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芦川の熊倉沢左岸尾根

                        遅ればせながら・・のアップです(^^;)
2007年4月7日(土) 晴曇

稜線のうすいヤブ道を分けていると、前方に栂の大木が現れた。なにやら立て札も見える。「地蔵峠だって」・・・・へんじゃない? 地蔵峠のほうから来たつもりなのに・・・

Cimg0571s

【コース】 芦川熊倉沢出合P07:35-766m峰09:25(15)-1100m尾根上10:45(15)-地蔵峠 11:35(10)-地図の折門峠 11:50-地蔵峠12:00(40)-1161m稜線14:20(10)-八坂峠14:50-車道16:35(10)-P17:30  【地図】市川大門(2.5万)

Cimg0494 おりしも甲府盆地の桃は満開、いきがけに桃見物のおまけが付いた。こんな華やかなピンクの世界も、右左口トンネルをぬけ芦川沿いに右折すると一変、落ち着いた山あいの景色になる。
とりつきの
熊倉沢橋付近には点々とカタクリが、・・・まだ満開とはいえないけれど 「さい先いいネ」と(^-^)にこにこ。

うすい踏みあとが 尾根の腹をへずり綿々と延びてゆく。10分ほどで沢を渡る。対岸には石垣があらわれる。。

Cimg0523_3 沢を少しのぼり、ここがころ合いと左岸の小尾根に乗った。急な上に柔いので落石に気を遣う。それでも掴まるものに不自由なく、ときどき寄りかかって休ませてくれる木にも感謝。30分ほどで小さな台地に乗った。やっとひと息、水を飲む。目を落とすと足元に一群れのヒトリシズカ(^^)、ここに咲いててくれて、ありがとう。
標高600mあたりは坂の途中だ、あと80mの急登が待っている。でも足場はがっちりしてきたので、手を使わずに登れる。雑木林がとてもいい雰囲気。

Cimg0542 680m台地で右から尾根を合わせ方向が変わると、広々とした落ち葉の大通りになった。(^^)(^^) やっぱり想像していたとおりの尾根だね、谷底までもずっとずっと、涼やかな落ち葉の敷き詰められた雑木林。ミツバツツジの澄んだ紫が浮かんでいる。木の間越しには南アルプス、空の色が朝よりクリア(^^)、不思議ふしぎ。

Cimg0549 再び急勾配になったけれど、すてきな雑木林を歩けるしあわせ感が大きく、あっというまに766m峰に立っていた。
ここで半分だ、思ったより時間がかかった? いえいえ いい尾根の気分を、できるだけ長い時間味わいたいの、それで ”もう半分も来てしまったの?” って、(^-^)思ったんだ。 

Cimg0554_2 緩く下る道はちょっとだけ尾根らしくなり、じょじょに大きな木が現れる。谷底までうずもる落ち葉の広がりに、長い影が伸びている。いいねぇ、いいねぇ。
やがて尾根が広がりだし、ダケカンバ ぶな、?? 栗もあった、イガが膝小僧にささった(笑)  楓、ミズナラ、ああ・・・いいよね、こういうところ。
尾根上にときどき土累のようなものを見る、人が何かをした場所?  この尾根は、
昔から、みんなに大切にされてきたのだろうと思った。

目の前の主稜線(1100m)にのった。Cimg0563
松林の中だ。地図を見てどうも不思議な地形と思っていたけど、、そうか、二重山稜になってるんだ。
前回は、(地図の)折門峠から里に降りたので、その地点に行ってみようと西に下る。すると踏みあとにぶつかった。右下にゆけば先日の道に繋がりそう、でも下るのはもういいやと、左に曲がった。

Cimg0565 二重山稜に挟まれた谷の、なんとも不思議な景色を歩く。この浮遊しそうな感覚をずっと味わっていたいけれど、右側にせり上がる稜線も気になって仕方ない。
「やっぱ上がろう」とその尾根に這い上がる。尾根上は灌木のうすい藪、ダンコウバイが乱れ咲く。ここから西に向かう。 地図の折門峠を確認するのだ、このあたりの行動に一貫性がないねぇ、(笑) 

Cimg0586 (トップ写真)前方に大きな栂の木が見えた。立て札もある、そこには『地蔵峠』の文字。エエッ! 『地蔵峠は後ろじゃないの?』 
おちつけ!地図を見る。そうか!、地蔵峠も折門峠と同じに、現場と地図(2.5万)
が違っているのだ。(栂の根元に六地蔵?)

地図の折門峠を確認し、地蔵峠に戻りランチ。昔の旅人になった気分になれる、そんな峠らしい峠だ。正面には大きな富士山。南に下る道も確認す。

Cimg0587 ここからはしっかりとしたハイキングコース(巻き道)で東に向かう。右側が伐採され展望がよい。あの山この山と同定しながら、歩いていく。足元にはスミレやイカリソウ、シュンラン・・・・と、春の花たちが咲く楽しい道のり♪♪
アンバ峠には立つつもりでいた、入り口をちゃんと見ていながら「アラ道だわ」とやり過ごし、稜線を見上げ「あそこは気持ちよさそ(^^)」なんて言いながら、ふらふら八坂の集落の上まで来てしまった。どーしていたんだろ?

