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名もなき草こそ・4月

2006年4月21日(金)   ・・・・・4月中頃の里山のようす・・・・・

ことしの桜の咲きっぷりは鮮やかでした。スミレもヤマブキもクロモジも咲いてます。めぶきの雑木林はみるみるうちに若葉に変わっていました。こんな嬉しい季節の巡りに、ついていけない(涙)、カラダの重さを痛感するこのごろです(笑)

Cimg0246   ウワミズザクラ・・大好きな山の花。  これが桜?   葉っぱを見るとやはり桜だよ。

名もない草たちの花の咲く季節、写真を並べてみました。お花の名前、あてずっぽう。教えてくださったらありがたいです。

Cimg0232sCimg0235s  ダンドボロギク(左)          ハルジオン(右) 

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オカスミレ?(左)  タチツボスミレ?(右)
近所で見かけたスミレたち、名前を図鑑で調べてみた。ナガハノスミレサイシンだけは当たっていると思うんだ。でもそのほかは、なんだろう?? 確信できない、わからない。いわゆるスミレとか?、ニオイタチツボスミレとか? アオイスミレ?とか ノジスミレ・・・?? わかんない。

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カキドオシ(左) 長い間カキオドシって覚えていた(笑)。小さいクセして隣の垣根を越えて脅してるんだと・・   キイチゴ?(右)ですよね? 実に比べて大きな花よね

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ニリンソウとイチリンソウの群落があるのね。通る人はみんな知ってると思う。
車道脇のガードレールと谷に挟まれた小さい空間。
それゆえに、ふだんは空き缶や弁当殻が捨てられている、悲しい場所だ。
でも、春のこの時季だけ、白衣の天使が舞い降りてくるんです、、、(^-^)

Cimg9846s Cimg0242s  咲いていることすら気づかれない、ヒメウズ(左)。  そしてキウリグサ(右)・・”妖精のお姫さまの冠にぴったり”と本に書いてあった。探してみたら、なんでもない道ばたにボウボウさいていたんだ。お姫さまの冠だと、最初に気づいた目って素晴らしいな。

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ツルカノコソウ(左)       ミミガタテンナンショウ?(右) まむし草の仲間の区別、よくわかりません。

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チゴユリが一面咲く日陰の林床にぽつんぽつんとつきだしているホウチャクソウ(左) 森にとけ込みそうな色合いだ。   そして早くも咲き出したイカリソウ(右)

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ジュウニヒトエ(左)             イタドリ(右) 
車道の擁壁を飾る壁の花たちです。

ではまた (^^)/~~~

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またもや大岳でござる♪

2006年4月19日(水)

Cimg0063s_1 前回(4月15日)に引き続き、また大岳、こんどは養沢神社を起点に、サルギ尾根を登り、大岳沢ぞいを下る周回コースです。

←養沢神社の龍のこまいぬ

神社の裏のヒノキ林は、夏ならコアジサイのうす水色とほのかな香りに包まれる道、でも今は4月、シュンランやナガハノスミレサイシンが、ぽつりぽつりとあるばかり。Cimg0078s 小一時間も歩けば右側はめぶきの雑木林、柔らかな色合い美しく、つい立ち止まってしまいます。(→)リョウブの若芽はほんと、おいしそう(^^)。 左側の檜林の奥には大きなヤマザクラやミツバツツジが満開なのに、木々に隠れてちらっとしか見えない、背伸びしても(笑) ああ、残念。 やがて750m圏の岩岩が現れてきました、みなワクワクドキドキ・・・・、ことしも会えるかなぁ。
Cimg0100s それはニコニコな、しあわせなひとときです、足元に広がる硬い丸い葉っぱや、大樹の陰にひっそり咲くピンクのお姫さまたちを目の前にしたら、だれだってうっとり・・・でしょう。谷底まで白い点々が続いているのにもホッとします。といっても
壊れやすい岩場の崖はけっして人間を歓迎していません。
Cimg0123s そのあとはミツバツツジや各種スミレ(名前知らない)を眺めながら、高岩山を越え上高岩山に向かいます。そこはまさにドラマチックな芽吹きのとき、谷あいの林の色合いがじょじょに変化する、そんな場面にいきあえたのです。(^-^) →折りたたまれた幼い葉が徐々に広がるのが見えるじゃん?(うそ) ホントに見えたらいいんだけど。。。
Cimg0149s 大岳山頂には寄らず、巻き道を伝って馬頭刈尾根に入ります。この標高の芽吹きはこれから、ちょっとしか違わないのに、自然って律儀だです。Cimg0157s_1  

