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秋の坪山は静かです(^^)

ヒカゲツツジの坪山には何度か行ったことがあるけれど、秋の坪山は初めてでした。阿寺沢入口~坪山~西原峠と、東から西へ横断したかたちです。

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坪山の阿寺沢尾根にて・・・。
杉林をぬけたらこんな樅?の大木、三人がかりでやっと繋がりました。

【コース】上野原駅 08:30→(\820)阿寺沢入口BS 09:15-坪山 11:30/12:20-西原峠 13:50-小寺BS 15:00/15:20タクシー→(\3690)猿橋駅

2006年10月18日(水) 快晴

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上野原駅から飯尾行きのバスに乗る。久しぶりに乗るバスの、停留所の名前が懐かしい。鏡渡橋、尾続、用竹、棡原、芦瀬、そして初戸・・・・。バス停はそれぞれの、山の記憶をもっている。ぼーっと思いを巡らせているとあっという間に阿寺沢入口に着いてしまった。

Cimg4769s バス通りから左に入る阿寺沢沿いは、ノコンギク、ミゾソバ、ツリフネソウ、ヤクシソウなど秋のお花の楽しい道だ。5分ほどで【坪山→】の道標みつけ、ホイホイととりついた。杉林に作られたジグザグ道はびっくりしちゃうくらい急である。うはぁ、のっけから過激です。杉林が終わると赤松混じりの雑木林にヒノキ林が混在。トップ写真の大木にはここにあった。それほどではないけれど、赤松や栂の大木が点在したいた。Cimg4785s_2

びりゅう館からの道が右から合わされば、その先はアップダウンを繰り返し、いかにも”尾根歩き”というかんじで楽しい。ところどころ光りを透かす黄色い葉っぱを見ては、「こんな低山にも燃える秋がやってきてるんだね」Cimg4782s

季節のうつろいを、ちゃんと映せる森は生きている。それを知ることができるのは歓び。
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坪山山頂は、もちろん誰もいない。アッケラカンとした小さな広場だった。ここでは三頭山が圧倒的な存在感。こちらに向かってくる大茅尾根はなんとも力強い。南には三森北峰と大寺山の緑濃い三角錐が印象的。上の写真の、左は山頂のようす、右は登ってきた東からの阿寺沢尾根。遠く霞むのは笹尾根のしっぽです。

Cimg4812s_2 さて、西に下る急降下道は、枝に覆われ顕著でない。 「あれ、これでよいのかの? きょうは折りめ正しきハイキングなはずなのに」 昭文社地図で赤線がついたので、道がすっかり整備されたと思っていたけど、以前と変わりなし。(「松姫鉱泉」の案内板が若干あり) いや、以前より草に覆われ道形は定かでなくなった気がするけど、まっ、いいか。
ところどころ写真のような落ち葉道。ちゃんと健在で嬉しいかった。Cimg4813s_1 1170m峰は巻かずに乗り越え、降りたところが峠。この道標が、年老いたけどちゃんと立っていた。わたしたちは「七保」の方に行くのだが、巻き道と尾根道のどっちいこう?(道標は巻き道を指す) 尾根道は草ぼーぼーなので左の巻き道を選択。
ところが、ん年前に尾根にそって左下に林道が出来たので、この巻き道がかなり危なくなっていた。予想外の緊張感、落っこちそうな細道を渡り、佐野峠からの林道にでた。すぐ先が西原峠である。
Cimg4823s_1 西原峠から小寺に下る道は、雑木林が素晴らしい。山腹を大きくジグザグ切りながら、左のような道がのびる。
林も終わればそろそろお里。家並みが見下ろせるあたりまでくると、またもや斜面に付けられた細道が、時々えぐれたりしていて気をぬけない。ハイキング道だなんていっても、山はなまもの。雨でもふれば難所になってしまうよね。

川沿いの道しるべのある一軒家までおりてきた。吠えまくるワンちゃんは代替わり。新人はしっぽを巻きながらも伝統をきちっと守り(笑)、わんわんわわわん・・・・
勢いよい流れの葛野川の橋をわたり、坂道を上がりバス通りに出る。小寺バス停からコールしておいたタクシーで猿橋駅に向かった。

Cimg4828ss_1 ドライになってもアジサイは色、失わず。
葛野川にかかる橋のたもとにて。

ではまた~ (^_^)/~~~ 

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コメント

18日(水)オイラはカミサンと鎌倉でした。寿福寺、英勝寺、銭洗弁天、佐助稲荷と秋を楽しんできました。ba-sobuさん方の水曜山行は坪山だったのですね。ヒカゲツツジの咲くころと比べてウソのような静けさなんでしょうね。25日は久しぶりに思いっきり歩く山行ができそうで、どこに行こうか迷っています。

投稿: おっさん | 2006年10月22日 (日) 09時28分

鎌倉の秋は 奥様といいですね、 
紅葉はまでですか? お庭のもみじは良いでしょうね?
お寺の名前をうかがってもぴんと来ませんが、鎌倉って意外に坂道が多く、甘く見てると疲れますよね、苦い経験あります
鎌倉は登山靴じゃ行けないので、なれないお洒落靴なぞはいて行って・・・

次の水曜(あさって)は、わたしたちも少し高いところに行こうか、
といってるのですが、雨模様だとまた低山になってしまいます。
ああ、この雨、やんでくれないでしょうか・・・・


投稿: ba_sobu | 2006年10月23日 (月) 18時38分

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