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くらご峠~生藤山~笹尾根

春の陽ざしまぶしくて、森にはエネルギーが溢れてる (^O^).

2005年 4月27日 水曜日、      くらご峠~生藤山~熊倉山~浅間峠~棡原を歩きました。 春爛漫の笹尾根♪ です。 尾根上の満開の桜に歓声、三国山と生藤山は人出も満開でしたが、あとはのんびり、めぶきの雑木林や林床の花をめでつつの一日でした。

yamatutujiくらご峠からの道はあまり歩かれていませんが、エネルギーの溢れる森でした。めぶきから新緑に移ろうとするなかに、ヤマツツジが咲き、桜もいたるとろに咲き、ヒトリシズカやスミレの花の道なのです。

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mikuni 三国山は満開の桜。ワーオ 、稜線はちょうどのめぶき。   色とりどりの『うぐいすもち』をながめつつ、なだらかなデコボコを伝ってゆきます。あしもとにはアケボノスミレやいろいろなスミレ(笑)がたくさん咲いています。

katakuri カタクリも咲いています。もう終わりかけ、でも透き通るはなびらにあえたのでニコニコ。そしてこの林の落ち葉の広がりの・・、木々の涼やかな雰囲気は、なにものにもかえがたい、笹尾根でいちばんいすきな場所です。カタクリと入れ替わるように、ナガバノスミレサイシン(と思う?)があちこちに咲いていました。

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sasaone さぁ、そろそろ浅間峠、笹尾根とお別れです。        峠からは、日原バス停に向かいます。檜林は歩きよく、ポンポンポンと下ってゆきます、やがて沢沿いの林道に、、車の来ないすてきな道には、ニリンソウ、ミヤマキケマン、クサノオウ、いちごの花たくさん、やまぶき・・・おまけにミズの収穫あり (^^)ホクホク顔で、無事バス通りに着地しました。

棡原中学のBSに着いたとたん、上野原行きのバスがやってきました。(^^)v

沢井入口BS-くらご峠-三国山-生藤山-熊倉山-浅間峠-棡原BS

★ 山行記録をコメント欄にのせました・・・よろしかったらご覧ください (^^)

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コメント

くらご峠~生藤山。めぶきと桜の笹尾根  山-503

【日程】 2005.04.27(水) 【天候】 晴れ  【メンバ-】3人
【山名】 生藤山 (990.3m)  
【地図】 エアリア「高尾陣馬」  25000地形図「与瀬」「五日市」
【コース】
  上野原8:28→(\280)沢井入口BS 08:45-くらご峠 09:15(10)-神社 10:35(10)-生藤山11:35-ランチ711:55/12:35 -熊倉山13:00-浅間峠13:50(10)-棡原中学入り口BS15:05/15:07→(\???)上野原15:30/15:53
   
一ヶ月前(No.501 05.03.30)訪れた倉子峠を起点に笹尾根を歩いた。山桜も満開、めぶきも満開、森は生まれるもののエネルギーに満ちていた。

上野原駅前のバス停はハイカーでいっぱい、ほとんどが坪山のヒカゲツツジ(飯尾行き)と生藤山の桜(井戸行き)の人たち。バス会社の宣伝効果抜群である。わたしたちも満員の井戸行きバスにのり、お先に~、という感じで沢井入口BSで下車した、倉子峠への車道分岐は次の佐野川BSの所だった。沢沿い道にはタンポポ、ダイコンバナ、やまぶきなど、色とりどりの花の数、庭には桃やはなずおうの濃いピンクが艶やかで、周りの里山はめぶきモクモクわっはっはである。一車線の車道に入ると、じき見覚えのある倉子(くらご)峠、野仏や祠と並んで はせを(芭蕉)と東花坊(支考)の句碑も立つ。

峠からの山道はめぶきから新緑に変わろうというところ、鮮やかな黄緑の森からどっと押し出してくるパワーに圧倒されそうだ。そんな中にヤマツツジの赤色が映える。大木の桜も満開、足元にはエイザンスミレ、タチツボスミレ、ヒトリシズカ・・と春の神さまは笑みをふりそそいでくださっていた。尾根道はヤブがかるが、踏まれていて歩きやすい。切り開きからは富士山が見える、ワオ~! 30分ほどで道が横切り『→下岩バス停25分』の道標、わたしたちは左の『←生藤山』にゆく。尾根をはずれてしまうかと思いきや、上手に絡んで上がっているのだ。ここでも絶えることないヤマツツジや桜やスミレの花を楽しみながら30分ほどで、前回も来た神社の裏に出た。ベンチでお茶を飲んでいたらハイカーたちが続々上がってくる。いやはや、生藤山って人気者だな。

北にゆるゆるな登り道、幹の太い桜が続く。花は終わりかけハラハラ舞い散り、道沿いのクマザサにも土の上にも花びらの白い点々がついている。そういうわけで甘草水のソメイヨシノはもう葉桜、一本だけあるヤマザクラの大木が花姿で迎えてくれた。お見事な咲きっぷりにしばし見とれ、さらに北に向かう、三国山直下で巻き道に入り生藤山に登った。狭いし花も少ないのに混雑していたので。「お昼は三国山でいただきましょう」ときびすを返し、ヤマザクラの三国山へ。ドンピシャ!満開!ここの桜の花どきにぴったり合ったのは初めて♪綺麗ね、嬉しいね♪ でもでも山頂はハイカーたちでいっぱい、眺めやる西の笹尾根はモコモコのめぶき『うぐいすもち』のつらなりだ。当然そっちに足が向かった。「ここがヨシ」軍刀利神社元社の小広いピークにシートを広げる、木陰ではそよ風も心地よく、のどかなお昼を楽しめた。ふたたび笹尾根を西に向う。

