浅草岳、ブナ森ぬけて♪
2007年6月16日(土) 晴れ またもや、遅れてしまいましたぁ (^^;)
素晴らしき青空のもと、奥只見の浅草岳に登ることができました。
深いブナの森に浸り、眩しい雪渓を歩き、山頂から珍しい越後の山々を眺める、こんな贅沢ができたのもHgさんのおかげです。
【コース】入叶津登山口 09:20-山神の杉 -笹沼-沼の平分岐(稜線) -浅草岳14:10/14:55-剣が峰 16:05-田子倉登山口17:15
登りだしはすでに9時半、暑さの中、ワクワクしながら山に入ります。サギゴケやキュウリ草の、いつも見かける草たちも奥只見の北国の山と思うと特別な花に見えて、写真を撮りまくってました。(ムラサキサギゴケと、ミズタビラコとか…)
1時間弱で山神の杉。稜線上のブナ平新道と分かれ右折、ブナ林をゆるく下ります。
途中小三木沢の徒渉を二回します、沢が荒れ径路の分かりにくいところあり
(登山道は通行止めになっています)<(_ _)>……
深いぶなの森は素晴らしく、さし込む光を享受しながら歩いていきます。
ブナの幹の白さは印象的です。そんな白い幹が、森の奥に奥にと連なっているのです。
森が途切れると、むんむんするような草いきれ、そこにはさまざまな花が咲きます。ガクアジサイ、アイズシモツケ、ウラジロヨウラク、そしてタニウツギの優雅なピンク色には、ただ見とれておりました。
笹沼の脇をすぎます。緑の翡翠の湖面、なんとも不思議な色…、
こういう場所を”神秘的”と、一言で済ませたくない、でも、なんといったら良いのでしょうか。
真っ赤な椿が咲いてます。ユキツバキとか。夏にさく赤い椿は初めてで、若々しいスカーレット色の、でも、ごてごてした感じじゃないのでステキです。
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【沼ノ平で見かけた花】
ウラジロヨウラク ユキツバキ
スダヤクシュ サンカヨウ
ロープのある急登をエイヤエイヤッと頑張って、稜線に乗りました。
ブナ平新道と合流。 ぱぁっと視界が開けます。
たむしば(美人花)
タニウツギは、とぎれることなく咲いています。もう、すっかりファンになってしまいました。
白い幹のブナも、ずっと続いています。
足元を見れば、かわゆいお花が群れています。ツバメオモト、今まで青い実だけしか見られなかった、白い花はじめてみました。マイズルソウは今を盛り、ゴゼンタチバナもあり。
ツバメオモト マイズルソウ
雪解け直後の花もお出ましです。
シラネアオイ ショウジョウバカマ
濃いピンクのイワカガミやオオバキスミレ、カタクリ…と 北国の山の華やかさに酔いしれて歩いてゆきます。ムラサキヤシオ、そしてウラジロヨウラクも、たくさん花をつけていました。
山頂の手前には大きな雪渓が残っていました。
まさか、こんな楽しみあるとは思ってなかった。 ♪♪♪♪
時間におされていなかったなぁ・・・もっと満喫したかったぁ・・・
でもでも サイコーに気持ちよかった。 (*^_^*)
浅草岳山頂
山頂にはなんと2時過ぎ。どーりでおなかが空いてる、へばったわけだ。
小虫が煩いとピークを乗越し、草地上のテラス?でランチにしました。
お隣の山は?
ハイ 守門岳
あちらのかっこ良い山は?
ハイ 未丈です
雪の乗っかってるのが駒ヶ岳、とおくにゃ平ヶ岳、、などなど耳にきこえるだけでうっとりな、魅力の名前が次々交わされています。
さて、田子倉へ下ります。
中先尾根→
ただ下るだけと思ってたのに、かなりキツイ。ロープがなかったらビビッテしまいそうな斜面もありでした。
だから、そんなに急げません。
途中、”熊合わせ”という気持ちよい場所。後でガイド本をよく見たら、足止平ってここらしい。わたしたちも足止めして、休憩を。。
”鬼ヶ面眺め”、”剣が峰”、などなど、ステゴザウルスの背中のようなごつごつの、稜線歩きが続きます。乾いた晴天下に、こういう浮遊感はいい気持ち。でも眼下の田子倉湖がちっとも近づいてきませんのです。
わたしとしては、かなり頑張って下りてきたはず、なのに田子倉登山口に下りたら、ちょうど、Hgさんの車が駐車場に入ってきました。Hgさんは 入叶津口に戻られ車を回送していらっしゃったのに、、、、どーして同じ時間なのよ?
浅草岳日帰りという夢のような山行ができたのも、Hgさんのおかげです。
ほんとにありがとうございました。Komadoさん、良きフォロー感謝します。特に下山ではね、 m(_ _)m なにかと足手まといだったかと思いますが、これに懲りずまたよろしくお願いします (^-^)
ムラサキヤシオ ベニサラサドウダン ヤマツツジ
関東もホントニ、梅雨入りしたようですね。
では また (^^)/~~~
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