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しろやしお、満開の畦ヶ丸

しろやしおつつじ・・・その白は、いまにも新緑に溶けこんでしまいそうです。     畦ヶ丸のブナ森は、そんなしろやしおつつじが満開でした

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2005年 5月18日 水曜日

道志・和出村から南の的様の先に駐車し、林道をゆく。沢音、小鳥の声、木々の緑の 楽しめる道。(的様とは、沢の流れの中にある、こいのぼりの目玉のような模様の石。 コーヒータイム場所としておきにいりポイントなり)

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横浜活動センターから山にはいる、何度きてもこのキャンプ場の中がよくわからない。 今回も、どっち?どっち?ときょろきょろ道を探しながら、どうにか目的の尾根に乗った。このルートは忘路峠手前で、沢におりる。ときどき荒れていることがあるけど、とてもいい感じなのだ。苔むした岩にバイカオウレンが咲いていた。白いのがガクで黄色のが花びらなんて驚きだ。(これはバイカオウレンじゃなくて シロカネソウというらしいです。葉っぱの様子が バイカオウレンとは違うなぁ。。と思ってました 5/21)

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忘路峠(近くに恋路峠ってのもあるのよ、こんど 恋路峠と忘路峠を繋いでみようか。 なぁんて、話しながら)稜線に出ると、さっそく満開のシロヤシオツツジのおでむかえ! まさかこんなに早くあえるとは、みなのテンションが一気に盛り上がる。モロクボ沢ノ頭から畦ヶ丸に向かうとシロヤシオがだんぜん多くなる。 あっちにも、こっちにも、、しろ、しろ、しろ・・・・・・・・・(サトウキビ畑の替え歌、「たわわ、たわわ、たわわ~♪」と歌いながらあるいていく・・・・・・他のハイカーいませんでしたのでおゆるしを~)

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畦ヶ丸から善六ノタワに向かう。ウワサの通りこの道にはシロヤシオの数が多い。   尾根沿いにも、見下ろす谷にも、白い塊が見える。そしてどの木も満開になったばかりの、瑞々しい白い色い花をたっぷりつけている。畦ヶ丸は1286mほどの山なのに貫禄というか雰囲気のある不思議な山だ。善六のタワに下りながら、ブナの太さや、深くえぐれている谷のようすに感心しきり。シロヤシオ見物のハイカーたちが、二人、三人と 上がってくる。

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もうすぐ善六ノタワだろうな、というころ空が暗くなってきた。それにあまり下ってしまっては登り返しも大変だし、というか、正直なところ『花より団子』状態になっていたので (^^) 、道から逸れた台地におりる。ブナとシロヤシオの花の下でのランチタイム。こんなランチ場は憧れだった。ところが、さっきまでの青空がウソのよう。冷たい風、怪しげな黒雲、おまけにゴロゴロと雷の音。「かみなりさまはイヤだよ~ん」と、あわててピストンの登り返し、畦ヶ丸山頂には「え、いつ?こんなに集まったの?」と思うほど、大勢の人が呑気なふうでランチ中だった。

下山はバンキノ頭からの道で横浜活動センターに戻る。エアリアの地図に「栂の巨木林」とあるところ(写真)。こういう景色は丹沢には珍しい気がする。明るい広葉樹の緑の中に、ぬっと大きな黒木が聳えてると、小者のわたしは、たちどころに「ははっ」と、おそれいってしまうのだ (^^)

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【コース】 的様の先P-横浜活動センター-忘路峠-モロクボサワの頭-畦ヶ丸-善六のタワちょい手前-畦ヶ丸-モロクボサワの頭-バンキノ頭-横活センター-P

★ 山行記録は今回もパスします。

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