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どすんと手応え丹沢の秋1

丹沢の懐にとびこみました。
神ノ川日陰沢橋から広河原に出て、地蔵尾根を登り、~蛭ヶ岳~臼ヶ岳~金山谷乗越、そして源造尾根で広河原に戻る周回コースです。
登り、稜線、下り、そして林道の往復でさえ、なにかの発見・愉しみがあり、それぞれの場面がそれぞれに面白かった。なんとも手応えのある一日でした。(^^)(^-^)(^O^)

(前半)地蔵尾根~蛭ヶ岳 

Cimg3877s_1 
地蔵尾根ってこんな尾根。

2006年 9月 9日 (土) 曇り晴れ曇り

日陰沢橋から犬越路林道を歩きます。ススキの黄金色の照りは秋の初めだけ見られる美しい色。小一時間で石ゴロゴロの広河原に出ます。神ノ川の水量が少ないせいか、きょうはやけに広々と感じます。

Cimg3848

【地蔵尾根】 
広河原から金山谷をさかのぼると、Cimg3850s
んぐん谷が狭まって、ふだん尾根ばかりをぼ~っと歩いているので、少しでも両側から狭められると山深さをひしひし・・・畏れいってしまうわたしです。左から岩水沢が出合うところ、見覚えのないケルンがあり「うっ、何だろう?」 
もうひとまわり奥へ回り込むと、記憶の
ロープ&トリツキを示すボロい板きれが下がっていました。

「ん、じゃ行きますか?」 崩れた崖にしか見えない斜面を、ロープのおかげでぐいっぐいっと登ります。登ればその上にもロープ、ぐいっ、ぐいっと上がったところに、先のケルンからの道がやってきてました。グズグズの斜面に、なおもロープが張られ、ロープの数は以前より増えたみたい、でもロープ自体、古そうだけど信じられますのん? けっこうな大石すら浮いていたり、靴の底から崩れていくような斜面で、これでは多人数では入れないわけですね。
Cimg3856s しかし二度目というのは心強いもの、『胸突八丁目』の板が架かるヤヤ平坦地にくれば、まぁ最初の難所クリアと、水飲みも心穏やかに周りを眺める余裕も出ます。
すこし上がるとワイヤ、滑車、酒瓶の放置された『造林小屋跡?』あり、 雑木林の緑も目にしみる尾根の雰囲気。Cimg3862s_1
次にはミヤマシキミ?に覆われている、”壷中の天”ってこういうところ
とおもうんだけど、そんな晴れ晴れと空が抜けた小部屋のような広場が現れました。空気も軽くなった感じで、暑いけれど♪♪♪気分。

・・


さっ、そろそろ岩場ですぜ。おっ、『二の峰』だって。 次の岩稜には錆びた剣が突き立てられて、な~るほど『剣の峰』か。Cimg3878s で、剣の大きさ?こんなです↓ かわゆいの(^^)
Cimg3879s

岩岩道をなおも行くと『第三峰』、このあたりの松の根元に”ヒメコマツ”の黄標が立てられています。次が『剣の刃渡り』なのだ!!  展開が早いなぁ。
Cimg3893_3 「あのね、前回は6月だったから、シロヤシオとイワカガミが出迎えてくれたのよ」 
「今日はハンカイシオガマだ」 「ハンカイに似合わない清楚なピンク色だねぇ(^^)」
岩場は箱庭のごとし、可愛らしいにだけど両側は切れ落ちる正真正銘の崖でして、落ちればかなり危ないしろもの。ゆめゆめご油断召されるな。
やがて緑の『第四峰?』(1159m峰)を過ぎると再び岩っぽくなり、一枚岩にロープ・たらりは 『カニの横ばい』 落ちたらケガするよ。
Cimg3886s 次なるは『吹上屏風?』けっこうクネクネ細々した岩稜歩きでございます。こんな柔い尾根をがっちり掴む栂の根っこの逞しさ、しっかり上にも突き伸びて、地蔵尾根を守り抜いて下さっています。
第五峰は『八方睨み』で、地蔵尾根唯一の展望休憩場。いつの間にか青空が広がり大室山がど~ん。気持ちよきひとときでした。
ハンカイシオガマはこういう場所が居心地よいのか、崖の斜面にたくさん咲いておりました。
さてここからは
雑木に覆われたいつもの尾根歩き、両側の谷には源頭ぽいガレ場も見えだいぶ上がったなぁと思われます。『鹿落とし』の急坂、『タコの松』は枝分かれした松の木、主脈縦走路はもうすぐです。

キーン、鹿の警戒音、みやれば向こうの木立からぢっとこちらを見つめてる二つの瞳。『地蔵平』は光りを湛えていました。まわりを森に囲まれぽっかり空いた草地は安心感が漂う不思議空間、青空に秋雲の流れる静謐さ、時間が止まっているかのようで、地蔵平というより浄土平みたいで、つい長居をしてしまいました。

Cimg3913_3 地蔵平

【地蔵平~蛭ヶ岳】
若いぶな林の主脈縦走路に出ると、広々した緑の明るい道、ところどころ木道がつけられ歩きやすい道になっています。緑に点々とシロヨメナの花が群れ、ホトトギスやタイアザミが混ざり、シロヤシオツツジがいち早く赤みを帯びていました。丹沢の秋って、こんな風に始まるんだね。

Cimg3929s 森から笹原に抜けると、蛭ヶ岳北の肩(ベンチ)で、中天の澄み切った青空と対照的に、周りにはもうもうとガスがわき始めていました。山頂にはあと一息。
Cimg3926s_1板きれにパルからの伝言、『ガンバレ』
パルってさ、
こいつさ(^^)→

蛭ヶ岳到着12:00、数人いたハイカーは、じき発ってゆき、わたしたちだけがのんびりランチ。すっかりガスに覆われ展望はないけれど、日が翳っていて涼しく、かえってよかったかもと思う。(今朝の山頂は晴れ上がり、雲海がすごかったそうです。雲海の下のわたしたちは雨と暑気にうだっていたのだった・・・) 

Cimg3947 蛭ヶ岳山頂

続きは「どすんと手応え丹沢の秋2」に。

(熱弁か? 駄弁だ? とにかく アア、疲れた 長くなってしまいそう・・・・困ったな)

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