美しき展望!初冬の社山南稜


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2016年11月17,18日 (土日)  

一日目 曇

憧れの”わ鐵”に乗って間藤駅にやって来た。銅親水公園までタクシー(1720円)

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久蔵沢沿いの林道を歩き、
左岸に移ると、山側はなだらかなカラ松赤松林となり、
そろそろ…という所で入山。

Img_0045_r            ↑ 先日の中倉山の尾根(右)


点々と立つ。『久蔵雨量局順路→』の白い標識はカヤトに紛れ目立たないが、、
順路を追う努力はしていく。結局、追っかけきれない。

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雨量計へは行かず、途中から直登し、1150m辺りで尾根に乗った。

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カヤトに太い赤松が点在する尾根、骨太なシンプルさがいい。
振り返ると、中倉山など足尾の山々が、雪の北面をこちらに向けている。

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カヤトに延びる細い経路、夏~秋はヤブ漕ぎが、大変なんだとか

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1100mあたりでテント(泊)

2日目 曇

軽い荷を背に、山頂めざし出発する。

赤松はどれも屏風絵に出てくるような立派なものばかり。

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じき足元にそよそよのチシマザサになり、1250mで左折の尾根に乗ると、ダケカンバの軽やかな、なだらかな道に。

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やがて私たちは1550m圏の広尾根というか、大広場を歩いていた。

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前方に盛り上がるのは社山(山頂は奥)

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鞍部は、左側が崖の、気を抜けないヤセ尾根。
通過すれば社山の最初の肩1630mへの急登だ、

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薄く積もった雪と岩稜で、心臓はバクバク、それでも「シロヤシオの木が多いわね」などとお喋りしながら、いくつも小ピークを超えていく。

ついに樹林を被ったピークが現れ、そこは紛れもない社山山頂だった。

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三角点と山名表示あり。シャクナゲもあり。

裏に回ればドカンと大きな男体山と、間には水を湛えた大きな中禅寺湖。

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20分後、来た道を戻る。山頂肩の急降下は、ササに積もった雪で滑りやすい。

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1500m圏の広尾根では、ゆっくり休憩した。

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チシマザサの尾根を快調に下り、

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やがて立派な赤松林になり、カヤトが胸の辺りまでの高さになると、テント場である。

尾根下部の急降下点までくる、ここからの道は???、
人の踏み跡? シカさんの踏み跡? テキトーに・・・。

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帰りなので尾根上の雨量計に寄ってみる。このまま南稜を通し末端に降りようか?、
でも、今日は断念。巡視路で戻ることになった。

最初こそ順路を示す白い標柱を追っていけるが、じき標柱は行方不明。谷をトラバースする辺りは道も怪しげで、だいたいこの辺でしょうと、人やら鹿やらの踏み跡を辿るうち、標柱はふらりと現れる。でもすぐ何処かに。とにかく降りればよいので、ガンガン降りる。

林道に着地したのは、結果オーライのほぼ登山口だった。

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カッパを脱いだとたん、雨が降り出した。慌ててカッパを再装着したが、
山を下りてからの雨ってことは、ラッキ-、ということよ。

時間があることだし、南稜の末端を見ておこう。

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一枚岩の崖、う~むここを降りるのか?、痛いトゲの木多し、無理?行ける?けんけんがくがく。左右に逃げられる小尾根もあるが、どうしても尾根を通すなら、それなりに工夫しなきゃね、その分面白そう。

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帰宅後、足尾の観光パンフレットを眺めていたら、南稜のことは「バカ尾根」と記されていた。なぜ? とってもすてきな尾根なのに・・・・・なぁ。

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(1日目) 間藤11:40→銅親水公園12:05-とりつき12:35-1300mテント場14:15  
(2日目)
 テント場06:50-広尾根07:40-肩08:00-社山 08:50(20)-広尾根09:40-テント場 10:25(60)-林道12:25-南稜先端(25)-銅親水公園13:30→間藤

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小春日よりの今倉山


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2016年11月22日 (火) 快晴 
 
素晴らしい小春日和、道志の今倉山に出かける

道坂峠に上がった。

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なんとも 紅葉、オオモミジ、すごっいな。

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尾根の右側はぶな林 今までヤブで気づかなかった。
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いいね。いいね。Img_0855_r

