岡松の峰に繋がる静かな雪の尾根

2019年1月12日 (日)  

閑散とした大月駅から、タクシーで日向部テニスコート(ゲート前)に行く。
ハマイバ前あたりから路面は白くなり、車窓には冬の景色が流れていた。
空は灰色の雲。けれど、すぐ晴れるでしょと自分に言い聞かせて、出発。

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テニスコート脇の林道は堰堤まで来ると、仕事道が分かれ木橋が架かっている、有難し。この道を伝い手前の尾根を回りこみ、雑木に覆われた今日の尾根に辿り着く。
ワクワクしながらとりついた。

Img_8430r               軽アイゼン装着中

ぴーんと冷気が張りつめる。霧がどんどん深くなる。せっせと登れば体が火照ってくるのは、無風のおかげ。

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10分ほどで左の植林が終わると、一帯は360°白の世界に変わる。、
微妙な浮遊感を楽しみながら登っていく。

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霧氷にくるまれた梢が目の前を通り過ぎる。雪が付いたモミの葉の模様が面白い。
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動物の足跡は?テン? タヌキ?アレ!この大きいのはカモシカ?いえ、イノシシ。Img_8453r
朽ちた倒木に若い幹が生え、ぐんぐん伸びてる、そんな尾根。
1120mあたりから急登になるが、雪があってもいやはや大変。
登れども登れども終わらないのだ。

この岩岩ピークで急登は終わり(1250m)、見下ろした写真ですImg_2367r
先に延びるのは水平ななごみ道。
白の世界がいよいよ白く幻想的だ。1270mで左からの尾根が合流する。

Img_2375r                   くまだな

さらに延びる白い道を、ルンルン進み、岩ピークを乗り越えた次が…岡松の峰。
山名板があるけど、なんともね、山頂っぽくない。

「ここってランチの雰囲気じゃないね」 と、あっさり山頂を後にする。

Img_2379r               新しい山名板、古い方は判別不能

下る南尾根は岩岩急降下。手がかりが豊富なので面白がりながら、
アイゼンを引っかけないように気を遣いながら下りる。

勾配が穏やかになると、立派な赤松の多いことに気が付いた。

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やがて公園のプロムナードのようになり、気分良く♪♪♪♪

送電塔の大きな音がブンブン聞こえる脇を過ぎ、12:10 雑木林の大久保山に到着。
待望のランチタイムだ

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大久保山からの下りは、うす雪を踏み込みながらだ。
あまりに大量の落ち葉の堆積に、靴が埋まりそう。。

やがて地面の雪が消え、陽が射してきた。赤松に混じって樅、栂、ブナ、ミズナラなど巨木が多く、写真を撮りながら下っていく。

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そのうちアセビが目立ちはじめ、前方に丘のような滝子山東尾根が横たわる。
ハコスラ、ツチノオトなど、異国的な名前の点を確認せぬうち過ぎ、

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ますます踏まれた細尾根になれば、キリメ峠はもうすぐだ。

キリメ(切目)峠は、特徴的なナナメ模様の大岩に囲まれ、峠らしさはない。
昔からの峠の馬頭観音の上には新しい道標が置かれていた。

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間明野に降りる事にし、しっかりした道を川沿いに下り、堰堤の所からは高巻き道、
最後はススキの荒れ野(畑)に沿って下り、金山神社に着地した。

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わっ、金山神社が立て直された。さっぱりしすぎな境内には、びっくりでした。

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【コース】大月→(タクシー\4510)日向部テニスコート 08:10(10)-とりつき08:40(10)-1270m合流11:00-岡松の峰11:00-送電塔12:00-大久保山(テクゴヤ)12:10(60)-ハコスラ-トヤンハチ14:10(10)-切目峠15:00-金山神社(間明野)15:20(50)→(タクシー\3790)大月
【地図】昭文社:大菩薩  2.5万:笹子・大月

Img_2475r                まめおの? おの?
           

