春らんまんミツマタの巻
2006年3月29日(水)晴れ
きょうは満開のミツマタのお花見です。 丹沢の札掛~地獄沢橋あたりをふらついてから、ヨモギ尾根をつたってヨモギ平に行きました。(^^)
札掛に駐車。いつものニホンジカの一家?がくつろいでいまう。その脇をすぎるとき「めんどくせーな」というふうにノロノロ逃げていきました。 吊り橋を渡り県道を南に歩いていくと、左側のヒノキ林からこぼれるようにミツマタの花が覗きます。ちょいっと上がれば、トップ写真の世界が広がっているのです。中ではミツマタが薫っています。華やかな黄色と果てしない花の連なりで酔ってしまいそう。 右側の藤熊川の河原にも満開のみつまたが見下ろせます、川沿いのフサザクラも満開、きぶしも満開、シデの花も咲き、ネコヤナギも芽を吹いてます。ああ。春・春・・・ですよォォォ(左写真のヒノキ林の中もミツマタの花、花、花・・・♪)
地獄沢を越えた左の林道のすぐ奥にミツマタの密な一帯があります。上の写真にうっすらと人影がおわかりでしょうか。若木なのに下を潜れるくらいな木の高さ、上から撮ったので花が白っぽく写っていますが、中に入ると黄色のアーケード~~これって恍惚感?(笑)。林道の奥にもミツマタは続きますが、ことしは木材切り出し作業中、お邪魔のないよう、きょうは入り口だけ。森林事務所の方によると、戦前から戦後にかけて製紙原料として栽培されていたミツマタですが、輸入パルプに押され、かまわれなくなり今に至ったとか、保護されるでもなく、邪魔にされるでもなく、手入れの良い檜林の中で、居心地よく暮らし増えているようなのです。 花見のあとはヨモギ尾根。藤熊川の流れの浅いところから川を越えます。サンサンとそそぐ朝日は温かく、せせらぎの音や小鳥の声,、向こうにぽっかりミツマタの花 (^^)
そのままとりついた尾根のヒノキ林の中もミツマタの群生、急勾配もなんのその、上ばかり見ながら、ほろ酔い気分です。標高差150mの斜面の100mくらいまではミツマタに励まされ、その先は見えてる尾根を目指しがんばりました(笑)
ヨモギ尾根は札掛から三ノ塔北の肩(お地蔵さん)に伸びる尾根、中腹にヨモギ平があるので、わたしのおきにいり(^_-) 立派な檜林を抱えています。稜線には大かえで、大樅などもあります。
→806m台地に広がる草地です。夏は緑そよそよ、テンニンソウやトリカブト、マルバダケブキの花が咲きます。丹沢を歩くと、ときおりこのような草地が現れます。(^^) ここがヨモギ平(970m)。じきブナたち芽吹き、青葉になり、紅葉します。下草もやがて緑に萌え、花が咲き、冬は雪に覆われます。どの季節に訪れてもうっとりするような、美しいところです。
こんな場所が身近にあることが嬉しく、訪れることできるのですから幸せです。さらに1時間登れば三ノ塔の雄大な景色をものにできるのですが、きょうはここまで。 お弁当からお茶コーヒーフルーツおやつ和洋のフルコースで、の~んびり過ごしました。うっふふ・・
ブナに混じって楓も多く、秋は赤と黄色のハーモニーが素晴らしいです、
下山は東尾根で、ボスコキャンプ場に向かいました。トリカブト&マルバダケブキ
キャンプ場に降りてからは、藤熊川の左岸歩道を歩き、木橋で対岸に渉り、県道に出ます。もう一度、ミツマタのお花見をして、札掛まで戻りました。
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ではまた~・・・ (^^)/~~~
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