細かな笹の根元にはスミレが咲いている。黄色や白のいちごの花も、そして何よりめぶきめぶき、いっときの柔らかな森の表情、桜の花は続きミツバツツジも競演する....お楽しみのカタクリの花を探しながら歩く、たくさんの葉っぱは健在、よく見るともう実になっている。「遅かったね~」「でも株は増えている感じ」「あ、あそこ、花じゃない?」ホント、一輪、二輪・・・最後の花が点々と咲いていた。いまはカタクリに代わってスミレ(おそらくナガハノスミレサイシン)が主人公で、落ち葉の雑木林を飾っている。この雑木林は笹尾根の宝・・・縦走路からちょっとはずれて、ゆったりと横たわっている。きょは時間をとれてを良かったナァ、心ゆくまでこの林を満喫できた。縦走路に戻るとタッタカ西に向かい、14時前に浅間峠に到着。「日原から棡原に出てバスの時間まで『Sion』でお茶しましょ」わたしだけ行ったことない、すっごくオシャレなお店らしい。ふふふ、楽しみでありますぞ。この浅間峠から、エアリア地図では日原峠を回って下山するコースどり、でも現地の道標には 日原バス停2.5㎞ と、直接下る案内あり、途中の林道に通じているんじゃない?、道はしっかりハッキリしている。ラッキー! ここを下りよう。

檜林の非常に歩きよい道だった。下りで土がフカフカなのは大助かりだ。30分ほどで沢道になり(ここだけ歩きにくい)じき林道に。道筋の花の種類が増える。スミレ、いちごに加えてミヤマキケマン、ニリンソウ、カキドウシにしては大きな何の花? 石垣にはやまぶきの黄色な連なり、そしてミズの収穫もあってニコニコしちゃう、あっけなくバス通りに出る。ちょっと陽ざしが強すぎだけど、フーフー、10分ほどで棡原中学入り口のバス停に到着した。「Sionはこの上なの、バスの時間を見てから行こう」「あれ!バスはすぐ来るわ」と話しているうちに、飯尾方面からお客をいっぱい乗せたバスがやってきた。すごい、ついてるネ、私たち。ホントにホント、超ラッキー! 今日はお天気良かったし、山桜もめぶきもいちばん良いときに巡りあえ、ツツジもカタクリも咲いていた、もう最高の春の一日でした。でもわたしのSionは、また『おあずけ』・・・。

おわり・・・ (^^)

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投稿: ba_sobu | 2005年4月29日 (金) 02時58分

 相変わらずの渋い道選び、(世間ではマイナールート、バリエーションルートなどと言う)、小生の縄張りからは少し外れるがエスケープルートとしてとても参考になります。
 笹尾根は縄張りですよ!浅間峠から上川乗りに下りればね。

投稿: シマダ | 2005年4月29日 (金) 16時33分

先週はお世話様でした(^^)

三国山のヤマザクラ、満開ですね~
4日違いでも、咲き始めると早いですねぇ。
自分が行った時(川苔山の翌日)は、まだ一部咲き程度でしたのに。

シマダさんと同じで笹尾根の北側は自分も縄張り?なのですが^^;

PS:川苔山レポアップしました。...写真だけですが^^;

投稿: Hg | 2005年4月29日 (金) 23時27分

シマダさん も Hgさんも 笹尾根の北側が縄張りとは。。。 

山歩きを始めて 近所の高尾陣馬を歩き、次に足を伸ばしたのがここ、いまでもときどき歩いては、まだ知らない笹尾根があることに喜びを感じます。

こんかいは カタクリの咲いている一帯の、なごやかさは”発見”でした。同じ場所に何度も来ているのに、今回はなぜにか、この林のたたづまいを、とても美しいと思いました。

シマダさん、今回はバリエーションというほどのものではなかったです。エアリア地図に載っていませんが、しっかとした里道でした。特に 浅間峠からの下り道は、悪天候時のエスケープとしてもOKですし、歩きよいので疲れた足にはもってこいだと思います。

Hgさん、醍醐丸→市道山の吊り尾根、以前のわたしはここを急いで歩いていたので記憶がありません。だから、お写真を拝見していたら、また歩きたくなりました。

投稿: ba_sobu | 2005年4月30日 (土) 21時50分

あ~失敗した~。
三国山のヤマザクラには全然気がつきませんでした~。
下ばっかり見てたもんで…。
浅間峠から下ったんだね。
僕も歩いたことあるよ。
エアリアに載ってない道だけあってちょっと荒れた感じがしましたが迷いませんでした。
帰りのバスちょうど来て良かったね。
僕の時は暇を持て余して用竹まで歩いたことがあります。

投稿: かず | 2005年5月 2日 (月) 18時55分

かずさん
見に来てくださってありがとう
朝早いと富士山もクッキリ見えるんだ
わたしたちは くらご峠の上から見たけれど生藤山や三国山あたりでは もう霞んでしまいました。早起きは三文の徳って ほんとうですね

穂高の写真見ましたよ~
きれいだなぁ・・・ (^^)

投稿: ba_sobu | 2005年5月 2日 (月) 21時43分

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生藤山生藤山(しょうとうさん)は東京都・神奈川県・山梨県の境部(境点は三国山)にある標高990mの山。奥多摩山域の南端。神奈川県の最北端。神奈川県立陣馬相模湖自然公園。昔、国境の木は伐らないルールがあって、生藤山は二国国境なので「切り止め山」と呼び、これが「きっと山」「生藤山」となり、しょうとうさん...... [続きを読む]

受信: 2005年7月11日 (月) 04時09分

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