ではまた~♪

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中双里から金山峠へ・・・・・穏やかな尾根に癒された

2018年12月15日 (土) 快晴 

大月からの一番バスで終点ハマイバ前に降りる

Img_8275r         昔の面影そのままで、妙に懐かしい

7時半すぎ、大峠の立派な舗装路を歩き出した。

Img_8276r      馬頭観音

30分ほどで、『山の神橋』 尾根を回り込むと『大山津見神』が現れる。
立派な石の鳥居と石祠は、6年前に建て替えられたらしい

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境内は?大石の点在する不思議な雰囲気  一番の大石の元に石祠を見る

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その裏から山道が始まる、地図通りの急登は、キリッとした空気の下で、気持ちよく登っていける。

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全体コナラの雑木林に、ブナ、ミズナラ、ハリギリの巨木も点在し、
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梢の重なる南の空に雪をかぶった富士山が見えた。

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大ブナImg_2070r
1250m圏の広尾根にさしかかる、いやはや、いやはや。
なんと気持ちよいところだろう。
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アチコチの幹に、熊の剛毛が貼り付いていた。マツの樹液を嘗めに来たのか?
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シラカンバの幹も輝く
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小さなヒノキ林を抜け出ると雑木林の広い台地に出た。 中双里だ。
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いったいは枯れたスズタケ。かつてはササヤブに覆われていたそうだ。
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中双里から、なだらかな尾根を滑るように下ってから、広い雑木林を登っていく。
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大木には錆びたワイヤが巻き付いたまま放置され、
林道などもハッキリ見える、
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突如 目の前に白ザレのキレット現れる、『アリノトワタリ』だ。キモを据えて渡った。

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キレットを越えた所で、奈良子林道に出る。
林道は南が大きくひらける展望地。富士山が三ッ峠の上にぽっかり浮かんでいる。
大谷ヶ丸の双耳峰や登ってきた中双里の尾根も見えて嬉しい。

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野脇には寄らず、東へと、金山峠に下る。
距離は短いが見かけより難しい。

右側は剔れた谷地形が多く、地質は先ほどの『アリノトワタリ』と似ている。

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尾根上は癒やし系の雑木林、午後の柔らかい陽射しをいっぱい浴びながら歩く、
今のこの時が貴い。

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道標の立つ金山峠には14:30ころ着いた。

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大岱山経由尾根道でなく、早く下りられそうな沢沿い道を選んだら、
ずいぶん急降下。
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何度も渡り返すので時間がかかってしまう。
昔、昔下った時は、これほど大変だったかなぁ?

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沢筋は 気温が低い。シーズン初の氷の作品を見れたのは良かった。

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最後の高巻きの林道は、ところどころ壊れていたし、
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金山峠から山口館まで1時間半もかかったとは、我ながら驚きだ。

Img_8410r   フユザクラが満開

【コース】大月7:00→(バス500円)ハマイバ前BS 07:20-大山津見神:07:55(15)-1250m 10:50-中双里11:20-林道11:45-(70)-野脇ノ峰下/山道へ13:30-金山峠14:35(10)-林道へ15:50-山口館16:20-(タクシー\3250)大月17:00 
【地図】昭文社:大菩薩  2.5万:大月


今回がことし最後の山になりました
”青空に雲が光る”にお訪ねくださったみなさま、一年間ありがとうございました。
来年はどんなお山を歩けるでしょう・・・ 体力気力の維持が課題です。 
run
どうか、これからもよろしく・・・ね。

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ではまた~♪

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三浦アルプス、山あり沢あり巨木あり


2018
年12月13日 (木) 

長柄交差点から静かな車道を歩き、森戸川沿いを進むと、住宅がついえたあたり、
ゲートがある。

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こんな感じの道が延びていく

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車道を潜る

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だんだん山深い感じに

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林道終点で、二子山に向かう。左の沢道に下り歩いていく

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道はところどころ細くなるが、ちゃんと辿ってゆけば、稜線に上がれる
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上・二子山(208m)には電波塔があり、山頂はこんなふう。

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展望台もあるが、北風が吹き抜けて寒い。南側で、肩を寄せ合いランチ中、
なんと仲間の1人が、トンビに大きなオニギリriceballをかっさらわれた。
パックを空けて「いただきます」という瞬間、背後から・・・sign03

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林道終点まで戻り、今度は右(北)の、連絡尾根を辿る
こちらは、やや急だ。

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南尾根にあがった。周りをぐるり山々に囲まれている(写真は北側)
町に近いし、標高200mにも満たないというのに。

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背丈のあるすらりとした、よしずの材料に最適そうな笹が両側にびっしり生える。
足柄の矢倉山や金時山でも こんなっ景色をみたっけ。

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シュロなど生え、いかにも南国風。植生がいつもとは違うのが新鮮だ。
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アカガシの大木がずらり!!
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観音塚(167m)までは、思ったより遠かった

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仙元山に近づくと 公園風になる、海の見える小ピークにて。

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この250段階段は有名?  私たちは下りでよかった。

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仙元山(117m)に到着。いままさに、夕日ショーが始まった!!