「しまった」あわてて手近な尾根にとりつく。さんざバラヤブにひっかかれ、登り着いたは稜線上の1161m峰、アンバ峠方向はヤブ多し、時間と相談しアンバ峠はやめにして八坂峠に向かう。八坂峠側は踏み跡明快、

Cimg0607 八坂峠はほーんとに地味。 鞍部なだけで道が横切ってるだけで、名札らしきものはない。エアリアの赤線ルートなら名標くらいあると思っていたのだ。 まぁ道はしっかり通っていると、ひとまず安心する。

Cimg0615 わたしたちの下りる北側の道は、やがて沢道となる。灌木のヤブがかかりだすと径路はアヤフヤ。沢が荒れたあと枯れ葉などに覆われ、下りながらここ道?と半信半疑。ときどきテープが現れると、「これでいいんだ」と思う。
「エアリア赤線といっても、ゲンバはいろいろだわねぇ」「もし薄暗くなってしまってたら、心細いでしょうね、・・」 
いっとき、道を失ってしまい涸れ沢をそのまま下り、ふたたび合流なんてこともあった。アブラチャンがよく咲いていた。道は
下るにつれ明瞭になる。Cimg0616 すると今までのよりずっと良い道と合流。それは沢を離れ、隣の尾根に向かっていくのか? 「登りの場合、ぜったいあっちの道に行ってしまうわ」
川の水が現れ渓谷らしくなると、芽吹きの緑が鮮やかになってくる。楓の木が多いのも印象的だ。ところどころ石の組まれた段々をみかけるようになった。やはり集落のあと?・・・そんな景色を気にしながら下って行く。最後の芦川沿いも集落跡のよう。

立派な車道にでて、バス停の時刻表を確認、やっぱし奇跡は起こらぬ、歩きましょ♪
ザックにしのばせてあったスニーカーに履き替え、1時間あまりの車道歩きが始まった。
初めは避けたかったこの道のりが、じつは楽しかった。

Cimg0630 左側のきょうの尾根、その中腹を林道が走る。石垣やアーチ型の橋が見え、ああいうところ歩いてみたいと思う、その道への入り口も確かめた(^^)v
その時、かなりな大岩が聳えてて目を瞠った。「あれってさ、ショッカーの城塞みたい(笑)」 と~んでもない!!、『観音城』という岩壁だそうで、「芦川沿いの生活路である市川往還の安全を祈って 馬頭観世音がまつられていた」という(説明板あり)。

右の尾根も岩ぽく、良い感じなうねり(^^)だ。 Cimg0637_1 やはり中腹に桜や桃の花が噴き出すように咲き、石垣も見える。山上集落のあとかもしれない。地図を見ると甲府へ繋がるいくつもの峠道があがっており、こちらも歩いてみたいと思うのだ。

道沿いの小さな神社の桜は満開、端の欠けた野仏には花が添えられていた。

きょうの花 シュンラン
Cimg0593

ではまた (^^)/~~~

《地図は新しいものを》(^_^;)

この日使っていた2.5万地形図もエアリア富士山も、改訂前のものでした。
現在の地形図は 折門峠も地蔵峠も、実際の道標の場所と合致しているようです。また改訂版のエアリアでは八坂峠みちは 赤実線がはずされたそうです。

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コメント

いいですね。いいですね。
写真と地形図の肥えた等高線を眺めつつ、いろいろ想像しています(^^)。

そおいや大平山から八坂峠辺りの稜線も結構肥えてて、尾根上も普通にルンルン歩けるイメージなんですけど、実際は藪と考えた方がいいのでしょうか。それはともかくここは尾根と道の両方辿ってみたい所ですね。

ちなみにbbsの方に貼っておきましたが、新しい市川大門の2.5万図。実情に近い形になっているように思うのですがどんなもんでしょう。あと八坂峠みちもエアリア赤実線ってそれは改訂前のですよね?

投稿: komado | 2007年4月18日 (水) 00時59分

いいですね、いいですね。
このあたり 地図をみてても、現実に俯瞰しても 宝ものがいっぱい、あります。そういう感じ(^^) いろいろコースがとれるし(^^)

稜線のヤブはそれほどじゃないと思います、
下道があり、手で掻き分けなくても体をくねらせて割っていける感じ
ヤブはスズタケ系じゃなくバラトゲ系? 稜線へ上下の尾根では歩かれてない場合は、いたい思いするかも。首の後ろ数カ所 ダニにやられますた。(^_^;)

エアリアの八坂峠みち 今は赤実線じゃない?のですか?
痛いトコつかれた わたしのエアリアは古い。94年と98年だったです。
さっそく本屋にいきますた。 2.5万市川大門は無事ゲットしましたが エアリアは近くの本屋さんはすべて売り切れですた。 でも明日には買います。

本文に訂正入れておきます
エアリアはまだ確認していないけど 「改訂版は赤実線ではない」とかいてしまいます。明日には確認しますから・・・

地名についての情報 ありがとうございました。
たしかにね::: エアリアの「富士山」は、古いまま、しぶとく使っていたわ・・・(反省)  

投稿: ba_sobu | 2007年4月18日 (水) 14時31分

エアリア富士山、今年のからまた新たに改訂されるそうですよ。
なので売れてるのではなくおそらくまだ発売していないの??かも。

さてどんなものになるのでしょうね。ちなみにボクは今年のは立ち読みのつもり(笑)。

投稿: komado | 2007年4月18日 (水) 19時31分

じゃ、新しいのが出るまで待ちます、(^-^)

投稿: ba_sobu | 2007年4月19日 (木) 23時41分

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