あっというまに 今倉山、暑いくらい
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稜線のブナも健在   この道はひだまりハイキングにうってつけ♪ 

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西峰から富士山
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夏は陰気に見えるこの辺りも 穏やかな・・・

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ぶった切り林道のため尾根を外れる所の大ブナ  二十六夜山が見えてます

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二十六夜山に向かう尾根もなんとも涼やか、
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道坂峠に戻るの林道から。。カラマツ光る

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ススキも光る

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きょうも一日ありがとう

【コース】道坂峠P09:00-稜線09:10-今倉山10:30(25)-西峰11:00(10)-西ヶ原11:15-赤岩11:35(55)-林道13:20-二十六夜山13:40(15)-林道14:10-P15:00
【地図】昭文社:高尾陣馬 2万5千:都留

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再び富士山大室山~そして野尻草原に

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2016年11月16日 (水) 晴と曇

 10月25日 訪ねたばかりの富士山大室山を再訪、
納得できない道を確認しなおすこと、山頂から富士山と対面すること、大室火口を歩くこと、そして野尻草原を訪ねること、そんな思いがありました・・・。

大室山ブナ広場の黄葉に、ギリギリ間に合った

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背負子山の丘と、大室山のデッカイ腹に挟まれたはばひろの道を行く。

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でも前回の景色と違う。
それに前回は、右への登り口付近に「メガネ穴」や「保安林」の標を確かに見た。
目を皿にして歩いていくが、

Img_0584_r           おちばと溶岩

結局見つからぬまま、大室山を通り過ぎてしまったけど、 まぁいいか、
このまま進み、野尻草原を先に訪ねることにしよう。

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両側にスズタケが増え、道は直角に左折(写真↑)。
じき林道は二俣に分かれる、左を行く。
樹海に入る。苔むした森、溶岩が積まれ、大小さまざまな穴があく。

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放置トラックあり。野尻草原に到着だ。

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トラックは運転席部分だけ、後部は落ち葉に沈んでいる???
ボロボロな木製フレーム。いつの時代のものだろう。

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ススキの草原に入る。想像してたよりだんぜん広い。

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長尾山(左)と片蓋山(右)の間に、富士山がどーんと見えるはず・・・超~残念。
いいや、「また来ますから」と、

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道を戻りつつ、大室山への登り口を探さねば。 がしかし・・
「メガネ穴」「保安林」の標がなかなか現れない、   適当に登っちゃえ !

緩やかに登っていく。平気平気、上に行けばいいんだよ。
いつの間に カラ松林はブナ林になった。

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アラ向こうに見えるは ササヤブ、っていうことは、もう大室山の肩だ。
右からやってくるは赤布の道、前回、登ったルートだ。

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大室山北峰を通過し、ただちに南峰に向かう。三角点はすぐ見つかる。

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奥に展望台。だが富士山は雲の向こう、まったくぅ、ついてない。しかし眼下に広大な景色が広がる。直下のススキ原が野尻草原、いくつもの寄生火山も見える。

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尾根の北側に回り、ひとしきり散策の後、

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大ブナの下でランチをいただくことにした。

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ふと見あげると南側がいやに明るい。陽が射してる。「わっ、青空だ、晴れてる」
大急ぎで三角点に駆けつける。
そして展望地に出る。

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きょう、火口に下りる予定はカット、大室山を後にする。ぜったい、また来ますから。

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下山は前回と同じ道を辿る。  謎を解かねば。
あっけなく道らしき鞍部におり*、記憶のカラ松の丘の台地からアセビ帯を抜け、
道形を辿り「メガネ穴」の標のある林道に下りた。その先に「保安林」の標。

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良き道はやがて剔れ、右が土手状に迫り上がる。
そしておだやかなブナ広場に戻るのだ。

落ち着いて大室山ブナ林を眺めれば、黄色に包まれた明るい世界、
大らかな枝振り、癒やされます・・・。

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やっと理解、きょう登った林道が正解で、、
前回は(そして今回の下山路は)背負子山の北側鞍部の林道だった。
大室洞穴やメガネ穴はこの林道の北。(分かっていれば洞穴探しも出来たのに)

