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小管からゆく冬の大菩薩

2007年2月11日(日) 快晴

小菅側から冬の大菩薩へゆきました。登り、予定に無かったササヤブコギに必死です。すると頭の上で北風が ゴオオオ~ゴオオオオオ~オオオ 
オソロシイ声で吠えています。振り仰ぐとダケカンバの向こうの青空の、あまり透明な青が目にしみます、ゴオオオ、ゴオオオ、ゴオオオオ~~オオオ

P2110026s

コース】 雄滝入り口P 07:30-雄滝07:50-林道終点 08:25-尾根に乗る 09:40-牛の寝通り稜線 10:40(10)-長峰分岐12:00-石丸峠 12:35-ランチ場 12:50/14:05-大菩薩峠14:25(10) -フルコンバ 15:10-日向沢登山口16:30-P16:50   【地図】 昭文社:大菩薩  2.5万:大菩薩峠 七保 丹波

Cimg7374_1 雄滝入り口に駐車、まずは雄滝の見物に。初めて訪れた去年の10月は、瑞々しい緑の丸天井に圧倒されたのだ。
きょうは寒々とした冬景色
。雄滝も小管川も水量が少なく印象うすい。その広がりにシオジの大木は泰然と佇んでいた。
この森の、芽吹きの春や新緑や、涼やかな真夏の表情も見てみたい。

P2110009 林道終点の「牛ノ寝登山口」から小管川におりる。この川辺もかなりいい雰囲気。水音が快い。
橋を渡りアカドチ沢沿いの道をゆく。沢にはワサビ田が作られネットで覆われていた。そこにスラリとしたシオジが現れる。「いいねぇ」と言えるひとがいるのは嬉しいことだ。P2110021
30分ほど歩いたとき道が左右に分かれた、「うーむ、うーむ。まぁ、こっちにしようか」と右を選択。水平道はじき下りだし、小管川を巻いていく気配、「やや!、下に橋が見えるぞ、こりゃ違ったね」
さきほど越えたばかりの尾根が、なだらかそうなので、そこを登ることにした。
藪もあまりなさそうだし (^^)

P2110029_1 そう、傾斜もきつくない。雪のおかげでスズタケが倒れ、その上を歩いていかれる。ちょっと楽。陽光が注ぐ気持ちよい斜面。ブナやダケカンバの立派なヤツが「やぁ」と出迎えてくれた。
しっかし長い尾根だなぁ。行けども行けども終わらない。
P2110025 ゆるく左にカーブする、傾斜がきつくなると吹きだまりの雪も深くなり 、ズボッ!ズボッ!と靴が嵌りだした。わ、スズタケが足に絡んだ、コケちゃった。アララ先導してくれた猪の足跡クンはいずこへ?? 頼りにしてたのにな(笑) 次のピークがきっと牛の寝の稜線だ、急登だけどあと少し。

P2110031s

お疲れさん。牛の寝通りに出ましたよ。登山道は稜線の南についている、北風は来ないし雪も少なくて良かった。でも、尾根の北側に回ったとたん、北風オヤジがぴゅーぴゅー、キビシイ試練をよこす。雪もだんだん深くなる。
長峰分岐のあたりで、足はへろへろ、もう限界? 最後尾を、遅れがち・・・・・いったいわたし、どうしちゃったのかな?自分でもシンジラレナイ足が重い。おまけにモーレツに眠かった。立ったまま、うとうと?

でもね、歩いていれば着けるのよ。道があるからね。石丸峠、ハイ出ました。
何年ぶり??冬に来たのは初めてです。

P2110038s_1

P2110040

いつもの冬は、雪で真っ白だとか。そうか、そうなのか・・・・・。

たおやか笹原のカーブ、強風が通り抜けて、寒いのなんの、帽子が飛ばされた。捕まえろ!
「とりあえず、あの上の木陰まで行きましょ。ランチはそれからのお楽しみ。」

P2110043_2

振り返る。あの黒木はトウヒとか。富士山のすらりと美人(^^)見せた、単純に嬉しいな。
真っ青な空に突然冬雲が湧いている。そしていつの間に消えている、冬の空はダイナミックだ。
ランチ場は日だまり。
冬景色の日だまり。
気がついたら一時間以上もゆっくりしていた。

P2110050s 大菩薩峠の介山荘でクマスズを購入し、きょうは山を下りることに。
登山道に雪はなく、いつもの足取りでどんどん下って行けた。

対岸の牛の寝の稜線が、こちらに北面を見せている、雪の斜面には道がクッキリきざまれてきょう登った尾根も見えた。

下山道の後半には、こんなミズナラの大木にも出会えた。

(^-^)

小管は、訪れるたびに、ステキな景色を見せてくれるんだよね。

今回、カメラの故障で写真が思うように撮れなかった。
でも心に撮したつもりです。


そうだ。
また訪れよう。 何度でも。

では、またね  (^_^)/~

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コメント

以前ボクも山行きの始まりでデジが壊れたことがあり、それは偶然にも同じく小菅ででした。赤沢の登山口から入ってすぐの沢でフタバアオイ?を撮っていたらうんともすんとも言わなくなって。。。

その時はノーメダワに上がり大黒茂林道をたどって大菩薩北尾根のシロヤシオを見に行ったのですが、大当たりだったこともあってその光景は本当に素晴らしいもので未だに忘れられないんですけど、翌週新しいデジを持って行った檜洞丸の印象が今ひとつハッキリとは思い出せません。花は檜洞の方が全然多かったというのに!

