (^_^)/~

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