名もなき草こそ・8月
8月のお盆の週末はおかしな天気。スコールのような大雨や、鬱陶しい曇り空、うんざりする毎日でしたが、17日の朝は空気のスカッとした青空でした。もうそろそろ秋の足音、、、、。 とはいえ紫外線たっぷりな真夏の陽ざしの、あの広場の様子はどんなでしょう。
広場を覗くその前に、夕方咲いてた カラスウリの花。
2005年 8月17日 水曜日、晴れ 7:30 a.m.
広場に着いた。「 なぁんだ7月とあまり変わりないじゃない? 」
いえいえ、ツクツクボウシの声で溢れてる。
すると目の前に立派なオニヤンマ。 オニヤンマの目玉はグリーン、GOLD&BLACKの胴体は誇らしげ。カメラを向けるとスイ~ッと逃げる。そうしてまたやってきて、目の前のクズの蔓にとまった。
ふわり、黒アゲハもやってくる。ふわり、ふわり。 やっぱり近づくと飛んでいってしまう。昆虫写真家になるって、ほんとに難しい。
気を取り直し、目の前の赤ジソを観察。なんといっても、この草は広場を席巻しているのだ。腰丈ほどのやつが一面に広がる。
7月に『成長株』と予想したススキがあまり見られないのは不思議だ。誰かか刈り取ったのかなぁ。ハギの仲間が木のようにぐんぐん伸びている。
秋の花、一号はキンミズヒキ。 でも少しくたびれている。
ガンクビソウは咲き始め。
しっかしなぁ この広場、ホントに平凡、花も実もないって、このことだ。
。
ヤブジラミ?細かな毛のついた粒々の実。
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名もなき草って、ほんとうは、名を知らない草、ということだ。
それなのに、きょうは知りたい意欲が萎えている。どうしてかというと脚や腕が、痒くてならない。 蚊とか虻とかカメムシとか、小さな甲虫が、今この広場の王様です。
つくつくぼうし、つくつくぼうし、つくつくぼうし の声に送られて、 この広場から尾っぽを巻いて逃げて帰ったわたしです。8月はまことに手強い、負けました。
9月になって 少しは、「かんさつ」できればいいけれど。
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どうも どうも <(_ _)> <('_')> <(_ _)>
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コメント
(名のある花)も花おんちにかかっては形無し
「美濃禅定道」行って来ましたよ、写真の整理にしばしご猶予を。
投稿: shimada | 2005年8月18日 (木) 22時08分
未完成ですがレポの一部を公開しました
投稿: shimada | 2005年8月20日 (土) 12時15分
拝見しました。コメントを入れましたが漢字を間違っています。絶って→たって です。
お花のかおぶれがずいぶん変わりましたね
あの道を登るのは キツイでしょうね。たくさんのピークがどれも ひとかどの山容ですから。 別山はそれだけで、堂々たる山ですね。 白山からも立派に見えました 下からではなおさらでしょう、 。
むかしの道は なんとともニクイ演出をしますね~
投稿: ba_sobu | 2005年8月20日 (土) 18時00分
ミスプリ了解です、正す方法が無い(全消去以外)のでそのままにしておきます。
花は大半が結実したのでしょう、にもかかわらずまだ楽しませてもらえました。
別山頂上からの眺望はほとんどありませんでした、写真はほとんど奇跡的な一瞬の雲の切れ目で撮影しました、晴れ男の威力です。
この道は以前にも歩いているのでペース配分はばっちりで上りは問題ありませんでした、次の日の下りが雨の中で足元がすべるのでそれがきびしかった。
投稿: shimada | 2005年8月20日 (土) 18時39分
四部構成になりましたがレポ完了です、暇なときに覗いてやってください。
投稿: shimada | 2005年8月21日 (日) 14時38分
綺麗なお写真たくさん 拝見しました
シマダさんのレポを後追いしながら、われながら良く歩いたものだと思います。そして石徹白道の良さを 追体験できました。
ありがとうございました。
あのあたり、裏山なんて、ほんとうにウラヤマしいです (^^)
投稿: ba_sobu | 2005年8月24日 (水) 15時21分
拙いレポートご覧いただきありがとうございます、白山は残雪期、紅葉期にはまたすばらしい顔を見せてくれます、機会がありましたらぜひそんな季節にぜひ訪れてみてください。
投稿: shimada | 2005年8月24日 (水) 18時52分