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草紅葉、入笠山の湿原

この三連休のお天気は関東地方だけが雨マーク。いったい、、、、、。  でも、長野までゆけば晴れてるらしい、「それゆけ~」というわけで 中央線は小淵沢をすぎ、「富士見」駅で下車をしました。入笠山、湿原のくさもみぢが楽しみです。 

             CIMG6517s      大阿原湿原

2005年10月9日(日) 晴れのち霧

中央線富士見駅のタクシーに「青木の森までお願いします」というと(エアリアの赤破線の)「その道はもう使われてない、とても歩けないよ」と渋られた、しかたなし大阿原湿原まで行ってもらう。すでに標高は1800m以上。「きょうは登りのほとんどないラクラクコースだわァ」と遊覧モードに切り替わった。

CIMG6500  大阿原湿原は時計回りでゆくことに。最初はカラマツ林の中、苔と笹に覆われしっとりした雰囲気だ。木道が・・でも滑りやすそうなやつが延びていた。小川をわたると、湿原とテイ沢沿いの分岐点。 タクシーで楽した分、時間の余裕ができたので、しばし、テイ沢沿いを遊んでみることに。なかなか気持ちよい沢沿い道、ツタは早くも赤く燃え始め、ツリバナの実もなっている。大きな葉っぱの草は九輪草。かなりな群生だ。

CIMG6528 湿原に戻る、一時出ていたガスはあがり気持ちの良い青空が広がっていた。植物観察会の一団が過ぎると、湿原はわたしたちだけになっていた。。。くさもみじ、まだはじまったばかりだろう・・・でも、光にキラキラそよぐ草むらは美しい。空の青さも風の爽やかさも思う存分、味わえる。白樺の幹のなんとも曲線美にうっとり。

湿原散策のあと、入笠山に登る。ほら、そこが山頂だ。

CIMG6535s

すばらしい青空だったけど、じつは展望なし。雲がモクモク、ガスがあがりきらなかったのです。マツムシソウ名残の花が咲いいた。コナシの実がたくさんなっていた。

第二ラウンドは入笠湿原。こちらは幻想的な霧の世界。晴れていたら、くさもみぢ、もっと赤く燃えるのかな?

CIMG6554s

CIMG6558  でも青い光が灯っていた。点々と・・・それはエゾリンドウ、もう終わりかけだけど、たくさんのエゾリンドウがあった。その青さは、今までみた竜胆の中ではきわだって深い青。ロマンチックな白樺の幹のつらなりと青い光のリンドウ、濃い霧に溶けこんでなかなかの風情だ。

CIMG6556

CIMG6577 さて、下山はゴンドラの下のゲレンデを歩く。広々とした草地をシュ~っと直滑降するつもりだったのに、いやはや、いやはや、きょう一番の濃い霧がわいてしまった。五里霧中? ひたすらのくだりだ。  それにゲレンデって、こんなに急であったのか。CIMG6581 写真はかなり下った所、やっと霧が薄れて写せたのだ。前方の雲がとれると、八ヶ岳が見えるのだろう!!

ゲレンデは富士見パノラマリゾートが終点。着替えを済ませ、コーヒーやおやつをいただきほっとしたころ、駅行きのマイクロバス(無料)が出発するのだった。

きょうは4時間半くらいしか(それもほぼ下り)歩かないい、ラクラクコース。だけど翌日、足の筋肉が痛い。その翌日も筋肉痛、つまり、この最後のゲレンデ歩きがずっしり効いてきたのだ。

ゲレンデにさくお見事なる○○○トリカブト。(いつも見ているヤマトリカブトじゃないよ)

CIMG6575s

コメント欄に山行記をのせる予定です。よろしく

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山行記予定地!

投稿: ba_sobu | 2005年10月12日 (水) 22時00分

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