ここでは葉脈が紫の変わったスミレを見ました。
大岳沢への道の最初は荒れた感じ、ごろごろした尾根道ですが、沢が現れると俄然、お花が多くなります。
Cimg0161s Cimg0181s エンレイソウ(左)       アズマイチゲ(右)    
              

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ハナネコノメはあちこちに、きょうの一番人気は水色のエンゴサク。清楚なコンロンソウ、ハシリドコロは一面に。ヒトリシズカ、キケマンソウ、・・・・・・、でも何より美く思えたのは、この渓谷そのもの・・・、苔むす岩に勢いよく水が流れ小滝になり、渓谷の岩崖にはミツバツツジが枝を広げているのです。


Cimg0220 林道に出てからも、周りの山肌のヤマザクラやミツバツツジ・・・、とぎれることない路傍のお花、ヤマルリソウ、ニシキゴロモ、ヒメレンゲ・・・、ことしの桜はなんと花つきがよいのでしょう。(街中のソメイヨシノのように)ヤマザクラはピンク一色、遠目からも大樹と分かる大きなピンクの塊が、なんでもない山の斜面のあちらこちらを 飾っています。そんなようすを眺めながら、最後の最後まで、満足の一日だったと思うのでした。



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では、また・・・・(^_^)/~~

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大岳に春が来たァ

  2006年4月15日(土)

Cimg9901s   笑いさざめく おとめたち。 こんにちわっ(^-^)  こんにちわ、こんにちわ、こんにちわ・・・・くすくすくすくすくすくすくすくす・・・

晴れていたけど冷やっこい空気の土曜日の朝、海沢林道は楽しい道でした。                谷には細かなめぶきの緑に、さえ渡るピンクのミツバツツジがふわりとかかっていました。せせらぎは軽やかなリズム、岩肌をするりとぬけてく水の流れは透明です。  

Cimg9868s_1 Cimg9875s 海沢園地を出発。                                                                      沢沿いは花の道、早春の目立たない花たちが、一足早く花を咲かせています

Cimg9945s_2 井戸沢尾根を上がるにつれて、ミツバツツジは蕾のままに、落ち葉色の足元には、ピンクのスミレが点々と。この春初めて出会えた花は、ただそれだけでうれしくて、写真をたくさん撮りました。家に帰って図鑑を見たけど、名前はやっぱり分からなかった。900m圏の岩場をすぎると勾配は、緩やかになります。

Cimg9952s_1 きょうもまたリョウブやシャラノキの木肌を撫でながら、のぼってゆきます。本格的なめぶきを前にして、春を感じさせるそんな山の息づかいが、きこえてくるような・・・気がします。 
おどけた貌の木の瘤に「こんにちわ(^^)」 すぐ上で、ノコギリ尾根と合流します(トバノ岩山)

Cimg9958s 人気の大岳の山頂からの展望は意外にもクリアでした。それもそのはず、冷気がすっぽり、関東を包んでいたから、寒くてならない。 冬の間に食べそこねていた、なべやきんどんをもってきたのは、大正解でした!! 

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Cimg9993s_2 下りは海沢探勝路。 あっ、登ってこられる方は hillwalker氏!(3月25日のオフ会でお会いしたばかり) こんなところでバッタリなんて、驚きです。 沢沿いの道はお花が楽しい、今年初めてのエンレイソウは、もうちょっとで咲くところ、惜しかった。ハシリドコロ(右)は、わが世の春・満開です。 青い光のエンゴサク、綺麗な蛍光色のヨゴレネコノメソウ・・。

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大滝 への道すがらは、登りに見た綺麗なピンクのスミレがたくさん咲いていました。こうなったら、スミレの名前も知りたくなってきます。。 Cimg0018s
わたしにも分かるエイザンスミレは濃いピンク。仲良く並んだヒトリシズカ、アズマイチゲ、滝の周りはハナネコノメやふつうの猫の目(ヤマネコノメ?) オオチャルメルソウや・・・いろいろいろいろ、春ですねぇ(^^)Cimg0013s