これは心に焼き付いたか否かの差なのか。
デジで撮って見たつもりになっていなかったか。

「心に撮した」という言葉を見てハッとしたのです。
結局の所「バランス」なんだろうけど、今回の山行き、ブログにまとめるのは少々しんどかったかもしれませんが、心にはボクよりも強く焼き付いていたのかもしれませんね。

投稿: komado | 2007年2月17日 (土) 19時17分

こんばんわ。
登った尾根も雰囲気いいようですね。私もいつか登ってみます。
牛ノ寝への登りは北面だから、やはり雪の多いときはやめときます。狩場山北東尾根の時もケッコウヘロヘロだったもので・・・
で、今日は大指尾根を登りました。ba_sobu さんが知りたかったのはスズヤブのことですよね?ヤブは巡視路から300mくらい下るとなくなりますよ(^_^)v巡視路から見るとすごそうですがほんの少しだけです。。

投稿: yamyam | 2007年2月17日 (土) 22時20分

komadoさま

カメラ、ね、魔物だよね。

白状すると 先週はカメラがなくて中毒症状だったのです。

わたしの場合はね 今までシャッター押した瞬間、見たつもりになっていたのかなって 気が付いた一日でもあったのです。 
次の被写体に目がいってしまう。だからこれじゃいけないなぁと
思ってはいたんです。

でもね、心に撮せたかというと自信はないのです。
どんどん薄れてしまうし実際(笑)
ただ 心に撮したときのは画像だけじゃなくて触感や音もいっしょに入っている感じはしています、ピンぼけだけど(笑)、
ほんとは写真にも取り込めるといいのだけど。

とはいえ。。。カメラがないとどんどん忘れてしまうと思う。
カメラってやっぱり 頼りになる相棒です。
この間だって撮したいものいっぱいあって、「う、もう」「ん・もう」
と地団駄踏んでいましたから。

☆それから 下山の稜線でわたしが盛んに綺麗だと云っていた木の芽はドウダンツツジではないでしょうか
近所の家の庭のドウダンと枝振りが似ていました。

投稿: ba_sobu | 2007年2月17日 (土) 23時23分

yamyamさま ありがとうございます
大指尾根をこんど登って見ます。

サカリ山のイワウチワも見たいですし。


>牛ノ寝への登りは北面だから、やはり雪の多いときはやめときます

そうでしょうね、初めての年が雪が少ないと ”ついっ”てこともありそう。それに例年は あの林道もけっこうな雪道なのでしょうか。

投稿: ba_sobu | 2007年2月17日 (土) 23時28分

こんばんわ。
小菅も丹波もどちらもいい山があるので、いいじゃないですか。
丹波山村も後山川や大常木谷、泉水谷や竜バミ谷もそうですからいい山というか森林がありますよね(^_^)v 私にとっては多摩川流域はすべて『奥多摩』なんですけどね。

ba_sobuさんは芦沢山へは奥秋から登ったのですね。貝沢川左岸の尾根に踏み後が延びていたのでそこを登ったのだと思ってました。

樹木の同定、裸木だと難しいですね。いつもこれは何だ?と思いながら歩いてますがまだまだわからないのだらけです(-_-;)早く葉がでて欲しいです。
でも大きな栗の木はわかりますよ。イガがなくても(^_^)v

投稿: yamyam | 2007年2月18日 (日) 22時02分

カメラがないとどんどん忘れてしまうと思うって、ホントにそうなんですよね。ba_sobuさんは知ってると思うけど、ボクはデジを買うまでは山へカメラを持って行くなんて滅多にないでした。

んでばしゃばしゃ撮りだしたら、撮った時はどうでもいいものと思ったものでもそれは当時の記憶を呼び起こすとても大事なもので、愚かにもその時になってはじめて記録に残す事の重要さに気がついたのです。

「バランス」というのはもちろんその辺りのこと含めた意味なのでございますです。

そうそうツツジの類、基本的に裸木になってしまうとわかりません。ちなみにボクの同定の仕方はというと・・・

一、とりあえずミツバツツジと云ってみる。

二、樹皮が割れていればシロヤシオ。

三、樹皮が食われていればドウダンツツジ。(H○さんの受け売り)

四、秩父の岩場ならアカヤシオかも。

と言うことでこの時期のツツジはヒカゲツツジしか見分けられないのです(笑)。


投稿: komado | 2007年2月18日 (日) 23時19分

栗 イガがなくても分かります?? どこを見るのでしょ??
冬の裸木の肌を見て、分かりたいけどなかなかに。。。。
ほうのき、いぬしで、今頃なら花芽があるのでダンコウバイやくろもじ
、、でも くるしい!
いろいろ名前が分かったら愉しいでしょうね、
葉や花のある時にどれだけ仲良しになれたかが、冬に証明されますね。

ツツジの同定
komadoさんの1番 いただきま~す。
とりあえず、ミツバツツジか。  
でも、山にはヤマツツジが一番目につくのじゃありません???
丹沢であれば シロヤシオ自信アリ・・・か・・・・も?? 

投稿: ba_sobu | 2007年2月19日 (月) 18時57分

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