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な~んて、のんびりしてはいられない。
あともう少しだけど暮れちゃう前に下りないと。

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この斜面はお花畑。12月のきょうでもまだ咲き残る花々をつい・・・

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ワレモコウやヤマハッカなども咲いていた

下りると葉山教会があり

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10分程歩いた風早橋バス停で、逗子行きのバスを待つ。
その間にも夕闇が迫ってきた。

【コース】逗子駅09:40-長柄交差点10:00-森戸林道ゲート10:30-林道終点* 11:30-南郷公園分岐**12:10-二子山12:20(30)- **12:55-*連絡尾根へ13:25-乳頭山分岐13:10-観音塚14:45-仙元山15:45-葉山教会16:00-風早橋BS16:10→逗子駅
【地図】二子山山系主要地図(二子山山系自然保護協議会発行)

ではまた~♪

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大山の表参道・石だらけ


2018
年12月7日 (金)  晴れ~霧~晴れ

大山ケーブル前でバスを下り,コマ参道脇の川沿いを歩く
まだまだ名残の紅葉が美しく、茶湯寺の石段辺りは一幅の画のようだ。

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下社から二重の滝への道を歩く。アラカシ、ウロジロガシ、アカガシなどカシの巨木が次々に現れる。

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見晴台に到着。薄日のホンワカした空が広がっている。三峰の山並みを見るのも
久しぶり。
ここから階段地獄が始まる、分かっちゃいるけど、ツライ所。

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霧が湧いてきて、どんどん濃くなり、チョー寒くなり、鼻水も垂れてくる。

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休み休み登って、時間を掛けて、山頂が近づいた気配がする。
霧の中から浮かび上がる大ブナのシルエット、
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山頂に着くと、薄日が射し青空も見え始めた。
南へ回り込むと相模湾も見えるし、富士山も浮かんでいる。
どんどん雲があがり、風のない長閑な空気感に包まれた。

Img_1765r       阿夫利神社奥社のこまいぬさん

下山は表参道。ヤビツ分岐までは急だけど、まぁこんなものでしょう。と余裕があったが、しそこからが厳しい。石だらけ、足場が危うい。

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石階段の参道の歩きづらさにはかなり応えるが、昔のひとが歩いた道と思い・・・
がんばって下りた

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大杉たちのなんというカッコよさ。

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下社に到着したとき、心からホッとし、神さまにお礼を申し上げ、
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バス時間が迫っていたので、こま参道を駆け
下った。

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以前 同じルートで歩いた時は、これほど時間はかからなかったし、
これほど大変とはおもわなかった・・ような・・記憶が?

【コース】伊勢原08:40→(バス\310)BS大山ケーブル09:05-こま参道-ケーブル駅09:20~30(ケーブル\630)下社09:45-二重の滝10:00-見晴台10:30-不動尻分岐12:10-山頂12:45(50)-ヤビツ分岐13:45-追分(蓑毛分岐)14:15 -下社15:10(25)-ケーブル15:40~50-こま参道-BS大山ケーブル16:05→伊勢原    
【メンバー】3人            【地図】昭文社:丹沢 2.5万:大山


ではまた~♪

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切差~八幡山~天狗山~小春びよりに ♫ リベンジ登山

2018年12月1日 (土)  

一ヶ月前に訪ねたけれど、事情があり桜峠までは行かれなかった。
きょうこそ、
古道を辿り、切差峠~桜峠、できたら天狗山まで行くつもりです。

ここが起点。切差公会堂前の絵地図。
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若宮八幡をすぎ 古道を辿る。沢道になると道筋は怪しくなる 大きな堰堤が現れ、前回は右から巻いて失敗したので、今回は左側を睨むと道を見つけ、道なりにジグザグ上がっていく。時々景色がひらけると、富士山を見晴らせる。