大滝、名なしの?滝、ねじれの滝、三ツ釜ノ滝、と、滝めぐりをしながら、園地に戻りました。Cimg0027Cimg0040s_1
生まれたばかりのカツラの葉っぱ、やっぱりりカツラのかたちしていました。

では また

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         おしらせ 青空けいじばん 
                                                                
                                  
 
 やっと、やっと、やっと、 画像付きけいじばん できました。  
  たまには 覗いてくださいませ。 

  今回の画像掲示板のアップ、なかなか成功しなかったけど、手取り
 
 足取りのおたすけを頂いたおかげで、どうにか、やっと、できたのです。  
  そんな、おぼつかない足どりです ・・・ スムーズにいかないことも
  あるかもしれませんが、みなさまとの輪がもっとひろがればいいなぁ
  と 思っています。
  
  どうかよろしくお願いします
  
 

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おたんじょうび(^^)

Cimg5225     2005.07 白山から 夕暮れの別山                                         

『青空に雲が光る』 

このブログを立ち上げて一年たちました。                                                続けてこられたのは みなさまのおかげです。                                   ほんとうにありがとうございました。

そこでお誕生日の記念に、けいじばん』を開設します!

どうかみなさま、                                                        見たもの、聞いたもの、思ったこと、・・・、どんどんお知らせくださいね。       山に関係なくっても、写真がなくても、もちろんOK。

これからも 『青空に雲が光る』、そして 『青空けいじばん』 を、よろしくお願いします。

今回の画像掲示板のアップ、なかなか成功しなかったけど、手取り足取りのおたすけを頂いてどうにか、やっと、できたのです。 そういうわけで、おぼつかない足どり・・・、                      スムーズにいかないことがあるかもしれないけれど、みなさまとの輪がもっとひろがりますように。

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のつもりでしたが うまく作動しないという連絡ありました。 こちらの テストではちゃんと動いているのですが、・・・   なので 掲示板設置は いましばらくお待ちください。  うまく解決できると良いのですが・・・  

---->路頭に迷う? ba_sobu

Murodou     2005.07 白山室堂に到着    撮影 Mr.Igarasi             

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春らんまん桃李の巻

2006年4月9日(日)晴れ

甲府盆地が桃の花のピンク色に埋もれるこの季節、笛吹市(旧境川村)の大黒坂を出発点に芦川北側の稜線△1171.8mに出て、東に向かい、△1235.1m(春日沢の頭)から北尾根を下る周回コースを組みました。

Cimg9783s                       帰りがけ立ち寄ったふるさと公園で、    桃と桜の競演(^-^)

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中央道を一宮御坂ICで降り、桃畑の中の一般道を西に走る(Kさん運転)。パッと目に入るはずのピンクの桃花はどこ?? (開花にはちょっと早かったかしら?) 今にもほころびそうな大きなつぼみがチト恨めしい。                                                          境川ゴルフ場の東端からとりこうと、黒坂オートキャンプ場の手前に駐車(2.5万の大黒坂の南) 朝7時前だ、冷やっこい空気が顔に当たると、高揚感わいてくる。北の空にぽっかり、北岳や間ノ岳や甲斐駒の白く大きい姿、「ああ、そうだった、おととしの桃見山行とおなじ景色で、きょうも始まるんだ・・・」(^^)嬉しい             Cimg9641s

すぐそばに水神さま?が祀られ、傍らのヒガン桜が満開、たわわに咲く細かな花塊はソメイヨシノより色濃く晴れやかな感じ、お会いできて嬉しいな、(^^)単純?

                                                  

Cimg9644s 登りはじめは涼やかな雑木林、芽吹きが今にも始まる、そんな尾根をすいすい△849.3mに到着。ピークを越えると二重山稜のような地形が現れ、ちょっと「不思議感覚」あじわえて、嬉しくなった(^^)!

木の間越しに見える南アのジャイアントな白い塊は、時間がたつにつれてくっきりしてきて、これまた嬉しい。あら、カヤトが出てきた。右前方が開け鶯宿峠をのっこす林道が、山肌にはっきり直線を刻んでる、なぁんだ、この尾根も林道でぶった切られていた。(標高1050mくらい)

Cimg9669s 日当たりの良すぎる山の中の、誰も通らない立派なコンクリ道に立っていると寂しくなちゃう。でも、南アルプスの荒川も赤石も見えるのだ、八ヶ岳もぽっかり浮かんでいる、とくに赤岳、あんなに筋肉モリモリとは!

