晩秋の大岳、海沢側から
2006年11月29日(水) 晴
奥多摩の大岳の海沢に、天地沢が流れこむ出合、その右岸の尾根が三の沢(みのさわ)尾根です。この尾根を上りオキノ中岩というピークで、鋸山から大岳への縦走路に合流します。大岳山頂で野鳥たちと遊んだあと、海沢園地に最短の、おなじみ海沢探勝路で下山しました。
『サァサァ、もう秋はお終いだヨ』と最後のカラフルな落ち葉たち♪
海沢園地近く、苔むす岩にチドリノキの落ち葉積もりふかふか絨毯歩きます(^^)
【コース】 海沢園地P 9:00-とりつき(橋)09:15-915m 10:20-オキノ中岩11:40-大岳12:30/13:20-海沢探勝路-P15:30
【地図】 昭文社:奥多摩 2.5万:武蔵御岳、奥多摩湖
三ノ沢尾根の入口はこの橋から。ツルツル滑ってオソロシイ~~。
へっぴり腰で渡るわたしたち。
尾根は杉林の急登で始まります。真っ直ぐな幹は清々しく、汗をかくけど一歩一歩が標高を稼いでいる実感があって、励みになります。
エイヤと台地状の場所に乗るとそこは雑木林。そしてまた杉ヒノキ林、そんな繰り返しを何度か・・・。右は杉林の林床を埋めるコアジサイの黄葉。上へ上へ広がって、なかなか綺麗でした (^^)
左はみのさわ尾根の見せどころ、915mピーク付近。
きのう、おとといの雨で散ったばかりの落ち葉の堆積はもうふかふか、 ナラの葉っぱ、メグスリノキの赤いの、紅葉や楓も赤い、オオ、ここにも香るタカノツメ! 大岳にはタカノツメが多いのかも。
やがて標高1000mくらいまで上がると 再び植林帯になります。こちらの木は心なしか痩せてて苦しそう。
こんな掛け小屋を見ました、なぜか桟道と同じくらい掛け小屋も気になるこのごろです。
そして無事 奥多摩駅から登ってくるノコギリ尾根にでます。そこはオキノ中岩とか中岩山とかの名があるらしい。
ノコギリ尾根は小笹に縁取られ、右手にはおおらかな展望があり、いつ歩いても気持ちよい尾根、大好きです。穏やかな登山道から岩岩帯になり エイコラエイコラドッコラショ、と上るとじき大岳山頂です
楽しいランチタイムには コガラ(左)ヤマガラ(右)が寄ってきて帽子や肩に留まったり、手乗りになったりと、フレンドリー♪♪♪
ノコギリ尾根を下り始めて直ぐ海沢探勝路への道に入ります。初めは尾根道で、葉の落ちた初冬の雑木林を快適に下って行きます。
じき尾根から左の沢道に移ります、古い道標がありますが、きょうはちょっくら直進してみたら、大岩に塞がれました。少し登るとイワカガミ(イワウチワ)の葉っぱビッシリ。
『調査?』はここまで、道標通り左折し急降下し、沢沿いの道に。最後の紅葉が辺りをオレンジの世界にしていました、足元も散ったばかりなカラフルな絨毯。
大滝が見えます、きょうは寄らずにゴメンナサイ。
三釜ノ滝あたりはチドリノキが多かったと、きょう初めて気づきました。
トップ写真のように上も下もまっきっき・・・。そして無事、園地に下りました。
大岳の山頂に棲むコガラ君
野鳥が手乗りになるなんて驚きです。、
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そういえば 丹沢の塔ヶ岳では、子鹿が寄ってきたっけ。かわいいね~なんてニコニコしてたら、人のザックに首を突っ込んでおにぎりを食べようとしたので これには アッタマ来たよ!! (笑)
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ではまた (^_^)/~~~
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コメント
すごい!
どうやったらコガラくんが手乗りになっちゃうのでしょう。
投稿: komado | 2006年12月 7日 (木) 22時48分
おどろくよね(^^) もっとおどろくのは 一羽だけじゃないってこと。最初に覚えた一羽が勇気ある小鳥だったのでしょうか?
まず、小鳥たちが寄ってきたら、手のひらに パンくずなど載せて、差し出してみてね。
ゴハンよりパン、パンよりカステラが好きみたい。石の上などに置くより手のひらの方が好きなようよ。そのうち帽子や肩にも留まるから・・・(^^)
手のひらに小鳥が載ると ふっと重く感じるの。
その感触って すてきよ・・・(^_-)
投稿: ba_sobu | 2006年12月 8日 (金) 17時21分