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ルンルン行けばあっけなく舗装道の古峠(切差峠or鍵懸峠)に出た。
こんな道標あり。
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峠から東に、タカノツメの香る稜線を歩く。10分ほどで『金光山』、
さらに10分ほどで『首岩』。

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首岩を回り込むように下り、岩岩を辿り 奇岩障子岩

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岩マツ
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岩をからみつつ稜線を辿る、松が多い

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清八峠では、クロスする道も確認できた

11:15八幡山到着。早いけれどランチに。

Img_1565r水餃子おいしい!

食事を終い、ザンザンン舞い散る落ち葉を浴びながら、ゆるい広尾根を下っていく。

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やがて若いアカマツの植林になると、林床はホオノキの大きな落ち葉に覆われ、
殺風景な印象になった。
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12:45鬱蒼とした植林を抜け、紅葉のただ中に駆けおりる。
桜峠だ。

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地図通りの六差路は、一本だけ草に覆われるが、あとはキチンと残っている。

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明るい峠は、立ち去りがたい雰囲気。
桜峠から東の尾根に上がり、縦走開始。 ここからはテープ類はなかった

この辺り、ちょうど紅葉の華やかな時
前方で待っている小山たちも、鮮やかな彩りをまとっている
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切り通しの罔象峠には、石祠ひとつ

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やがて落ち葉に埋もれて、大岩が点在しだす。

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すてきに迫り上がる目の前の岩ピーク(900m)に立てば、

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ヒャァ!大展望!! ザックを下ろしゆっくりしよう。
御坂の山々と富士山が、靄に溶けそうに並び、ススキはふわふわベージュ色。
「すぐ下の小山は、次の天狗山だ。

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岩ピークから南にガクンと下り、南の尾根を拾う。
登り返し尾根が広くなるが、南へ南へ、あくまで雑木林の中を進む。
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天狗山の「天」の字のピークでなく、左折気味に辿り「狗」の下・845点が山頂だ

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最後の休憩を終え15:00。地形図の最短ルート 山頂直下をとる。

落ち葉に覆われた斜面は、踏み込みが効き、滑るように下っていける。
キンキラキンの紅葉の中、何とも小気味よい。
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すぐ下に石祠ある。二段の石段が組まれ、石の階段もあり 本格的な神社だ。

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この下には道が延びていた。じき水道施設?を見て、左に寄りながら下ると、

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前方がひらけ、果樹園の裏にポンと出た。山頂からわずか20分、
ふりかえる 天狗山。最後まで面白がらせてくれてありがとう。

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御坂の山々や富士山、大きな甲府盆地を見下ろしながら。農道をゆるゆる下り、

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県道でタクシーコールした。

【コース】山梨市→(タクシー3430円)切差公会堂 08:15/08:30-堰堤09:05-古峠09:20(10)-金光山09:40-首岩10:00-障子岩10:15-清八峠10:45-八幡山11:15(45)-分岐12:15-桜峠12:45(10)-罔象峠13:10-1105m展望13:40(15)-天狗山14:25(35)-祠15:05-畑15:20-県道15:55(15)→(1630円)山梨市16:20
【地図】昭文社:金峰山     2.5万:塩山

ではまた~♪

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藤尾山から柳沢峠 優雅でグルメな3日間

2018年11月23日(金・祝)~25日(日)  

前回は周回 藤尾山~石保土山(2008.06.15) 

一日目

犬切峠から歩き出す。散髪されたばかりの防火帯が、涼やかに盛り上がっている。

Img_1105r         ここに荷物をデポし・・

まず藤尾山へ。大ミズナラの立ち並ぶ はばひろの防火帯を上がり
稜線にでると、ブナなども現れる

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前もこの木と一緒に写真をとった。

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三角点の山頂に到着したが、(前はあった)山名板など見えなかった?