そして、大室山下山のさい通過した 「道らしき鞍部*」 こそ、
今朝歩いた立派な林道だった。

Img_0742_r 現場ではよく分かります

【コース】富士風穴入口P08:30-富士風穴08:45(10)-ブナ広場09:05-10:45(野尻草原)11:25-大室山へ12:00-大室山12:40-南峰三角点12:55(ランチ13:20)14:00-カラマツ台地14:25-林道14:40-ブナ広場15:00-P15:15
【地図】昭文社:富士山 2.5万:鳴沢 「富士山を見る知るハイキングガイド」

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画像付き掲示板 再開しましたっ☆

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2016年11月17日 (木) 快晴 

このたび 中断をしておりました画像付き掲示板ですが
めでたく再開できることになりました。

どうかみなさま
ときには 自然のこと お山のこと などなど
わたしに教えて下さい 

右サイドバーから 入れます

画像はなくても かまいません。

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一瞬だけ かいま見えた富士山 !  2016.11.16 大室山(鳴沢)

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秋の佳き日の 白谷ヶ丸

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2016年11月9日 (水) 快晴 

まず大峠でImg_0362_r
とりつき、
スズタケは消え、雑木林は黄葉の盛り、なごみの尾根になっていた

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ところどころ真っ赤なハウチワカエデやオオモミジも見る

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1750m峰を下りた撓みは
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木枯らしが吹き抜け、この場にじっとして いられない。
あわてて 撓みをぬけ

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対岸の尾根に上がるとそこはダケカンバ林、
若い木々のまん中に、ぬし様がどんと立っている

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ここも、林下のスズタケはウソのように消えた

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風は凪ぎ・・・
秋ですねぇ 小春日和ですねぇ♪

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そして、カヤトの丸い丘を登っていく

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もひとつむこうの 丘も登ろう

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茶臼(石庭)に出た!!

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風はなく お日さまだけ。  ひたすら展望を楽しむ  
南アルプス

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双耳の相方の、白谷ヶ丸山頂まで来た
ここまで歩いた尾根を眺めながら ランチにしよう。

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奥の、右(南)に下っている尾根は 吹切尾根だ。 再訪したいな・・・

白谷ヶ丸から縦走路を北へ向かう。 
オオイタヤメイゲツの広葉樹林を抜け

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黒岳に到着  わっ、大和村の標柱だよ

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黒岳から右折し大峠に向かう
黒木の森は、、秋はこんな感じ。いい香り

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赤岩ノ丸に荷を置き 赤谷本宮を訪ねよう。 
急だけど道はしっかり付いている

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着きました 赤谷本宮 きょうは青空に映え

Img_0476_r   お祀りする神さまは? 白谷ヶ丸というより 茶臼のような気がする

覗く谷は深い 美しい  怖い

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赤岩ノ丸に戻り大峠へ下りる道。 
黒木の森が広葉樹林に変わり、散ったばかりの落ち葉が続く

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大峠のすぐ上の東屋ちかくは、平坦で明るい

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大峠からは逆光の富士山

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身の丈にあった ここちよき 周回でした

バス停ハマイバ前あたりは紅葉が見ごろ

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2014年の 梅雨の晴れ間に白谷ヶ丸 と 同じコースでした。
季節の違い 2年間の変貌ぶりも 見て取れます
よろしかったら ご覧になり、比べて下さい。

【コース】大峠08:10-とりつき08:30-1750m峰09:15(10)-石庭10:35-白谷ヶ丸10:50(50)-黒岳12:00-赤岩ノ丸12:50(赤谷本宮)13:25-大峠14:00                      
【地図】昭文社:大菩薩 2.5万:大菩薩峠 

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中倉山~沢入山 展望のプロムナード

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2016年11月6日 (日) 快晴 

中倉山登山口から、ジグザグに作られた道は、急だけど歩きよい。

Img_0137_r      リョウブの薪炭林

やがてミズナラ林になり、爽やかな下笹に覆われる

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稜線・峠(1270m)には大ミズナラが2本、デンと座っている。
その先も急登は続くが、歩きよい道である。