← 防火帯を直登、ふりかえれば八ヶ岳。    △1171.8m三角点がカヤトに中に出現す。      あ、そうか、思い出したぞ(やっと) 前、この三角点探しをしたんだっけ(^^)

ハイ、無事、芦川北側支稜に乗りました。       ちょうど西から来た人が、「ココどこですか? 鶯宿峠から来たんですけどね、さっき名所山って道標あったんだけど、早すぎるんだよねぇ、よくわからない、・・・」そうそう、ここの地名表示って、地図と道標が一致しているとは限らず、ふつうは混乱しますです。

Cimg9679s この稜線はいたる所にアヤメが咲くとか、思えば夏に来たことがない、サラシナショウマの花殻もあったので、いろいろなお花が多いのかも。稜線は防火帯になっていて左(北)側に開放感。写真→正面のピークが2.5万地形図で名所山、現地に「春日山最高点1236m」の名標が立っているところだ。

黒坂峠でまた林道がのっこしている、歌碑やベンチがあり。はじめて南側に少し展望、トンガリりの山は『節刀ヶ岳』、となりは『鬼が岳』、その右に富士山が顔を出していた、ヤッホ(^^)

Cimg9689s_1 地図上の春日山はかなり地味。周りが松や檜の植林で、薄暗いからかも。 

対照的なのは『春日沢ノ頭』別名『崩山』、△1235.1m三角点もあるし、アンテナも立つ。きょう最高の展望地だ。Cimg9696s    南アルプス 勢揃い。赤石・・・・・・・・甲斐駒まで。                                                   

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下山はここから北に下る尾根。入り口には「稲山→」の名板も掛かり道もはっきりしている。「いい道ねぇ」 雑木の良さを堪能しながら調子よく下っていたらカラ松林になった、なんか、足元が煩わしい、バラヤブちくちく、写真→  どうもヘン?と思っていたら尾根の左側にちゃんと道あった(笑)。1110mあたりで、広々とした台地になり、尾根は左右に分かれる、右の尾根は多少やぶっぽそうだけど、行ってみたい道だった。Cimg9732s                          きょうは左。少し進むと『稲山』という山梨県の道標が立っていた。巡視路風の黒い階段もあり、なんとも安全な道だった。ホラ、甲府盆地が見下ろせる。心なしか、朝よりピンクの色が濃い。♪♪  ということで、800mの難しそうなポイントも道なりで尾根を繋ぐことが出来、△767.5mも確認。

Cimg9719s                         このあたりまで下りると、カラ松は芽吹きが始まり、うすみどりのベールをまとってる感じ。ところでわたし、どうもこのころ、スミレを見ると観察するヘンナ・クセ(笑)・・・・          綺麗なうなじをパチリ。

771mピークが近づくと、同行のKさんもわたしも、ムズムズしてくる。              「ね、このあたりで西に下りれば、車を止めたところに出られるのよね」 「すぐそばよ、沢もないし」 「下りちゃおか」 「そうしよう」・・・疎林の中を、尾根を拾ってぐんぐん下る。なんともシュンランの林、食べられるくらいな、たくさんのシュンランの花咲く。                                       そうして案の定、道に出た。2.5万の八反林あたりの林道だ。でも、家はない。石垣、ひな段、桐の木、かつての集落の痕跡。狐川を渡り、そこが駐車場所、うっほ~い。

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どうせなら、桃畑の中を帰ろうと、一般道より立派な農道を走る(運転はkさん<(_ _)>)           きょう一日で、桃の開花が一段と進んだ気がする。ホントに。桃は五分~七分咲き、白い花はスモモ(李)、こちらはたわわに満開。                          

そうしたら桃畑の中に「ふるさと公園」というのがあった。                                                                                                                                          こんもり桜の大木が連なってる、ソメイヨシノ満開。桃の木もあり見事に満開。

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スモモの古木は、たわわに花が付き、そんな畑は泡立てたような、真っ白い雲たなびいていた。スモモの花の下は良い香り・・・(^^)。

ということで、めでたしめでたし、今回も大成功のお花見でした。  

ではまた  (^_^)/~

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