大ミズナラには、ヤドリギがいくつも付いて、赤や黄色の小さな花を咲かしているが、なにぶん遠くて・・。

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荷物をデポしたところまで来た道を戻る、きょうはここまで。

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ニ日目
西の空に大きな満月がかかっていた。
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ゆっくり出発 8:30
おっと、出発前にはケーキですよ。
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うす雪の白い斜面を小気味よく下っていく。
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犬切峠の山ノ神
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新犬切峠からの広々とした防火帯は太陽の光に溢れている。見かけより勾配がきつい。
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ダケカンバ林まで上がり休憩。振り返ればるときのうの藤尾山の堂々とした姿があった。

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ここからも素晴らしいミズナラが次々と現れ、飽きない。
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あ~、ぱきっと折れてしまった、
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ミズナラロードは続いてく

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指入峠から、尾根を巻き山道を進み、再び目の前には、直登の防火帯が迫り上る。

まっすぐな太い幹にナナメに縞模様の美しいイケメン巨樹、
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天高く枝を広げてヤドリギをてんこ盛り(ヤドリギが付くのは元気な証拠とか)、

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防火帯は直登をはぁはぁ。一段迫り上がると、また一段、終わらない直登の連続も
ついに来ました、石保土山直下の平坦地。まず山頂にご挨拶した。

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石保土山から、地形図上の北や西への道はなく、南の防火帯をダダッと下る。

Img_1246r                刈り残されたマルバダケブキ

突き当たった巡視路を左へ進む。大規模な補修のあとをすぎる。

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斉木林道と出会う鳥小屋分岐に到着した。標柱があった。なつかしい。
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ここから斉木林道を歩く。早々に、オンボロなトラック一台が置きざられていた。
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斉木林道は、枯れスズタケと痩せた二次林が続くばかりで、単調だ。
せめて斉木峠を確認しようと、地形図を確認しつつ歩く。
峠らしき所は尾根が枝でクロスされ道形なし、シルシらしきもの無し。
右の小山は地形図では△1692.1m? なので、登ってみると
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う~~ん。どうでもいいや。
やがて斉木林道は、辺りの林が美しく整いはじめ、ついに見たことのある風景に出た。

Img_1305r      白石峠で~す。水場も近い。

三日目

東の空に煌々と輝く金星を見て、やがて日が昇る。

Img_1316r
南に向かって歩き出す。小さなコブの北斜面は、霜柱をかりかり崩しながらだ。
登り
詰める丘の上は陽射しに溢れてる。「当然、休憩でしょ!」
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東面は、重なり合う山々が墨絵のよう。地図を見ながらワイワイ山座同定。

A1       aは黒川鶏冠山なので・・・  bは? cは?

その先も陽射したっぷりの展望プロムナードは続く。次のピークが倉掛山、
手前のお休み処で、「もちろん休憩」 やったぁ!!

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倉掛山を過ぎると、人工物が増えてくる。
板橋峠のゲートを越えると、斉木林道は舗装されている。

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三窪高原のベンチを過ぎる。かつてレンゲツツジの最大の群生地。今はどうなの?

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NTTの巨大電波塔を過ぎ、鈴庫山分岐まで来た。ザックをデポし細い尾根を下る。
こんなに整備されてた? あっけなく到着した鈴庫山で。(前回の鈴庫山2007.06.30
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そして最後の休憩地「柳沢ノ頭」に立った。

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お待ちかね肉まんタイム。
大量にお湯を沸かしお茶を飲みながら、
のんびり過ごした三日間に、思いを巡らせた。

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【一日目】塩山10:32→(タクシー\9100)犬切峠11:40-藤尾山 12:45(30)-アンテナ14:15
【二日目】アンテナ08:30-犬切峠08:40-新犬切峠08:45-指入峠10:20-石保土山11:20(50)-鳥小屋分岐12:50-斉木峠?13:40-白沢峠14:45(水汲み)
【三日目】白沢峠07:30-倉掛山08:50-板橋峠10:50-藤谷ノ頭11:10-鈴庫山12:25-柳沢ノ頭13:20(50)-柳沢峠14:45→(車)塩山
【地図】昭文社:大菩薩 2.5:柳沢峠、雁坂峠  

ではまた~♪

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小川谷林道から材木小屋尾根

2018年11月10日 (土)  