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足下のササ原はずっと続く、
ところどころ
小さな岩場がある。眺望抜群。

2
中倉山の主稜線の手前にきた。青空が一気に大きくなる。大ミズナラやダケカンバが点在する、広やかな風景が待っている。

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尾根下の巻道を進んでいく。その時、「ややっ、あれぞ孤高の大ブナか!」 

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足尾銅山の鉱害に耐えたという大ブナが、凛とした姿を稜線に晒していた。

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大きな吊り尾根のカーブの先には、険しい岩のピークが待っている。
吊り尾根を伝い岩の尾根に変わる感じは、アルペン的な爽快感だ。

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ピークの岩の重なりを越えると、再び左笹原・右ハゲ谷の細い尾根。

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稜線漫歩を続けていると、「な~んだ」という感じで「沢入山(そうりやま)」に立った。
ピークの先の笹原は、大木の切り株が点在し何となくシュールな風景だ。
青い空、白い雲、私を見下ろす男体山、笹の匂いの温かさ。

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沢入山を後にし、来た道を微妙にずらし戻る。南側は風の来ない眩しい笹原、目の前に伸びる大らかな稜線が美しい。

大ブナと再会し、先ほどは巻いた尾根に乗る。ハイカーが増えた。人気のハイキングコースというのも当然だろう。 

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中倉山(中央のケルン)は、山というよりなだらかな丘。

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そのままツツジの中を主尾根に沿って進み、右に道を捉え隣の尾根に移ると、

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朝の道と合流する。

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大ミズナラの峠からジグザグ道を下り(登りより急に感じた)、登山口に無事戻った。

重荷物を背負い駐車場の銅親水公園まで戻る林道歩きは、実に長く感じた。
最後はヘロヘロ・・・だった。

峠のオオミズナラ

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【コース】(前日)銅親水公園P14:00/14:20-中倉山登山口15:40(テント)
(当日)06:30-1270m峠07:25(15)-大ブナ08:40-1704m沢入山10:00(20)-1499m中倉山11:20-峠12:10-登山口12:50(20)-P14:00
【地図】昭文社:日光 2.5万:中禅寺湖 

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大菩薩峠の紅葉は!!

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2016年11月3日 (木・祝) 快晴 

福ちゃん荘~大菩薩峠

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大菩薩峠~賽の河原  

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強烈な北風、寒い  ナナカマド゙
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(復)賽の河原~大菩薩峠

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(復)大菩薩峠~福ちゃん荘

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(復)福ちゃん荘~上日川峠

紅葉が見ごろです

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テント場には 3張りばかり・・・

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帰りのバスでは・・・すずらん館あたりのカラマツの黄葉が見事でした

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ba_sobuの 紅葉情報でした。

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落合から黒川鶏冠山・・霧の中の紅葉

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2016年10月20日 (日) 快晴 

きっと晴れると信じていたのに、落合は濃い霧の中。

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森は芳しい香りに満ちている。濃い霧にうっすら浮かぶカツラは、すらりとした大木。
目の前にほのかに色づいた木々が浮かびあがる。

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足下に散らばる赤や黄色の落ち葉、「ウリハダカエデ」「コミネカエデ」「マルバカエデ」「ハウチワカエデ」「コシアブラ」・・・

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横手山峠への分岐についたのは歩き出して1時間半後。
灰色の空を見上げれば、空いっぱいにサワグルミの実。気が付かなければ決して目に入らない景観の、シュールな感覚に囚われる。ちょっとだけ目の焦点をずらしただけなのに。

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分岐から尾根を巻く道をいく。道はしっかりと石垣で補修されている。

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岩稜を上り詰め鶏冠神社の祠の前に出た。16年ぶりだ。
ここから眺める大菩薩北尾根は、堂々としてカッコイイのだけど、今日はすっぽり霧の中。切り立った谷底を覗くと足が震えた。

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黒川山の見晴台、三角点を確認して、柳沢峠に向かう。
ドウダンツツジは真紅に染まり、タカノツメの黄色の葉が落ちている。

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鞍部が落合との分岐の横手山峠。なにげなく通り過ぎようとしたが、西側の林の美しさに引き込まれるように、さまようことになる。きょう一番、震えた場所。

