またもや大岳でござる♪
2006年4月19日(水)
前回(4月15日)に引き続き、また大岳、こんどは養沢神社を起点に、サルギ尾根を登り、大岳沢ぞいを下る周回コースです。
←養沢神社の龍のこまいぬ
神社の裏のヒノキ林は、夏ならコアジサイのうす水色とほのかな香りに包まれる道、でも今は4月、シュンランやナガハノスミレサイシンが、ぽつりぽつりとあるばかり。 小一時間も歩けば右側はめぶきの雑木林、柔らかな色合い美しく、つい立ち止まってしまいます。(→)リョウブの若芽はほんと、おいしそう(^^)。 左側の檜林の奥には大きなヤマザクラやミツバツツジが満開なのに、木々に隠れてちらっとしか見えない、背伸びしても(笑) ああ、残念。 やがて750m圏の岩岩が現れてきました、みなワクワクドキドキ・・・・、ことしも会えるかなぁ。
それはニコニコな、しあわせなひとときです、足元に広がる硬い丸い葉っぱや、大樹の陰にひっそり咲くピンクのお姫さまたちを目の前にしたら、だれだってうっとり・・・でしょう。谷底まで白い点々が続いているのにもホッとします。といっても壊れやすい岩場の崖はけっして人間を歓迎していません。
そのあとはミツバツツジや各種スミレ(名前知らない)を眺めながら、高岩山を越え上高岩山に向かいます。そこはまさにドラマチックな芽吹きのとき、谷あいの林の色合いがじょじょに変化する、そんな場面にいきあえたのです。(^-^) →折りたたまれた幼い葉が徐々に広がるのが見えるじゃん?(うそ) ホントに見えたらいいんだけど。。。
大岳山頂には寄らず、巻き道を伝って馬頭刈尾根に入ります。この標高の芽吹きはこれから、ちょっとしか違わないのに、自然って律儀だです。
ここでは葉脈が紫の変わったスミレを見ました。
大岳沢への道の最初は荒れた感じ、ごろごろした尾根道ですが、沢が現れると俄然、お花が多くなります。
エンレイソウ(左) アズマイチゲ(右)
ハナネコノメはあちこちに、きょうの一番人気は水色のエンゴサク。清楚なコンロンソウ、ハシリドコロは一面に。ヒトリシズカ、キケマンソウ、・・・・・・、でも何より美く思えたのは、この渓谷そのもの・・・、苔むす岩に勢いよく水が流れ小滝になり、渓谷の岩崖にはミツバツツジが枝を広げているのです。
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林道に出てからも、周りの山肌のヤマザクラやミツバツツジ・・・、とぎれることない路傍のお花、ヤマルリソウ、ニシキゴロモ、ヒメレンゲ・・・、ことしの桜はなんと花つきがよいのでしょう。(街中のソメイヨシノのように)ヤマザクラはピンク一色、遠目からも大樹と分かる大きなピンクの塊が、なんでもない山の斜面のあちらこちらを 飾っています。そんなようすを眺めながら、最後の最後まで、満足の一日だったと思うのでした。
では、また・・・・(^_^)/~~
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