まだ陽の射し込まぬ、早朝の小川谷林道。きのうの雨で、  積もった落ち葉が湿っている。赤や黄色の、厚いフカフカを感じながら歩いていく。

Img_7995r            マムシグサの実 ポツンと目立つ

カロー橋を過ぎる。大きな石が道路に落ちたまま放置され、私たちはその傍らを摺りぬける。

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ハンギョウ尾根のモノレール基地辺りまできた。 
谷に光が溢れ、オオモミジが真っ赤に燃え

Img_0608r
メグスリノキは緑と赤が半々の上品なグラデーション
Img_0651r
道を覆う落ち葉の絨毯は、濡れ色が華やかだ。

Img_0629r
ホウノキ Img_0615r

「4.0.㎞」地点の先の下降路から小川谷に。吊り橋を渡れば、なごみの広場 

B

この上の下段歩道に出て、すぐ尾根に上がる? うっ、けっこう急!
ま、手足を使って這い上がるのも、面白い。

登れば大ケヤキがドンと立つ。ここは巨樹の森。不意にお宝に遭遇できるなんて、信じられない、ラッキー。

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左は杉?の植林になるが、依然として続く急登は地形図どおりということ。
広葉樹林になっところで一服し、さらなる急勾配をせっせと登る。

日が陰ってきた。天気予報と違うじゃない?それでも紅葉は力をくれる。
Img_0716r            メグスリノキ

前方に待ち受ける、壁のような急坂を、ドッコラショ、這い登ると
素敵な落ち葉の段々が連なる。既視感!  タキダニへの道によく似てる、

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材木小屋尾根に沿っては、地味にテープが付く、下りには心強いだろう。
やがて尾根上はアゼビが繁り、若干岩っぽくなる。

上段歩道が横切るポイント。右からやってきた道

Img_8144r
左への道Img_8145r
きょうは上を目指す
巨樹が多いImg_0741r

オノレカンバの大木も。
Img_0769r

視界がひらけ、大いなる落ち葉のうねりが広がる。この辺が1220m圏? 
いいね、いいね。すでに陽射しの絶えた空は寒々しく残念だけど。
大きなすりばちにおりてランチにした。

C
しりばちの北側は雑木林が広がり、
大きな栗の木から見下ろす南側にも、落ち葉の段々が続いている。
Img_0799r            栗の木

日暮れの早い季節ゆえ、来た道を戻ることになった。時間に余裕があると思えば、帰路では寄り道したり、フラフラ徘徊したりして、歩くことができる。

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ピストンで下っていくと紅葉の感じが、登りと違って見える。

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急坂を下り、杉林の縁を過ぎ、大ケヤキの巨木帯にやってきた。
左側には、大ミズナラ
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今朝がたのヒノキ。
幹の模様が綺麗
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奥にもっと巨木なケヤキ

三つに分かれた大ミズナラでは、いろいろ遊ばせてもらう。
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下段歩道の道標の字は読めない。

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一気に尾根を下り、吊り橋に。そして、小川谷林道からは、やれやれと気楽になって、急がず休まず駐車場に向かう。

カロー橋あたりで夕暮れに包まれはじめたので
タワ尾根を下りないで、ピストンにして正解と、つくづく思った。

奥多摩駅の2階「ポートおくたま」に上がってみた、いつお店が出来たのだろう? 
ソフトクリームは味も色も濃く、美味しかった。コーヒーはテクアウトもできるので、
今度利用してみようかな。

Img_8110r        チドリノキ

ではまた~♪

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10月のうらやま情報

2018年10月7日 (木)  

久しぶりのうらやま散策  秋の花も後半のようす

アケボノソウ Img_20181018_091326r

コシオガマKosiogama

フユワラビ

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センブリ

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ではまた~♪

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黒岳に届かぬが☆大きな富士山輝く黄葉

2018年11月15日 (木) 快晴
 
きょうは富士山Img_1011r
登路の板取沢ルートは15年前(03.09.15)、下ったことがある。道標はないがしっかり整備され、40分くらいでバス停に下りられた。今やエアリア赤線ルートになったことだし、久しぶりにここを登り、黒岳~御坂峠とミニ周回をすることにした。

三ッ峠入口バス停から歩き出す、道標のある御坂峠へでなく、左の水平道を行く。

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谷底ゆえ日光は射し込まないが、見上げると心に染みこむような青空! 