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立ち去りがたい一角、30分近くフラフラ歩き回った。

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登山道に戻り、柳沢峠に向かう。新横手山峠分岐あたりもスズタケが枯れて、涼やかな尾根が現れ始めている。そんな出来たての?尾根をわざわざ越え、林道側に下りる。

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再び山道に入り、一路、柳沢峠に向かう。「もう3時だよ」という声に、ハッとして、急いだところが、運悪く登り坂。とんだ大汗をかいてしまった。
 六本木峠15時半出。

Img_0350_r   古い道標も見かける


おおよそ下りの源頭の風景の、落ち葉の深い道を行く。
足元優しくとても歩き易い。標高1500mくらい、今が紅葉の盛りか。

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濃赤のオオモミジや黄色のイタヤカエデは散ったばかりの、華やかなふかふかのカーペットだ。
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新しい道標「ブナの道案内図」を見ると、良さそうな道が数本、すべてのルートを歩きたいけれど、そこは後日のお楽しみ、今日は一番速く行かれそうな登山道を行く。

全然憶えてないので、初めての歩く道のよう。すてきなブナやミズナラに感嘆する、キハダの大木の表皮が剥がされているのは動物の仕業? 時々、名札が架かる。「ミズメ(カバノキ科)、別名アズサ、別名ヨグソミネバリ」…勉強になった。

キハダImg_0377_r

柳沢峠に到着は16時15分。霧は一段と濃くなり、辺りはうす暗く、もっと遅い時間に感じられる。タクシー待ち30分の間に、気温がぐんぐん下がっていく。
ポットに残ったお湯を両手で包むと、温かさがしみてきた。

塩山08:12→(バス1100円)鶏冠山登山口09:30-横手山峠分岐12:00-鶏冠山12:10-黒川山(見晴台)12:35(70)-横手山峠14:10+25-林道15:00-六本木峠15:15(10)-柳沢峠16:15/16:45→(タクシー5680円)塩山

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富士山大室山・魅惑のブナ森と、歩き残した精進道を


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2016年10月25日 (火) 曇から雨 

8月富士山五合目から精進道を富士風穴まで歩いたので、その続き。

きょうは、せっかくここまできたので、大室山に登ってみよう。
県道・鳴沢富士宮線の富士風穴入口でタクシーを下車、歩き始める

 

20分ほどで大室山ブナ広場に到着。
う~ん、期待していた.紅葉はまだまだ、今年はだいぶ遅れてるよ。

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背負子山の丘と、大室山のデッカイ腹に挟まれたはばひろの道を行く

↑は 勘違い。 
背負子山の北側を走る林道でした、とんだ大回りをしてました。

 

しっかり道は延びているが、なんたって青木ヶ原の樹海だよ。 慎重にね。 

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「わ~、美味しい匂い~」
カツラの大木の葉が散って 黄色の葉が一面に敷き詰められている。

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右側の大室山の腹に 踏み跡がないか いちいち立ち止まり、
みなで考えながら行くので、時間がかかる。

 

マァこの辺でしょう、と登りはじめた
カラ松林の中に しっかりした仕事道を捉えたよ。このまま行こう

 

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アセビの森を抜けるとカラマツ広場。前方に見えるのが大室山頂だ

 

きっちり南西にコンパスを合わせ、登っていく
時々 テープを見るが 古く取れかけているのが多い

 

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とにかく南西。

 

1
山頂と思った凸は笹に覆われる。 右に回り込む踏み跡が現れる

 

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そのまま進むと山頂の雰囲気となり
到着

 

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お天気は悪い、霧が出てきた まずい。そしてついに雨が降ってきた。

 

というわけで、休まず 南峰に向かう
なんと 笹にハッキリと踏み跡がある

 

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ゆるく下り 少し登る
なんとも良い雰囲気 ゆっくりしたい場所

 

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右に分かれる道はおそらく火口に出る道、霧が濃くなってきたので、スルー

 

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三角点があるはずだけど、見つからないまま 展望台?に出てしまう。
あ~ん。きょうは何も見えない

 

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雨風強い 早く降りたくなってきた

 

ということで 大室山の下山はより慎重に、・・・ 進路は東北だよ

 

