三頭山 都民の森を
水曜日の山なかまと、初夏の山をゆっくりを歩こうと、都民の森から三頭山を 散策しました。緑の中にいろいろな白い花が初夏の山を飾っていました。
2005年 7月20日 水曜日、 薄曇り
都民の森から三頭山を歩くのは久しぶり。 すると以前に眼に入らなかったいろいいろなものが見えてくるので、自分でも驚いたし嬉しくもあった。 沢沿いの巨木、トチノキ、サワグルミ、シオジ、カツラ・・・。 栗の大木も多かった。
駐車場から鞘口峠に向かう道すがらには白い花たち。 ナツツバキがたくさん落ちている。みあげれば高いところに目立たなく咲いていた。 リョウブはまだ蕾が多い。 良かったのはギンバイソウ、ちょうど開きはじめのいちばん美しいときだ。この花は少しでも薹(とう)が立つと茶色にいかつくなり、おまけに暑気に当ると萎れぶざまな姿をさらす。「ギンバイソウね。でもすぐ名前を忘れちゃうの」 「ヨコハマ・ギンバイって覚えればいいよ」
ギンバイソウ
林下を見れば イチヤクソウ。こちらはお上品なたよりげないお姿なので、枯れかかっても「まぁ、すてき」とか「かわいい~」チヤホヤされる。えこひいき? 白いけどアカショウマ、パッと咲き、うっとりするような香りを放つ。
沢沿いの道
ガクアジサイに似ていてヤマアジサイと山中の看板に写真が出ていた花。沢沿いの斜面に植栽されたかのように、整然と適度な間隔をとって生え、いちめん花盛りだった。「アジサイのなかまかって、たくさんありすぎなのねぇ、どれがどうだか・・」 「○○ウツギって名前のもあるのよ 」 寂しげなのは草アジサイ? 蔓のは いわがらみ?、木に咲いてるのは おおかめのき? ホントになんだかよくわからない。 タマアジサイは咲きはじめ(これは分かるゾ、エヘン)。 コアジサイは終わりかけ(これも分かる、エヘン)。 ←「誰だって分かるよ。これくらい」
バイカツツジ
噂に聞いていた バイカツツジも見つけた。 言われていなければ、気がつかなかったと思う(この花の存在を教えてくださってありがとう)。 葉の裏に小さな花が反っくり返って咲いていた。おしべがツツジらしく突き出している。
いろものでは ヤマホタルブクロ。色も濃いし、ふつうより大きい気がする。 山頂の、しもつけそうがきょう一番華やかな花だった、蕾も多くこれからが本番。 黄系オダマキも咲いていた。
シモツケソウ
蕾といえば レンゲショウマの丸い玉。ずいぶん大きくなっていたけどまだ緑、花の咲くまでには時間がかかりそう。見頃になったころ、長作あたりから上がってこれたらナァ・・・ (^^) コキンレイカはチラホラでした。 そうそう百合の蕾が膨らんできた。 定番のヤマユリ もひとつは うばゆり。。じつは、好きな花、でもね名前かわいそう。どうにかしてあげたい。
三頭大滝は水量多かった。滝見橋の立派すぎな設備は、もったいないと思うけど。
最後に森林館の例の場所を捜すも例のものは見つからず、展示室に入り係の方にお聞きする。 「以前、階段のところでキバナショウキランを見たのですが、今年は出てないのですか?」 「ショウキランは気まぐれで、毎年どこに出るか分からないのです。 歩道脇とかあの植え込みのところとか、ひょいっと出てくるのです。今年は下草刈りをしたけれど、ひとつもみつかりませんでした。花はいまごろ咲くのですがねぇ 」 偽・ゴクアク(笑)のわたしには縁のない花とあきらめた。
DebuBUNA
【山名】三頭山(1531m)
【地図】 エアリア「奥多摩」
【コース】 都民の森駐車場から 鞘口峠をへて山頂。三頭大滝を眺め、駐車場に戻る。
・・・・ (^^) また~よろしく
、
| 固定リンク
コメント
ba_sobuさんも三頭山でしたか!僕は今日(24日土曜日)笹尾根を歩いてきました。
なかなかにゆっくりと、というわけには行かなかったのですが、確かに皆さんの影響で動植物に目がいくようになりつつ有ります。
myHPの記事はちょっと待ってください。
投稿: shimada | 2005年7月23日 (土) 22時39分
日付の訂正:(23日土曜日)でした
投稿: shimada | 2005年7月24日 (日) 10時54分
HPを拝見しました
大羽根山の尾根は破線路もあり前々から気にしていました。 ある時笹尾根を 西に向かっていて 数馬のバス時刻には微妙なときがあり、 いっそここ(大羽根山分岐)から 浅間尾根登山口まで降りたほうが早いんじゃないか、というと 冷静な一人のメンバーが「遠くても分かった道の方がいい」と真っ当な意見を出し、数馬まで駆け下った記憶があります。
シマダさんのレポートからこの意見の正しかったことがよくわかりました。
投稿: ba_sobu | 2005年7月27日 (水) 13時22分