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板取沢(涸れ沢)を絡むようになると、所々倒木が現れるが、前回の矢平山の沢道ほど悪くない、

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階段なども整備され、すっかり安心の道のり。

点々と新しいピンクテープが下がっているのが、遠くからでもよい目印だ。   

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沢が合流したところで一瞬、方向が不明になり悩んだ末、右の尾根上にかのピンクテープを発見する。
尾根上には道が延び、ピンクテープも点々と見えるが…… じき、足元がアヤフヤに。

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「道が流れたんじゃない?」前方に立木にピンクが見える。高巻きをトライしたが断念し、涸れ沢に下り、石を乗り越え乗り越えして大ケヤキの所まで上がってみた。

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う~ん、どうやらここは西ノ沢。なだらかそうな尾根を少し登ってみたが、安定してない上、この先どうなっているかが不明なので、戻ることにした。

「きっと分岐を見逃したんだわ、チェックしながら下りようね」。
慎重に慎重に、岩の道を下り、アヤフヤの始まった出合に戻り、

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そこからハッキリした道を10分も戻らなかったろう、尾根を登る道が目の前にあったのだ。Y字分岐は、帰路なら二股に分かれるが、往路では折り返すように登る道、気づかず直進していたのだ。

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幅広の登山道は、階段もしっかり作られ、力強く私たちを上へ上へ連れて行く。
おお、前方に横たわるのはまぎれもない『南稜』だ。ガンバロウ!

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南稜の合流点にはピンクテープがピラピラたくさん付くが、板取沢コースは徹底して道標なしを貫いている。整備されかたとアンバランスだわ。

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もう12時を過ぎ、まずランチだランチ。
木々のスキマから大きな富士山が見えている。展望の良いところでゆっくりしよう!
あ、目の前に格好の大岩が現れた。

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きょうのランチはあの上で。

 Img_1001r      富士山展望 『岩ノ上テラス』

もう黒岳登頂には厳しい時間だし、素晴らしい富士山を眺め満足したので

このまま下りる事にする。

広瀬分岐から下は予想以上に、ヤブっぽい。
最初の展望岩で眼下に河口湖を眺めたあと

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先の広瀬分岐に戻り、野天風呂天水の道(手製道標あり)で下山することにした。
松の多い急降下道も、きょうはそれほど急には思えない。

慎重にローカ状の岩を通過する。

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生気溢れる松林を眺めながら、すいすい下る。ムラサキシキブの実

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やがてあたりは、黄葉の眩しい広葉樹林帯になり、

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誰からともなく「ちょっと、ゆっくりしていこうよ」という声が…。
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そうして素敵な黄金色の森に中に、私たちは腰を下ろす

Img_1052r       コハウチワも もえていた
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すぐ下が下山口だった。野天風呂”天水”は休業?らしく 寂しかったが、
近くに新しいホテルなどでき、華やかな雰囲気。

久保田一竹美術館まで来ると、観光バスが着いたばかりで観光客でごった返す。

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なんと『もみじ回廊』という観光スポットがあり、橋の上では、何組ものカップルが抱き合い「にかっ」と笑って自撮りに夢中だ。

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そんな人混みを掻き分け、ハイスピードで真っ赤なモミジを見物し、
広瀬バス停に着いたら、ちょうどバスがやってきた。

黒岳はいろんなコースがある、せめて来年中には山頂を踏みたいな。

Img_1079r          帰りのバスの車窓から

【コース】 石和温泉08:33→三ッ峠入口BS 09:20-(10)西ノ沢出合10:30-大ケヤキ10:55(道探索)(10)11:20-出合11:30?-稜線へ11:40-南稜 12:15-ランチ岩12:30/13:10-展望岩13:25(10) -広瀬分岐13:35-露岩14:00-(20)-天水15:15-もみじ回廊15:25散策~広瀬BS 15:35→河口湖
【メンバー】 5人


ではまた~♪

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矢平山 ♫ 梁川から四方津へ 秋色ハイク

2018年10月25日 (木)  

久しぶりの青い空、梁川駅から、通い慣れた寺下峠への道…といいたいけれど、
細かいところはアヤフヤ。塩瀬橋を渡り、

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立派なお家の建ち並ぶ一画に来て
「ああ、そうだった」と思い出す。民宿「やまみち」を過ぎ、水道施設の脇から入山。