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それでもぶなも楽しみながら  帰りはあっという間だった、

 

ぶな広場まで戻り ようやく おちついてお弁当にありつけました

 

 

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後半は 歩き残した 精進道

 

な~んか 樹海っぽくない  傘を差して歩ける道だよ

 

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テンナンショウの実

 

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むむむ、溶岩地形になってきました。

 

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樹海っぽい

 

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こんな石像物もあり

 

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樹海だ

 

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そして、車の音は聞こえると 立派な舗装路となり

 

無事 赤池に到着しました。

 

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【コース】河口湖08:44→(\5140-県道鳴沢)富士宮線登山口09:10(10)-大室ぶな広場09:35-コル-大室山11:15-南峰展望地11:30-大室山11:45(15)-メガネ穴分岐12:35-ブナ広場13:05(20)-県道鳴沢富士宮線13:40-赤池15:20→河口湖
【地図】昭文社:富士山 25000:鳴沢 「富士山を見る知るハイキングガイド」

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比丘尼城址~金山~雨生山・・・三河の希少種を訪ねて

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2016年10月20日 (日) 快晴 

三河って遠い。愛知のはじっこ、静岡をこえて、浜名湖の向こうだよ。

登山口は、新城(しんしろ)の比尼城址下の駐車場
丘尼城址いったいは「世界の桜の園」という公園になっている。
歩き出したとたん
ピンクの小花が現れる。 エンシュウハグマという固有種だそうな。

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丘に上がると白いノギクが点々と見える。シブカワシロギクっていうとか、
全体にこぶりで、淋しい感じ。 花は小さく舌状花少なく 葉は 細長く厚みと照りあり。

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ソバナ、オケラ、コウヤボウキ、ワレモコウ、オミナエシなど、花の名を数えながら歩いていく。

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可愛いハギはマルバハギ。

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そこここにヤマハッカの青い花、ウメバチソウは咲き始め。
金山へは色んな道がありそうだけど、楽そうな、谷になるべく下りなくて済みそうな経路を選ぶ。

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送電線を潜り、樹林帯に入ると、赤い幹の照葉樹の森で、沼津アルプスを思い出した。
林道を跨ぎ、上がりきると三角点の「金山」。

その後 緩やかな下りが続くいていく、
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突然、ハダカの土の台地が現れ、そこに
しけたマツムシソウがポツン、ポツンとさいていた。

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これが ミカワマツムシソウという、固有種なのだ。
全体のイメージは貧相。 花は小さい、舌状花の数は少なく、筒状花だけのもある、
色も薄い。葉も淋しく、栄養不足という感じ・・・

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しかし、この花、養分のない土地に、健気に咲いている花なのだ。
ミツバチはちゃんと分かっていて、次々に訪れる。

次に現れたのはムラサキセンブリ。色は濃く可憐。シャンとした立ち姿。咲き出したばかりで蕾の方が多い。

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そろりと雨生山に向かう、栄養の少ない土地は樹木もか細く、背が低い、松だって針のような葉のネズミサス。ノバラも、実が付いているサルトリイバラも棘ドケトゲ。

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足元には低いササが茂り、間にヤマハッカ、アキノキリンソウ、リンドウ、
シブカワシロギク、普通のヨメナなどチラホラ見える。ときおりムラサキセンブリの姿も。

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雨生山山頂は展望なし。

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さてさて、どう下ろう?地図では山頂からすぐの道が近いみたい。【新城→】という白プレートも誘惑的。ということで、急降下道をガガッと下り始めた。

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いやはや途中から強いササ繁茂で、道を失いかける。急降下ということは岩っぽいということ、展望は抜群だけどさ。

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まぁ無事に、2基の送電塔を過ぎ、牛小屋の前に下りる事が出来ました。
後は田舎道を、
朝の駐車場に戻る。

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まだ陽の高い15時。でも帰路につくにはほどよい時間だ。

【コース】城址下P10:30(10)-比丘尼城址11:15-林道11:40(10)-金山12:05-東の裸地(ランチ)12:40(30)-雨生山13:40-人家牛小屋14:20-P14:40(20
【地図】新城市ホームページより  2.5万:新城 


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