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道坂峠を巡る2、春は優しく

iwasitannomaru  

と、いうわけで無事、牧ノ沢山にでた(御正体~道坂峠の稜線)、        静かなり、縦走路。桜も咲いてる、スミレも咲いてる。

enreisou ぶなの林に霧が流れる~とまもなく、さっと陽ざしが射し込んだりもする。広がる落ち葉の絨毯はふかふかだ。優雅なシロバナエンレイソウ。葉っぱの緑色も花の白い色も、そこはかとなく柔らかい。ユキザサはもうつぼみが膨らんでいる。トリカブトがあちこち芽を出した、蕾に見えるのは幼ない葉っぱと、この前教わったばかりだ。・・・・・

 

eozansumire エイザンスミレの花の色ってこんな爽やかだったっけ。膝をついて顔をちかづける。頬がちくちくするくらいに。するといろんな香りがやってくる。小鳥が耳元で囀っているような気もする。ぶな林が違って見える。

douzaka 1228m峰にも三角点あり、ヤヤ左に曲がりカラ松林をぬけてゆく。そして道坂峠は? 道が十時にクロスしているあたり? 札も祠もお地蔵様もないけれど。。。クマザサの縁取る道を今倉山に登りはじめる。道幅が広がってしまたのを少し気にして。

akebono ここのスミレ、色も大きさもさまざま、葉っぱの形も、丸いの・長いの・切れ込みあり・小さい・斑入り・・、スミレの名前少しだけ分かるうちの、アケボノスミレ冴える綺麗な色、だいすきだ。こんなにいろいろ、こんなにたくさん、スミレ好きの人に見せたいな。

kiiro

                          

                    

 一面の黄色の花。いちごの種類の何の花?

 カラマツも静かにめぶきはじめた、谷底もめぶきはじめた。点々とうかぶミツバツツジのピンクの塊も、きょうはなんとも柔らかく見える。

 そうして、いつのまにか山頂(今倉山東峰)に着いていた。

 道坂峠を巡る3 に続きます (^O^)

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コメント

 キバナヘビイチゴでしょうか?

投稿: シマダ | 2005年5月 4日 (水) 21時02分

おお、そうですか。
ありがとうございました。

この手の花は図鑑を見ても違いが分からず、ハナから覚えようという気持ちを無くしていましたが、これを機会に お勉強しようと思いました。

こんごともよろしくお願いします

投稿: ba_sobu | 2005年5月 5日 (木) 20時08分

道坂峠は何度か通ったので、熟読してしまいました。御正体まで尾根の一般道も笹藪の深いとこがあったけど、道も無いとこを歩いたのね。すごい!背丈ほどの笹薮は苦手です。
笹の葉が目に刺さって痛い思いをしたこともあります。でも苦労が多いほうが印象に残ったりして…。

穂高の写真見てくれたのね。ありがとう。
忙しくてレポを作っている暇が無いんです。
345は尾瀬に行ったし~。
雪の湿原を歩き回ってきました。
とけはじめた池トウに足をつっこんで濡れたりも…。今度の週末は高尾の辺りを歩こうと思っています。あ~忙しい!

投稿: かず | 2005年5月 6日 (金) 14時46分

かずさん、それだけ忙しくしていられるなんて
すごいです。
体力ももちろんだけど 気力もね。
若いってだけじゃないですよ (^^)

週末の、高尾って どのあたりを歩かれるのでしょう? 地元なもので、気になります。レポ楽しみです。

投稿: ba_sobu | 2005年5月 7日 (土) 00時18分

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