緩やかな沢沿いの道に延びる黒い管、所々にコンクリートの枡があり、沢が分かれると水道管も分かれる。

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確実に水を確保するための工夫かな?台風のあとなど点検が大変だろう。
ライフラインを丸投げしている自分の危うさを感じる。

Img_0129r    隣の沢にも 管は延びる、

ステキな沢道。だけど倒木が多く、道を塞いだり歩きづらくなっていたり、
尾根に乗るかと思えば乗っ越して、次の沢沿い道へ続いたり、
なかなか尾根に上がれない。

           Img_0144r               沢は荒れ気味・・

大きな岩の右を経ずっていながら「道を外してる」と気づいてる、でも、ここまで来たので強引に上がってしまう。上には「いらっしゃいませ」的な立派な道があった。

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その先は、山腹をジグザグに経ずりながら登っていく(エアリアのロープの所)。


上がりきると、ようやく尾根に出た、真っ先に矢平山の端正な姿が目に飛び込む。

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右側が次第に高くなっていき、その尾根はエアリア記載の寺下峠(道標あり)に至る。
が、私たちは道なりに尾根を巻いていくと、道標あり。〔直進・寺下、左・大地峠、右・倉岳山〕。   とにかくこの辺の峠は悩ましい (寺下峠や大地峠や…)。

私たちは左折、一気に明るくなった雑木の尾根を行く

Img_0162r             木の間越しに 丸ツック山

途中。道から右に高まる尾根に移り・・丸ツック山頂に立ち寄る。
南側の広葉樹林は静かで癒される空間だ。

大らかな道を下り、矢平山に登り返すと、ミニ岩場になる。  
緊張気味の岩登りは、ガンガン高度が稼げて楽しい。

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岩の隙間に咲くリュウノウギクやユウガギクに励まされ、一歩一歩足を持ち上げる。

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矢平山でランチ後、大地峠へ向かう。
   Img_0198r      矢平山はなんとも穏やか

直滑降の急降下の斜面は倒木地獄、なので今回は、急降下だけど直滑降できない。
越えたり跨いだり巻いたり、時間がずいぶんかかってしまう。

Img_0202r      アカマツは大木が、何本もへし折れていた

Img_0208r           倒木の間に、点々とヤマトリカブトが咲いていた。

やがて「大地峠」の古い道標(旧大地峠)に出る。
アップダウンは飽きたわ、なるべく巻道を行きましょう と 
大丸も新大地峠もパスし前進。そしてピカピカ林道を横切った。

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あとは下るだけだ、ルン♫ルン♫。  明るい陽射しを浴びながら、信玄のお座敷松を過ぎ、石仏を過ぎ、道がガタガタに剔れている場所を過ぎる。

Img_0225r               ダンコウバイも鮮やかに黄葉

左下に呆れるくらい擁壁のそそり立つ景色が現れ驚いていると、擁壁工事用のロープが無造作にあちこちの立木に巻かれていて、酷いなあと思いながら、荒れた尾根を辿ると、倒木の先に踏みあとがない。 えっ?道を外した??、

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良くみれば 道は一段下だった。さっきの立木ロープの手前に、左下への巻き道があったと思う。わずかな時間だけど、冷や汗(650mあたり)。

Img_0230r              5mくらいの尾根上から道に下りた

あとは道なりにどんどん下り、川合峠(馬頭観音)、そうして川合集落に出る。

良く歩いたわね~、コンビニがあったらアイスを食べたいわ~、などとおしゃべりをしながら、四方津駅までのんびり歩いた。(コンビニはありませんでした)。 

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「何度も歩いるから、絶対迷うはずないと思ってる所に、落とし穴がある」 
・・・身に浸みました。

【コース】梁川08::10-塩瀬橋08:20-登山口08:40-峠 09:15-尾根10:00-寺下峠10:40-丸ツック山11:20(20)-矢平山11:50(40)-旧大地峠13:10-林道13:30(15)-御座敷の松14:05-※(10)15:05-下山口15:30-河合橋16:00-四方津16:05
地図】昭文社:高尾陣馬 2.5万:上野原

ではまた~♪

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